熱帯果樹写真館ブログ

 熱帯果樹に関するトピックスをお届けします。

「ちばりよー!やんばるの果樹関連産業」セミナーが開催されます

2007年02月26日 | イベント


 沖縄県北部地域で行われていた果樹に係る研究成果の発表セミナーが機能性を美味しくむだなく「ちばりよー!やんばるの果樹関連産業」セミナーと題され下記の通り開催されます。



 1 月日:平成19年3月14日(水)9:30~12:30(講演 10:00~12:00)
 2 場所:JAおきなわ北部地区本部営農センター
      名護市伊差川327-1,TEL.0980-54-0015
 3 主催:(独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター、
      沖縄県農業研究センター、
      北部農業研究交流センタープロジェクトチーム
 4 講演内容
  1)沖縄特産果実を美味しく飲んで食べて健康になろう
    九州沖縄農業研究センター 研究管理監 杉本明
  2)これからの北部果実生産に向けて
    沖縄県農林水産部園芸振興課果樹班 班長 桃原弘
  3)沖縄産食品に求められるもの
    九州沖縄農業研究センター 異業種連携研究チーム 研究員 後藤一寿
  4)スターフルーツのパワー
    九州沖縄農業研究センター 機能性利用研究チーム 研究員 沖智之
  5)パインの果皮から酢の誕生
    九州沖縄農業研究センター 機能性利用研究チーム長 吉元誠
  6)シークヮーサージュースをもっと美味しく
    中村学園大学大学院 教授 太田英明
 5 参加料:無料

 なお、会場の席には数に限りがあるため、事前の参加申込みが必要となっています。
 参加希望の方は、ホームページを確認の上、参加申込みを行って下さい。

○参考サイト
 ・「(独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター

宮古島・石垣島に行ってきました(‘07年2/22~23)

2007年02月24日 | 旅行記
 2月23日午前中に沖縄本島から宮古島に渡り、その日の夕方に石垣島へ移動し、翌日24日の夕方に石垣島から沖縄本島へ戻るというハードな1泊2日離島巡りをしてきました。



 今回は、宮古島・石垣島で見つけたお土産の中から心に残るものを紹介したいと思います。

 まず宮古島から。
 宮古島空港の2階出発口付近にあります売店で見つけた子ども用Tシャツです。



 ドラゴンフルーツと島バナナのTシャツです。
 試用されている色も少なく、とてもシンプルですが、思わずニンマリさせるインパクトをもっています。
 価格は聞き忘れました。

 続いて石垣島。
 こちらは実際に購入した私のお気に入りお土産です。
 石垣島公設市場の2階入り口にあります「ちょっき屋」の「フルーツちょっき」です。
 「ちょっき」とは八重山地域の方言で「おやつ」の意味だそうです。



 私がお気に入りの「フルーツちょっき」は、4cm×4cm×2cm位の四角い焼き菓子で、サクサクっとした焼いた生地の中に果物餡が入っています。
 餡の種類は、パインアップル、マンゴー、パッションフルーツの3種類です。



 また、まとめて買うと包み紙と同じ可愛らしいデザインの箱に入れてくれます。
 手荷物として持ち帰れる様に入れてくれるオリジナルの紙袋もとても可愛いです。

 石垣島を訪れの際は是非チェックしてみて下さい。

○参考サイト
 ・「石垣島海辺.com

露地パッションフルーツの花芽形成時期が早い?

2007年02月21日 | パッションフルーツ
 旧正月(今年は2月18日~20日)を終えた今日この頃。
 そろそろ沖縄県北部地域は各地で芽吹きが始まり、春が感じられる季節となっています。

 この季節、私が特に気になるのは露地栽培のパッションフルーツです。
 こちらは新芽ではなく花芽が確認できますが、今年は2月21日に初花芽を確認しました(写真1)。


写真1:2月21日に確認した露地パッションフルーツの花芽


 今年のパッションフルーツ花芽は少し早めに確認できた様な気がしますが、毎年のデータを記録していないので早いのか遅いのか正確なことは言えません。
 とりあえず状況証拠から真実が見いだせないか探ってみたいと思います。

 パッションフルーツの花芽形成と云えば、温度と明期の長さの条件を満たせば花芽形成を行うことが知られています。
 温度で云えば日中温度が20℃以上(表1)、明期の長さで云えば11時間/日以上(表2)が花芽発生の条件となっています。

