濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

2016 三社祭 ハイライト Ⅳ

2016年05月19日 | 浅草(三社祭)

今年に限っては、アート!?な作品が多くなってしまった
そのため、イマイチ、祭りの迫力が伝わる画像が少なく、
本当に申し訳なく思っている

しかし、こうしてUPしている画像であるが、デジカメでなく、
すべてが携帯で撮影したものである



一昔前なら考えられなかったこと
まさか携帯でこれだけの写真が撮れるとは!!

この3枚とも「宵宮」に撮影したものであり、
必要な明かりがないところで撮影したもの



世の中の進歩って凄いもんだね!!



隅田川と三社祭

2016年05月19日 | 浅草(三社祭)

隅田川は、東京を代表する川であり、なんといっても有名なのが“隅田川花火大会”
これは、毎年テレビ中継されるほどで、オイラも1度だけ現場へ出かけたが、
兎に角、ひとが多すぎて風情などありゃしない!!やっぱりテレビで見るのが一番!

トップの画像は、浅草の対岸、墨田区側から撮影したもの
架かる橋は「吾妻橋」、橋を渡った先に浅草がある

また、画像では見えないが、水上バスの発着所の右側には「隅田公園」がある
緑豊かな公園で、一年を通して多くの人が訪れる人気の公園だ
春になると、園内に植えられた700本にものぼる桜が咲き乱れる!!



昭和の雰囲気を色濃く残す浅草とは対照的に、吾妻橋周辺は静かな下町・・・だった
ところが、スカイツリーができてからは観光客も増え、また、高速からも見える
金色のウンコとスカイツリーのコラボは実に近代的で、浅草とは好対照である



さて、これから初夏にお奨めなのが「水上バス」での隅田川の川下り
浅草から浜松町に近い浜離宮(竹芝)まで、隅田川に架かる多くの橋の下を通過する
橋は、その形状、色などすべて異なり、また、夜にはライトアップされ綺麗だ



さて、三社祭と隅田川とは切っても切れない深い関係がある
隅田川で漁をしていた兄弟の網に掛ったのがなんとも粗末で小さな観音様だった
すると、その観音像をみた学者曰く「これを祠(ほこら)にお祀りしなさい」

こうして観音様をお祀りしたところ、兄弟漁師だけ、連日大漁が続いたという
この噂を聞きつけた連中「オイラもご利益にあずかろう!」ばかりに、此処へ押し寄せ、
祠は、やがて浅草寺となり、その参道には仲見世もでき、浅草が大いに発展を遂げる


浅草神社の「神紋」は三網。3つの網は、二人の漁師、そして学者先生を意味する

こうして浅草を有名にした功労者の漁師(兄弟)、そして、進言した学者の3人は
後に「三社(三者)権現」として神格化され、浅草神社のご祭神として崇められている
つまり、三社祭とは、この3人を称えたお祭りだ

ちなみに、隅田川、地元浅草では「大川」といい、その昔は、古くは墨田川とも書いた
その名残として「墨田区」がある

2016 三社祭 ハイライト Ⅱ

2016年05月19日 | 浅草(三社祭)

雷門から浅草寺までの参道には2つの大提灯がある
一つ目は有名な雷門の大提灯、戦後、焼失した雷門を再建、そして提灯を寄贈したのは、
松下電器の松下幸之助氏だ

ちなみに、大提灯は、高さ3.9m・幅3.3m・重さは700kg
三社祭の際には、神輿が下を通るため、この時ばかりは提灯を持ち上げて畳まれる



門の左右には、風神(ふうじん)・雷神(らいじん)像の2体が睨みを利かせている
これは、風や雷をつかさどる神さまであり、浅草寺の護法善神である

元々雷門はこの二神の名前から「風雷神門(ふうらいじんもん)」と呼ばれていたが、
いつの頃からか雷門とだけ呼ばれるようになった
置いてきぼりの風神様、少しばかりやきもちを焼いているとか・・・

