濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

退役後の「南極観測船」

2012年09月03日 | ひとりごと・・

初代「宗谷」(1957~1962)・・・・東京「船の科学館」に係留・展示中
2代「ふじ」(1965~1983)・・・・名古屋「ガーデン埠頭」に係留・展示中
3代「しらせ」(1983~2008)・・・千葉県船橋港に係留中

3代目「初代しらせ」の退役後については、いろんなエピソードがある
これまでの観測船とは違い、大型であったことから、なかなか退役後の扱いに
相当な時間を費やしたといわれる

XX港に係留・保存!いや、解体してスクラップにすべき、いや、・・・
ということで、最終的には、「スクラップになるのはもったいない」・・
「気象や環境問題の情報発信や議論の場として活用したい」と、「初代しらせ」の
購入を文科省に提案してきた

その結果、民間の気象情報会社「ウェザーニューズ」が購入を決定
「初代しらせ」は、環境情報発信基地として、「第二の人生」を送ることになった
その後、船名をローマ字表記の「SHIRASE」に変更した

画像は、2012年9月3日、横浜港大桟橋を出港する「2代目しらせ」

南極観測船

2012年09月03日 | ひとりごと・・

南極というと真っ先に思う浮かぶのが「タロ」と「ジロ」
タロやジロをはじめ、15頭の樺太犬が南極の昭和基地に置き去りにされたのは
1958年(昭和33年)2月のこと

その後、ジロは1960年に昭和基地で病死。5歳だった
タロは生れ故郷である北海道へ戻り、北海道大学植物園で飼育され、1970年、
老衰のため、14歳7カ月という、大型犬としては極めて珍しく長生きだった

タロもジロも死後は剥製となり保管されている
タロは終焉の地、北海道植物園で、そして、ジロは東京上野の国立科学博物館で

オイラの記憶が正しければ、科学博物館にはジロのほかにも、有名な「ハチ公」も
並んで展示してあった。たまたまオイラが訪れた際、近くにはジャイアントパンダの
フェイフェイとトントンも一緒に展示されていた・・と思う

さて、南極観測隊は、南極大陸の天文・気象・地質・生物学の観測を行うために
日本が南極に派遣する調査隊。その調査隊の足として活躍しているのが「南極観測船」

タロやジロを南極まで運んだのは「宗谷」これが初代の観測船
そして2代目が「ふじ」、3代目「初代しらせ」であり、今日、横浜を出港した
「しらせ」は「2代目しらせ」であり、宗谷から数えると4代目になる

今日の大桟橋

2012年09月03日 | ひとりごと・・

先週の土曜から昨日にかけ、横浜は不安定な天気が続いた
かれこれ20日以上も雨が降っておらず、そろそろお湿りが欲しい!という!?
オイラの願いが通じたのか?ようやく雨が降ってくれた!!

しかし、どうもこれまでと様子が違った
誰かが言っていたが、横浜も“亜熱帯化”が進んでいるようで、夏の夕立・・・
というレベルではなく、まさにスコール!!沖縄で経験したスコールそのもの
兎に角、あっ!という間に灰色の雲に覆われ、急に激しい雨が降ってくる!

そんな訳で、灼熱地獄も雨でクールダウン、何十日ぶりに熱帯夜から開放され、
久しぶりに“熟睡”できたような気がする

何より、今朝は、車の窓を全開!ユーミンの「埠頭を渡る風」そのもの・・・
ハマの心地いい潮風を全身で受けながらクーラーなど必要なし
流石、9月に入り、すっかり秋めいてきたなア~~

と思ったら、青空が戻った横浜、正午前から気温もグーンと上昇!!
今日も最高気温は軽く30℃を越えていると思う
雨が降った後なので、さらに蒸し暑さも加わり・・・まだまだ猛暑は続きそう

さて、大桟橋「リニューアル10周年」の目玉として、先週末の2日間、
大桟橋に南極観測船「しらせ」が接岸、一般公開が行なわれた

今朝9時、ちょうど大桟橋の入口に用事があり、見ると「しらせ」が係留中
さっさと用事を済まして大桟橋のデッキから「しらせ」を眺めてきた

初めてみる南極観測船(砕氷船)
日頃、横浜の港で大型の貨物船や飛鳥Ⅱをはじめとする豪華客船などを見ている
せいか?第一印象は「思ったより小せ~なア」

しかし、よく見ると、南極の分厚い氷を砕いて進む砕氷船だけに、男子の柔道で
例えれば、無差別級クラスといった重厚感がある
ちょうど出港に向けての準備が進んでおり、甲板員たちが慌ただしく動いていた

「しらせ」は、海上自衛隊所有、艦番号はAGB-5003
全長138メートル、厚さ1.5メートルの氷のなかを3ノットで航海可能

オレンジとアイボリーの船体 、そして、紺碧の海と空の青・・・
なんとも絵になる光景!

ただ、残念だったのは愛機(デジカメ)を持ち合わせていなかったこと
しょぼい「携帯」で撮影したので、画像はそれなり・・・悪しからず・・・