表1:日中温度がパッションFの花芽出現率に与える影響

(「小笠原のパッションフルーツ」.東京都小笠原亜熱帯農業センター.より抜粋)


表2:パッションFの明期時間と花芽発生

(「小笠原のパッションフルーツ」.東京都小笠原亜熱帯農業センター.より抜粋)


 今年の2月の気象条件は、パッションフルーツの花芽形成の条件を満たしていたのでしょうか?
 また、平年値と比べ、早めに花芽が形成される条件が満たされていたのでしょうか?

 まずは日中温度(最高気温)から探ってみたいと思います。

 沖縄気象台のサイトでは、平年値(1973年~2000年の平均値)及び各年の名護市の地上気象観測統計資料を閲覧することができます。
 そのデータを用いて今年と平年値の2月最高気温を日毎データを見ると、平年値の2月最高気温では20℃以下の日が続くのに対し、今年の2月最高気温は2月5日以降ほぼ20℃以上となっていることがわかりました(図1)。


図1:2007年と平年値の2月最高気温の推移
(沖縄気象台発表データより抜粋・加工)


 次に今年2月の明期時間ですが、国立天文台 天文情報センター 暦計算室のサイトで那覇(沖縄県)の日の出、日の入りの時刻を調べ算出することにしました。
 明期時間が11時間以上になったのは、2月3日以降となっています(表3)。
 また、新暦では同月日における日の出、日の入り時刻は毎年ほぼ同じです。

表3:2007年2月の那覇(沖縄県)の明期時間

(国立天文台 天文情報センター発表データより抜粋・加工)


 以上のことから、パッションフルーツの花芽形成に必要な気象条件は、明期時間は2月3日以降、日中温度は2月5日以降は満たされていたことになります。
 両条件が満たされて約2週間後に花芽形成が確認されたことになります。

 日中温度が平年より高かったため、今年は花芽形成が早めに行われた可能性はあります。
 しかし、これからも花芽形成時期を確認して知見を深めたいと思います。

○参考資料
 ・「小笠原のパッションフルーツ」.2002. 東京都小笠原亜熱帯農業センター、東京都産業労働局農林水産部.

○参考サイト
 ・「沖縄気象台
 ・「国立天文台 天文情報センター 暦計算室

「らいぶ寿司」にネタを提供しました

2007年02月17日 | ブログ運営
 最近、ネット広告で「らいぶ寿司」の広告をご覧になった方はいらっしゃいますか?



 この怪しげなサイトは、「シブヤ経済新聞」によりますと、


(前略)

 米マイクロソフトが昨年ベータ版を公開した「Liveサーチ」は、9月に日本を含む世界47市場で正式運用を開始。ウェブや画像、ニュース、ローカルなどの検索結果をスクロールで閲覧できるなど操作性に優れ、商品、論文、ビデオ検索なども可能。地図検索などの新機能も順次公開している。同サービスの導入で、これまでの検索サービス「MSNサーチ」は、「Liveサーチ」に移行した。

 今回日本市場向けに立ち上げた「らいぶ寿司」は、Liveサーチの検索サービスを活用したプロモーションサイト。「らいぶ寿司」の題字は書道家、武田双雲さんに依頼。サイト上には「回転寿司」をモチーフにした仮想のカウンターを用意し、回ってくる皿の上に独自にセレクトした「ネタ」を乗せた。ネタは、マンガや映画、アイドルなどの「懐かし」ものや、未確認生物、珍品料理などの「珍し」もの。ユーザーは皿の上の画像をクリックすると、拡大画面で画像の解説文と関連のキーワード検索結果が閲覧できる仕組み。

 サイト内にはクリック率の高いネタのランキングを表示し、コメント機能も設ける。サイト開始当初のアイテム数は約130点。今後「新ネタ」は毎週30アイテムずつ追加していくという。

(後略)



