濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

窮鼠猫を噛む

2014年02月19日 | ひとりごと・・

きゅうそねこをかむ・・・・
弱いものでも、追いつめられ、逃げ場を失うと、居直り、天敵といえる強い相手でさえ、
果敢に立ち向かい、ありえない力を出して反撃する

これまで、窮鼠猫を噛むとは、「火事場の馬鹿力」的な理解をされる場合が多くみられた
しかし、本当の意味は、“例え相手が弱くても、逃げ道のないところまで追いこんではいけない”
・・・・という教えなのである

「窮鼠猫を噛む」
この言葉には、大きく2つの教訓が含まれている
ひとつは、「弱いものでも侮ってはいけない」ということ
もうひとつには「逃げ場のないところに人を追いつめてはいけない」ということ

これまで、北海道の木彫りのクマと言えば必ずといってよいほどサケを咥えていた
しかし、サケを侮ってはいけない!!こういう逆襲もあるということだっ!!

窮鮭熊を噛む・・・

サッチェプ

2014年02月18日 | 北海道

関東や東北に大雪をもたらした爆弾低気圧が北海道にもやってきた
昨日、一度は晴れも出て“ホッ!”としたのも束の間、再び雪が降りだし、
その雪は今朝まで降り続いた

しかし、不思議なことに、横浜とは違って北海道に転勤してから「雪」に
対する“危機感”は薄れてしまい、どれだけ降ろうがあまり気にならない
大雪が降ったとしても、“なんとかなるべさ!”と言った感覚が身についた

さて、現在、白老の「アイヌ民族博物館」では冬の風物詩「サッチェプ」作りが
進んでおり、野外に作った大きな干し棚やチセ(茅葺きの家)の軒先に鮭を吊るし、
冬の乾燥した風に当てて鮭をじっくり干し上げる作業が行われている

古来より、アイヌの人々は、一年を通じてさまざまな動物を捕獲してきた
なかでも、最も重要な食糧なのがシカとサケだったという

シカとサケはともに「群れ」をなして行動しているので、一度に大量に獲ることが
可能であり、クマなどに比べたらかなり効率的な食糧だったといえる

アイヌの人たちが作る乾した鮭(サッチェプ)は、乾燥または、凍らせるというもの
かつては仕事に出かけるときに数切れほど懐にいれ、歩きながらかじったり、
弁当代わりにもしていたようだ

その製法は、
鮭漁が解禁になる9月から10月に、白老沖で揚がる雄鮭の内臓を取り除き、
新巻の状態(塩蔵)にする。このときの塩加減がひじょうに難しいという

さらに、)新巻鮭を冷蔵庫で寝かせ、約1ヵ月後の11月下旬から12月上旬に
塩を洗い落とし、荒縄で2本を一対に縛り上げる

12月初旬、軒先に鮭を吊るし、冬の乾燥した風に当てて鮭をじっくりと
干しあげる

2月中〜下旬、寒風干しした鮭をチセの梁に吊るし、さらに約2ヶ月間、
囲炉裏の煙で毎日燻し、表面の皮がカチカチに硬く、中がしっとり熟成する
4月ころに完成となる

白老町若草町のアイヌ民族博物館では、ポロト湖畔で寒干しにし、かやぶきの家の
囲炉裏でじっくりいぶしたサケの薫製「サッチェプ」を販売している

毎年買い求めるファンや本州向け贈答用にまとめ買いする人が多いという
「手間と時間をじっくりかけた」薫製は一見硬そうだが、しっとりとした食感
年段は一本ままの姿造りが約5千円と言っていた

苫小牧に来てから約8か月、これまで数回「アイヌ民族博物館」を訪れたオイラ
先日、ついに!年間パスポートを購入した!これから毎日行こうかな!?

大雪

2014年02月17日 | 北海道

数日間も車に閉じ込められたり、電車が止まらなくなったり、おまけに
停電や雪崩による通行止め!その先の集落は孤立など・・・

大雪に関する基本的な定義はないという
普段降らないようなたくさんの雪が降ったときが、「大雪」なんだとか
だから、急に数10㎝の降雪があっても道民は少しも驚きもしないが、
都会じゃ数センチ降っただけでもパニック!になる

ただ、気象庁が大雪注意報、大雪警報を出す基準はある
しかし、その基準は一律ではなく、地域(市町村)で異なる

たとえば、苫小牧の場合
「大雪注意報」の場合、
(平地)12時間降雪の深さ20cm、(山間部)12時間降雪の深さ30cm

「大雪警報」も、
(平地)12時間降雪の深さ40cm(山間部)12時間降雪の深さ50cm

これが横浜だと、

「大雪注意報」は、24時間降雪の深さ5cm
「大雪警報」は、24時間降雪の深さ20cm
以上に達する、もしくは、達すると見込まれる場合に発令される

なお、参考までに、「注意報」とは、災害が起こるおそれのある場合に注意するもの
「警報」とは、重大な災害が起こるおそれのあるときに警戒を呼びかけるもの

さて、苫小牧の「雪」はどうなったのか?
気が付けば雪はやみ、一気に青空が広がり、日が差してきた!!
しかし、寒さはハンパじゃない!!ドイツの名車も凍る(しばれる)ほど・・

今日の苫小牧

2014年02月17日 | 北海道

2週続けての記録的な「大雪」とはまったく無縁だった苫小牧
それでも、気温だけは北海道らしく!?日中でもプラスになることはない
しかし、雪はチラチラしても積もらず、穏やかな日々が続いていた

ところが、今朝!起きてみると一面の銀世界!!
雨と違って、雪は音もなくシンシンと降る
だからカーテンを開けて景色の変わりように驚くことが多い

駐車場を見れば愛車は可愛そうに原型がわからないほど雪に覆われている
とにかく出社するためには車を覆う“雪のカバー”を除去しなくちゃならない
一晩で積もった積雪は約15㎝ほど

外に出てみると他の住人や動物が歩いた痕跡はなく、新雪にオイラの
足跡だけがしっかり刻まれる・・・これって快感!!

