今回は、熱帯果樹の書籍紹介をさせて頂きます。
紹介する書籍は、農山漁村文化協会(以下、農文協)から2007年3月に発行されました、米本仁巳著「アボカド 露地でつくれる熱帯果樹の栽培と利用」(本体1,429円+税)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/11/539872a457eb2cc4a260c577930c4609.jpg)
本書は、市販されている書籍としては、国内初のアボカド専門書だと思います。
そんな本書の目次を見てみますと、
と、国内でアボカドを栽培し、利用したいと思っている方には必読の内容となっています。
私が特に面白く読ませていただいたのは「第3章 品種の特性と生かし方」です。
この章では、アボカド品種の分類についてメキシコ系、グアテマラ系、西インド諸島系の地理学的な分類が一般的に用いられていることや、各系統の特性が説明されているのを感心しながら読ませていただきました(表1)。
表1:アボカドの3系統の特性
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/85/d16caa22c2f4d02bf60d27ac6892466a.jpg)
(本書中の3系統の特性記述より作成)
沖縄県では庭木として栽培されているアボカドに稀に果実を見ることができるのですが、品種不明と思っていたのが、今後は「○○系っぽいな」位の認識はできそうなので、この内容は嬉しかったです。
とても充実した内容のアボカド専門書「アボカド 露地でつくれる熱帯果樹の栽培と利用」の発行を機に、国産アボカドの生産が増えることを願っています。
○関連
・「熱帯果樹観察室:アボカドの収穫時期、追熟方法を調べてみました」
紹介する書籍は、農山漁村文化協会(以下、農文協)から2007年3月に発行されました、米本仁巳著「アボカド 露地でつくれる熱帯果樹の栽培と利用」(本体1,429円+税)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/11/539872a457eb2cc4a260c577930c4609.jpg)
本書は、市販されている書籍としては、国内初のアボカド専門書だと思います。
そんな本書の目次を見てみますと、
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と、国内でアボカドを栽培し、利用したいと思っている方には必読の内容となっています。
私が特に面白く読ませていただいたのは「第3章 品種の特性と生かし方」です。
この章では、アボカド品種の分類についてメキシコ系、グアテマラ系、西インド諸島系の地理学的な分類が一般的に用いられていることや、各系統の特性が説明されているのを感心しながら読ませていただきました(表1)。
表1:アボカドの3系統の特性
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/85/d16caa22c2f4d02bf60d27ac6892466a.jpg)
(本書中の3系統の特性記述より作成)
沖縄県では庭木として栽培されているアボカドに稀に果実を見ることができるのですが、品種不明と思っていたのが、今後は「○○系っぽいな」位の認識はできそうなので、この内容は嬉しかったです。
とても充実した内容のアボカド専門書「アボカド 露地でつくれる熱帯果樹の栽培と利用」の発行を機に、国産アボカドの生産が増えることを願っています。
○関連
・「熱帯果樹観察室:アボカドの収穫時期、追熟方法を調べてみました」