あす、7月16日(土)は「薮入り」
藪入りとは、江戸時代に広まった風習で、その当時、奉公人に「定休日などなく」、
その日ばかりは、大手を振って家に帰ったり、遊びに出かけたりできる日だった
今の時代、こんな就業規則で会社経営していると、たちまちブラック企業!!と呼ばれ、
労基法でなんらかの処罰をうけてしまうのでご注意を!!
さて、「薮入り」の由来は、
昔から、1月15日、7月15日は、それぞれ小正月、お盆という重要な祭日であった
そこで、15日までに奉公先の用事を済ませ、その翌日の16日は休み!!
定休日がなかった時代、正月と盆の薮入りは、奉公人たちにとって待ち遠しい日だった
また、奉公先の主人にもよるけど、薮入りの日、多くの主人は奉公人に着物や小遣いを与え、
親元に送り出していたそうだ。親元では親が首を長くして子どもの帰りを待っていて、
藪入りの当日だけ、親子水入らずのひとときを過ごしたんだろうね
いまでも、嬉しいことが重なった時「盆と正月が一緒に来たようだ!!」というけど、
昔の奉公人には、この2つの薮入りはTDLやUSJに行くのと同じくらい!
ワクワクしながらその日がくるのを待っていたはず・・・
いまじゃ「藪入り」など死語になっているけど、正月休み・盆休みの帰省はその名残
明日、16日は「盆の明け」でもあり、オイラも送り火を炊いてお見送りしなくちゃ!!
そういえば、さっき、芝浦運河で初めて“ゴイサギ”を見た
これって仏さまの化身かもしれないね!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます