今の日本はまさに『裸の王様』
東電と御用学者という詐欺師が、官僚に取り入って都合のいい情報(服)を渡しました。
「王様、この服(情報)は馬鹿には(正しく)見えないのでございます」
王様は「300Bq/kgの水と2000Bq/kgの野菜や魚を『安全』だ」と言う。
国民は「世界は違うそうだけど、暫定基準だし、王様がそういうのだからそうだろう」と黙っている。
王様は「20mSv/年でも大丈夫だ」と言う。
国民は「王様が言うのだから大丈夫だろう」と思った。
こどもが王様を見て言った。「王様は裸だ!」
すると、
「そんなわけないだろう!」こどもは叱られる。
でも、大人たちもわかっていた。
みんな思っているのだ。『王様は裸だ』と。
でも、だからどうなるというのだ。
いまさら言っても、王様の裸はこどもたちも見てしまった。
今は騒がずに、王様に早く宮殿に帰ってもらうことが先決なのだ。
大人たちはそれで済むと思っていた。
でも、外国の人たちはその様子を見ていたのでした。
ニュースを見ているだけで、政府の見通しがいつも甘いことは誰にでもわかる。
だから、本当の情報は出てこないだろうと知っている。
放射性物質が放出された、汚染水が流れ出た。
風の強さにもよるが、最初の爆発から1日で200kmくらいのところまで放射能プルームは流れて行っただろうと推定(大量放出は14~16日、大きな拡散は22日頃までらしい)できる。ドイツの気象庁が出しているデータでそれはもう全国的に広がっていると知っている。
だから、みんな『かなりの放射性物質を吸い込んだ』ことはわかっていた。
でも、それは認めたくない。だから、政府が発表するまでは『ない』ことにしたい。
政府の方では内部被爆について『もう手遅れ』だと知っているから発表できない。調査もできない。したくない。
調査をすれば、それが証拠となって将来の補償を増やすことになる。この財政の中でそれはしたくない。証拠がなければ因果関係がないと突っぱねることができるのだ。ずっとそうしてきた。これまでの公害や薬害は全てそうだ。今回もそれで何とかなる。それに、今回の健康被害が明らかになるのは10年も20年も先のことで、責任を問われる頃にはほとんどの閣僚は引退隠居している。
内部被爆は手遅れのレベルであり、いまさら外部被爆の20mSv/年くらい浴びても変化はない。
ならば、大規模な疎開と土の入れ替えをするのは費用対効果ではあまりに意味がない。
夏休みには放射性ヨウ素131の放射線量はかなり少なくなっているはず。
小学校再開の基準を20mSv/年で作ったときと同じように、そのときの放射線量に合わせて新基準は下げればいい。
その新基準に合わないだけの放射線量のところは夏休みのうちに土を入れ替えればいい。
将来の補償については、避難地域レベル(ホットスポット含む)の住民だけを対象に、白血病と甲状腺がんだけで済ませよう。
それが国全体として最善の方法であり、大人なら国益のために黙っているはずだ。
騒いでいる奴らは国益を考えないこども、またはそこらへんが理解できないアスペルガーだ。