雪をかき分け、愛車に到着!
つま先立ちし、手を伸ばしてルーフの雪をどかしてみる

すると、力を入れなくても雪は風に乗って遠くに飛んでいく・・・
こういう雪の場合、きれいに除去しなくても走り出せば勝手に飛んでいく
乾いて軽い雪質、いわゆる、パウダースノーってーやつ

除雪は5分弱で終了した!!
これが湿った雪の場合、フロントガラスにはカチンコチンの氷が貼りつき、
車内から温風でじっくり溶かしながら、仕上げはお好み焼きの“ヘラ”の
ような器具で氷を削りださなければならない・・・

さて、苫小牧の雪は一向にやむ気配もなく、その勢いが増してきた
1時間前に除雪した会社の玄関先、そこには新雪が10㎝以上も積もっており、
これまでの12時間で30㎝以上は確実に降っているはず

どれだけ降り続くのであろう!?しかし、オイラを除く道民は至って冷静
「去年よりましですよ!これぐらい、みんな慣れてますから!」
現在、風がでてきて雪は斜めに降っている・・・オイラ、雪は嫌いだ!!

さっぽろテレビ塔

2014年02月14日 | 北海道

今日の苫小牧は快晴!気温は氷点下4℃!!
しかし、風もなく、太陽が顔をだすと体感的にはかなり暖かい

さて、画像は札幌のランドマーク「さっぽろテレビ塔」
これが建造されたころ、周りにはあまり高い建物はなかったはず
どこからでもテレビ塔が見えたと思う

が、現在、札幌中心部は高層ビルが立ち並び、ビルの谷間にある
テレビ塔を簡単に探し出すことはできなくなった

それでも、時計台とともに、札幌の観光スポットであり、いつも、
道路の路肩に数台の観光バスが停まっており、ぞろぞろと多くの
観光客が塔のなかに吸い込まれていく・・・

天気さえよければその眺めは抜群だと思うが、
高所恐怖症のオイラ、あまり興味がない・・

ちなみに、テレビ塔は、昭和32年に完成(オイラより年上!)
高さは147.2メートル

札幌雪まつり 2014

2014年02月13日 | 北海道

2月5日からスタートした「第65回さっぽろ雪まつり」
期間中、なんと240万2000人が来場!2月11日に終了となった

画像は、STV広場の大雪像「ウインタースポーツ天国」
ご存知の通り、ソチ冬季オリンピックには多くの道産子選手が参加している

特に、オイラの秘密基地がある苫小牧、此処は女子アイスホッケーの聖地!!
“スマイルジャパン”の主要選手の多くは苫小牧出身者(在住)なのである

オイラも連日連夜「テレビ観戦」しており、決まって午後は、強烈な睡魔に襲われる!
そのたびに氷点下の外に出て“一服”してくる。最近、一気に本数が増えた・・

さて、今日も小雪が舞う苫小牧
凍てつく厳しい寒さと降り積もる雪とたたかいながら、道民は、老若男女を問わず、
ソチ冬季オリンピックを楽しんでいる

メダルなんか関係ない!!
一生懸命に戦っている姿は、道民に、「夢と希望と感動」を与えてくれる
頑張れ“ニッポン!”頑張れ“道産子アスリート”

すすきののP~!

2014年02月13日 | 北海道

北見熊野助(吉幾三)の名曲「すすきののP~!」をBGMに読んでほしい

先週末、横浜から仲間が大挙して来道、小樽で合流、昼食は「政寿司本店」、
裕次郎記念館を見学して札幌へ移動、某ホテルの割烹で懐石料理を堪能し、
それから氷の彫刻を見ながらススキノで大いに盛り上がった

翌日は自由行動、夕方の便で帰るまでの間、「札幌雪まつり」を見学したり、
あるいは、昨夜「遣り残したこと」を達成しよう!という人もちらほら・・

正午、ホテルロビーに集合、すると、幹事から、
「関東の大雪により今日の札幌便は全便欠航!早くても帰京は明日以降!!」
これを聞いて、どうしよう!?という人はひとりもおらず、全員が歓喜!
「北海道まで来て、1泊2日じゃ短すぎる!やったねっ!!ラッキー!」

興奮冷めやらないまま、昼食会場の「松尾ジンギスカン」へ移動
北海道を代表するジンギスカン、キンキンに冷えたビールとの相性がいい
その間、この日の宿も確保できた

横浜の皆さんとはここでお別れ
当初から別行動する予定の友人とともに秘密基地がある苫小牧へ移動
その夜、苫小牧で友人と「生ラム」を堪能中のこと・・・
札幌2日目の団長から電話、
「帰りの便は明後日の夜!!おまけに明日泊まるホテルが見つからない!!
なんとか力を貸して~~」

それから会社の同僚達に連絡、
「総力を挙げてホテルを確保(15人分)せよ!」

待つこと約1時間、
「ホテルの手配がつきました!!」

ということで、空港ロビーで夜を明かすことなく、全員がフカフカの布団で
寝ることができ、帰京の当日、団長からお礼の電話をいただいた
「いやア~~すっかりお世話になりました!アクシデントのおかげで団員の
親睦を十分図ることができたし、すっかり体も軽くなった・・・!?」

団長!次は冬でなく、夏に礼文か利尻にでも行くべねっ!ねっ!団長!!