マスコミがこぞって「100年に1回」であるとか、「今世紀最大級」など、
かなり大袈裟な表現で大型台風の接近を伝える場合が度々ある
しかし、ふたを開けてみればさほどの影響もなく、「エッ!?」と漏らすほど、
拍子抜けしてしまうことが多い
確かにそうだ、初めから「この台風はさほどの影響は・・・」と言って、
それが、大災害となった場合、マスコミは袋叩きにされてしまう!
そのため、事前に考えられるすべての要素をミックスしたうえで、
「不要不急な外出を控え、最悪の事態を想定した準備を!」と言わざるを得ない
昨日の「大雪」に関する情報もかなり以前から繰り返して注意を喚起していた
これを鵜呑みにしてしまうと、近所の中年サラリーマンのようになる
頭にはニット帽、分厚いダウン、そして足元は雪用のロングブーツ(長靴)!
さらに、ビジネス鞄の代わりに登山用のリック・・・
電車に乗ってみると同じようなスタイルのサラリーマンがゴロゴロいる
なんとも異様な光景・・まるで雪山トレッキングに出かける集団!?
幸い、若干、雪が降ったものの、気温が高く雨、その雨も夕方過ぎには上がり、
今朝は天気も一変!青空のもと、太陽の日差しもあって暖かい
なにごとも、「備えあれば憂いなし」というが、
備えていてもどうにもならないことも多々ある
昨日、和歌山で起きた通り魔殺人事件
尊い幼い命が一瞬にして奪われてしまった!
その科学的な根拠はないものの、満月の夜、何故か人々は狂気に走るという
そのため、災害や事故だけではなく、こうした犯罪も増えると云われている
本当に、満月が人の精神状態を不安定にさせるのか?
本当に、月のサイクルと人の感情や行動に何か関係があるというか?
また、病気も満月および新月に悪化するという
そして、精神科病棟の患者は何故か乱れ、騒ぎ始める・・・
ある外科医は、満月の夜の手術ではなぜかいつもより出血の量が普段より多い、
だから、医者たちは通常よりも早めに準備するという
考えてみれば、このことはいまに始まったものではない
人と満月との関係は昔からいろんなことが言われている
例えば、
人の生き血を吸うというドラキュラは「満月」が大の苦手
狼男は「満月」の夜、恐ろしい狼男に変身して人を襲う
ジキルとハイド、「満月」の夜になると性格が一変、凶悪犯罪を繰り返す
いま、満月に係らず、毎日、犯罪が発生し、狼男の時代よりも恐い時代になった
満足感が得られず、人を殺すことも正当化するような怪しい宗教に走るもの
ドラックで狼になるものなど、あとをたたない
森羅万象、世の中には科学的に立証することができないことが山ほどある
しかし、人は、朝になると目を覚まし、夜になると眠くなるというリズムがある
そのため、海外旅行をしたときに時差ボケになる
また、夜勤による体内時計の変化、朝昼晩の食事のリズム
これらはすべて「太陽による体内時計のリズム」と云われている
こう考えれば、太陽による変化があるのなら、月による変化があってもおかしくない
なにしろ、月には、地球の海面を大きく動かすほどの力があり、人の身体に与える
影響をまったく無視することはできないと考えるのが妥当かもしれない
さらに、資料を調べているうちに驚くべきことに辿りつく
それは、巨大地震の発生確率は、地球と月との距離とに大きく比例している
近ごろ、スーパームーンという言葉が浸透しつつあるが、これは、満月の時、
月と地球との距離が近い、即ち、いつもより月が大きく見える現象をいう
ところが、今月の満月であるが、今日、6日はもっとも月との距離が遠い「最遠」だ
つまり、天文学的に、スーパームーンは「最近」で、小さい満月を「最遠」という
具体的な数字で言えば、地球と月との平均距離は約38万kmも離れている!ところが、
軌道の関係で+-2万km以上も離れたり近づいたりしているそうだ
なんと!その差は14%にもなるというから見た目でもかなり大きさが異なるわけだ
で、実際に、過去の巨大地震が起きた時はどうだったか?
時間をもてあましたオイラ、歴史的な巨大地震「TOP10」を調べてみた
すると、通常よりも月が遠くにある時期に地震が多く発生していること判明した
その結果は、10のうち、8つも「最遠」のときだった
となると、今日の午前中に発生した「徳島で5強」の地震もなにかしら「最遠」との
関係があるのかもしれない
参考までに、来週は9日(月)から13日(金)までの間が「注意日」となっている
特に、11日(祝)は「危険予測日」であり、注意喚起が必要
前回も書いたが、次のアドレスから月ごとの「最近」「最遠」「注意日」「危険予測日」、
これらを確認できるので、興味がある人は見てみるといい
蛇足になるが、これは単なる「都市伝説」ではない!ということを理解願いたい
http://www.moonsystem.to/calendar/cgi/calendar2.cgi?year=2015&month=2
ん!偶然にも、来週13日は「今年初めての13日の金曜日」じゃねーかっ!
しかし、13日の金曜日に関しては「統計学」の観点からもなんら異常が見らない
欧州や米国における一部の人の単なる“迷信的”な意味合いが強い・・・
しかし、何が起きるか?たとえ、何が起きても不思議じゃない現代
時に、常識とか経験など役に立たないときもある
そのためには、常に、「転ばぬ先の杖」を心がけなくちゃいけない