また、浅草寺の山門である宝蔵門。此処には浅草寺の什宝物が収蔵されている
雷門同様、先の大戦で焼失。再建したのは、ホテルニューオータニ創始者の大谷米太郎氏



また、大提灯は、江戸時代から浅草寺と所縁のある日本橋小舟町奉賛会が寄贈
その高さは、3.75m・幅2.7m、重さは450kgと雷門の提灯より少しだけ小ぶりである

2016 三社祭 ハイライト

2016年05月19日 | 浅草(三社祭)

5月14日(土)



連合渡御のため観音裏に集合
今年の駒札は「南九番」、44ケ町のうち、9番目の発進



観音裏を出発。浅草神社に宮入。ここで宮司からお祓いを受ける
そのとき、神輿を担げるのは全体の1割にも満たない
画像は、浅草神社、浅草寺を拝礼して、宝蔵門をくぐる神輿

宝蔵門、そして、雷門は担ぎ手にとっては「聖地」
掛け声が反響して担ぎ手のボルテージは一気に急上昇する!!




三社祭 2016 その4

2016年05月18日 | 浅草(三社祭)

しかし、今年の本社神輿渡御は酷かった。年々、荒れ方が酷くなっている

荒れる理由として考えられるのは、
その1、なぜか「一之宮」だと荒れる。これはどの町会も共通!
その2、前の町会(雷門西部)からの受け渡しが夕方だった
その3、今年は、予定より約30分遅れで受け渡しされた

と、いろいろあるが、一番の原因はとにかく担ぎ手の数が多すぎること!!!!
推定で約2千人の担ぎ手がいるといわれている(実際に担げるのは約60人)
そして、夕方の渡御は、今年最後!!とばかりにヒートアップ!!!するからだ

オイラがお世話になっている雷門中部町会といえば浅草44ケ町のなかでも目立つ存在だ
なぜなら、多くの町会は「雷門」をくぐることができないが、中部町会はくぐれるし、
仲見世を通って観音様まで神輿渡御をすることができる

写真1

言い換えれば、浅草のメインストリートを“独り占め”できる町会だ
また、人が多ければ喧嘩も多い。血の気多く、力自慢の連中がこの町会に殺到する!!
本当に迷惑な話。こうした無礼な連中が神聖な祭りを“スポーツ化”させている

それでも担ぎ手の息があえば、どの町会にも負けないほどの実力はある
とくに、その見せ場は「雷門」、「宝蔵門」、そして「観音様(浅草寺)」のまえだ
たたまれた大提灯、神輿を担ぎながら見上げるのが快感!だね

写真2

もちろん、オイラは今年もこの3か所でハナ棒に肩を入れることができた
そして、三社様(浅草神社)でお祓いを受ける時も右のハナ棒だった
こういう奴は2千人のなかでもほんの一握り・・・別に自慢してるわけじゃないけど

三社祭 2016 その3

2016年05月18日 | 浅草(三社祭)

神輿渡御をみるとき、真っ先にどこを見るか?通は飾紐につけられた「紐房」に目が行く
この房が、左右同じように“ゆっくりと横に揺れている”これが最高の状態
担ぎ手の呼吸が合わなければこれがバラバラの動きをし、時には神輿を壊してしまう



さて、神輿とスカイツリーのコラボ!!数年前までこうした風景は想像もしていなかった
スカイツリーと黄金に輝くアサヒビールの本社ビルがあるのが吾妻橋
浅草から吾妻橋で隅田川を渡った先だ。例の金色のウンコがあるところだ

三社祭 2016 その2

2016年05月18日 | 浅草(三社祭)

三社様の御神輿は、過度な装飾をせず、上品な造りだ
なんといってもそのプロポーションが美しい!!もちろん、材質も贅沢な最高品ばかり
さらに、屋根の曲線がなだらかで、かつ、堂(ウエスト)がほっそりしている

といっても、本社神輿の渡御当日は装飾が外され、さらしが巻かれているので、
その美しさを見るなら、渡御前日の土曜日まで(画像は本社一之宮・田原町町会)

