昨日、少しばかり遅くまで仕事をしていた
気分転換に屋上の中庭にでて、ふと、空を見上げると
ぽつぽつと星が輝いていた
横浜ってこんなに星が見えたっけ?
震災以降、ハマは、車の通行量が減り、京浜工業地帯も減産や計画停電の影響で、
此処の大気もかなり浄化されたのだろうか?
そして、今日の大黒ふ頭、朝は放射冷却で冷え込んだものの、昼間は暖かな
日差しが届き、外にでてみると春らしさが感じられる
この陽気なら、桜の開花に向けて、一気につぼみの成長が進みそう!
さて、お彼岸はガソリン不足や余震の影響で外出を控え、先週末、一週間遅れで
新川崎にある菩提寺へ墓参りにいくことができた
お寺にはソメイヨシノをはじめ、何本かの古木の桜があり、そのなかでも一番の
古木である「枝垂れ桜」がすでに八分咲きとなっていた
桜は、古くから「諸行無常」といった感覚にたとえられており、ぱっと咲き、
さっと散る姿ははかない人生を投影する対象となっている
諸行無常・・・「形あるものは必ず壊れる」
そういうもんだよなあ~と感じることができる歳になってきた
これは、この世のすべてのものにもあてはまること
生きとして生けるもの、すべては、やがて消えていく・・・
と、いうことを常に繰り返している
また、春は出会いと別れの時期
見事に咲いた桜は、これらの要因を見事に引き立てて、散ることをただ惜しむ
だけではなく、ひらひらと散る桜は精一杯さいた勲章かもしれない
このところ、あまりにも真面目に生きすぎていたように感じる
たまには気心の知れた仲間と楽しく過ごし、バランスを取ることも必要かも・・・