また、氏子44ケ町の町会神輿もそれぞれに個性があり、ひとつとして同じものがない
紐の色、彫刻、彫金、とくに、その町会の個性にあわせた彫刻を探し出すのが楽しみ



そして、なんといっても屋根の上に立つ大鳥(鳳凰)が見事だ!!
こうして、御神輿は、約3千パーツに及び、木工、金工、漆工など、20数職の職人の
手でこしらえられる



とくに、三社様の神輿の大きな特徴としては「蕨手(わらびて)」
蕨手は屋根の延長線上にある「の」字の逆さまをしたような形状のものであり、
ここに太い「飾紐」が巻き付けられている



当町会の飾紐は“緑”こうした神輿の特徴により、遠くからでも識別が可能となる
ちなみに、本社神輿の飾紐は“紫”だ

その蕨手が屋根の延長線ではなく、屋根の下から飛び出ているのが三社の特徴
当町会の蕨手も同じ。これだけで“三社通”になれること間違いなし!!

三社祭 2016

2016年05月18日 | 浅草(三社祭)

近頃は、手抜きしているわけじゃないけど、能書きばかりで画像なし
これじゃプロフィールに偽りあり!!画像をUpしなけりゃ申し訳ない
ということで、ボチボチ2016版「三社祭」のハイライトを載せなきゃ!

ところで、不思議な現象が起きている
今年の三社祭はサミットの影響を受けて例年より1週間前倒しされ、
先週末(14~15日)に神輿渡御が執り行われたのはご承知の通り

ところが、今週、しかも、昨日のこと。去年UPした「三社祭」の記事、
このシリーズの閲覧数が驚異的な数字を叩き出した!!どうして???

これにはオイラも正直ビックリ!!どうせなら、事前に閲覧してくれれば
何も知らないより、数百倍!!は「三社祭」を満喫できたはず!!

できりゃ~~オイラのウンチクで予習して、祭り当日は生で見る!!
そうすりゃ「通」になった気分で三社祭を楽しめると思うんだけど

2014 浅草「三社祭」 その12

2014年05月21日 | 浅草(三社祭)

なかなか生の「お囃子」なんてものを聞く機会なんぞないはず
しかし、三社祭に来てみれば、浅草のあちらこちらで本物のお囃子を体験できる

担ぎ手が威勢がよけりゃ~少し早目でノリのいい囃子となる
その場面、場面で曲目(曲目でいいのかはわからないが)が違う

お囃子も日本の伝統文化のひとつ
若い子が、ちゃんとこの歴史を受け継ごう!と、一生懸命なのが嬉しい



2014 浅草「三社祭」 その11

2014年05月21日 | 浅草(三社祭)

浅草は、大きく「東部」「南部」「西部」の3つのブロックに区分され、
オイラがお世話になっている“雷門”は南部に属する

浅草神社の氏子町会は全部で44ケ町
勢揃いを終え、各町会に戻った町会神輿はそれぞれの町会テリトリーを
遅くまで練り歩く・・・夜、神輿を担ぐのを「宵宮(よいみや)」という
粋だねエ~~宵宮、風情というか、情緒がある

そして、唯一、「雷門東部」「雷門中部」「雷門西部」「田原町」と、
南部4ケ町だけが再び雷門から観音様まで神輿を渡御することができる
今年も大いに盛り上がった!!

いま、雷門中部町会の神輿が観音様の真ん前に到着!
青年部長の「木(拍子木)」が入る!!

さて、宵宮でも、雷門、宝蔵門、そして観音様の前が一番盛り上がる
今年、オイラは、観音様から宝蔵門まで、右のハナ棒にとっついた
というか、なんとか辿り着くことができた

神輿の後方に見えるのが「宝蔵門」
詳しくは知らないけど、恐らく、此処に観音様の秘宝が沢山あると思う
なんでも鑑定団にだせそうなお宝がザクザク・・・



2014 浅草「三社祭」 その10

2014年05月20日 | 浅草(三社祭)

浅草神社の参道を出て、隣の観音様へと向かう
神輿が通るルートの両側には大勢のギャラリーで溢れている

お巡りさんが「この先は、ネズミ1匹入る隙間がありません!」
これが本当の人垣、オイラは、半纏を着ているので規制された
“ルートのど真ん中”をひとり、堂々と歩いてきた

しかし、数千人、いや、数万人の視線を浴びるわけで、
なかなかそこを一人で歩くような馬鹿野郎はいない・・・
しかし、此処を通らなきゃ相当“遠回り”しないと目的地に
たどり着くことはできない

オイラの場合、恥ずかしさ・・より、体力を優先しただけ
ちなみに、水屋の向こうに見えるのは「五重塔」ではない
あれが“東京スカイツリー”

さて、今年の三社祭は2日間とも好天に恵まれた
が、今年も三社祭の伝説は本当だった
その伝説とは、

「三社祭の間、晴れていようが必ず一度は雨が降る」
今年も土曜の夕方、さっきまで晴れていたのにパラパラと・・
雨が降ってきた!なにか不思議な気持ちになる

ということで、浅草神社と観音様にもお参りしてきたオイラ
その願いが届いた!!今夜、応援しているベイスターズ、
交流戦初日は楽天に勝って「白星」スタート!

復帰したブランコが打ち、多村選手が守りでファインプレー!
今週末は始めて札幌ドームへ応援にでかける
さ~あ、ペナントレースは始まったばかり、これからが本番!!

2014 浅草「三社祭」 その9

2014年05月20日 | 浅草(三社祭)

正面が「浅草神社」
三社祭、二日間で約200万人のギャラリーが祭りを見に来る
その大半が大きな勘違いをしているようだ・・・

三社祭は観音様、“浅草寺”のお祭りではない!
観音様の隣にある“浅草神社”のお祭りだ!!
その証拠に、観音様に「柏手を打つ」馬鹿な連中も少なくない

浅草を訪れた観光客のほぼ大半が観音様にお参りする
しかし、隣の浅草神社に頭を垂れる人は殆どいない
せっかく浅草まで来て、「ご利益」なんてあるはずがない!

写真は浅草神社とその参道
その時、観音様の裏手には約100基の神輿が勢揃いしていた
まもなく駒札1番、西浅草の大きな神輿が宮入りしてくる
これぞ本当の「嵐の前の静かさ」・・・



2014 浅草「三社祭」 その8

2014年05月20日 | 浅草(三社祭)

松坂牛で有名な「松喜」さんの横にある路地を入る
そういえば、松喜さんの旦那さんも今年亡くなったと聞いた
年々、街を代表する「顔役」とお会いできなくなり淋しい

狭い路地には提灯が飾られ、これを見ると気合が入る
いつもの、いや、大将が拘った「右のハナ棒」には色川
ここが色川の定位置

色川はすぐそこ
名前こそしらないが、いつもの顔ぶれがそこいらじゅうにいる
年に一度、三社祭は浅草の「正月」

「元気!」「今年もよろしくね!」
これから同じ神輿を担ぐ仲間との再会
もうこれを30年以上も繰り返してきた

すべて色川さんのおかげ
大将、そして女将さん
とてもじゃないがオイラに“恩返し”などできるはずがない

できるのは元気な顔を見せること
そして、仲間が怪我なく、この2日間を無事に過ごせること

2014 浅草「三社祭」 その7

2014年05月20日 | 浅草(三社祭)

雷門の真ん前の交差点を渡りきるとこんな風景を見ることができる
新旧入り混じり、なんでもあり!ってーのが浅草
その、なんだかよくわからないのがいい

誰かが言ってた
「浅草はなんとなく怪しい雰囲気がある」

いまでいうデイスカウントの店
今はどうなったかわかんないけど、昔、浅草に「夜逃げ屋」という
雑貨屋おもちゃの“たたき売りの店”があり、いつも人垣ができてた

オイラもつられて何か買った記憶がある
その後、あそこにいる客の大半が「サクラ」だと教えられた
そいいえば、朝から晩まで同じ顔ぶれだったかもしれない・・・