 とのことです。

 要は、マイクロソフト社の新しい検索サービスの宣伝用サイトです。
 このサイトが面白いのは、

 1.扱っているネタが旬のものではなく、レトロでマニアックなものである。
 2.画像を回転寿司の様に提示して、先に手持ちの画像を開示した検索サービスである。

 ことの2点だと思います。
 調べものをするための検索サービスではなく、暇つぶしに使える検索サービスですね。

 前置きがすっかり長くなってしまいましたが、この「らいぶ寿司」の「珍動植物」に「熱帯果樹写真館」から写真を10点提供することとなりました。

 「らいぶ寿司」を閲覧するためには最新の「Adobe Flash Player(無料)」が必要となりますが、話のタネに覗いてみてください。

○参考サイト
 ・「らいぶ寿司
 ・「シブヤ経済新聞;らいぶ寿司」開設で渋谷プロモーション、マイクロソフトが企画:07/02/09

名護市・国頭村がタンカンの拠点産地に認定されました

2007年02月11日 | 柑橘類


 これまでも沖縄県が拠点産地(定時・定量・定品質を出荷原則に、市場の信用とおきなわブランドの確立を目指す農林水産物の産地)に認定した果樹産地に関わる記事を「東村のパインアップル」「うるま市の中晩柑(あまSUN)」で書いてきました。

 それらに加え2007年1月30日に沖縄本島北部地域の2市村、名護市と国頭村が中晩柑(タンカン)の拠点産地に認定されました(図1)。


図1:名護市・国頭村の位置


 名護市・国頭村が中晩柑(タンカン)の拠点産地に認定された旨を沖縄タイムス(2007.2/1)は以下の様に報道しています。

県のタンカン拠点産地 名護市・国頭村を認定

 【北部】県は(1月)31日、戦略的な農林水産物を育成する拠点産地に、タンカン生産地の名護市と国頭村を認定。国吉秀治農林水産部長が名護市の宮里武尚収入役、国頭村の上原康作村長に認定証を交付した。

(中略)

 名護市では2000年に市かんきつ拠点産地協議会を設立。生産農家198戸で作付面積は100ヘクタール、05年度の出荷量は816トンで県内最高。10年までに900トンの出荷目標を掲げている。国頭村は1999年に村中かんきつ産地育成協議会を設立。生産農家は127戸で作付面積は37ヘクタール、2005年度の出荷量は301トンで名護市、本部町に次いで3番目。10年までに出荷量を360トンに拡大する計画。


 名護市、国頭村と言えば、沖縄県内において結果樹面積、収穫量ともに上位を占めている産地ですが(図2)、今後も引き続きタンカンの振興を計画的に行う模様です。


図2:市町村別タンカン占有率(結果樹面積・収穫量)
「平成17年産 園芸・工芸農作物市町村別統計書(沖縄総合事務局)」より抜粋・加工


 図1、2より沖縄県内のタンカン産地が沖縄本島北部地域に集中していることが伺えます。

 また、これで沖縄県の果樹拠点産地は10箇所に増え、平成19年2月現在における果樹拠点産地は表1の様になりました。

表1:果樹の拠点産地認定一覧(平成19年2月現在)

沖縄県農林水産部園芸振興課ホームページ;園芸の拠点産地の項より抜粋・加工


 今年のタンカンは、不作であり、また出荷時期が早まっているため間もなく収穫シーズンを終えようとしています。
 タンカンは今が旬。
 食べ損ねないうちに一刻も早く入手して下さい。

○参考資料
 ・「平成17年産 園芸・工芸農作物市町村別統計書」.2006.沖縄総合事務局農林水産部統計調査課.
○参考サイト
 ・「沖縄タイムス 経済ニュース;県のタンカン拠点産地 名護市・国頭村を認定:07/02/01
 ・「沖縄県園芸振興課





おきなわ花と食のフェスティバルに行ってきました(2007年2月4日)

2007年02月06日 | イベント
 2007年2月3~4日に那覇市奥山運動公園で開催されていました「おきなわ花と食のフェスティバル」に行ってきました。

 このイベントは、昨年までは宜野湾市のコンベンションセンターで開催されていましたが、今年から開催場所が変わり、一般の出展店舗数が2倍に増えたとのことです。

 会場に到着しますと、一般参加の出店が多数立ち並んでいます。
 「沖縄製粉」の出店では、サーターアンダギーが3個100円で売られていたので、とりあえず購入します。
 サーターアンダギーを齧りながら歩を進めると、ハムやソーセージ、精肉等を販売しているテントがありました。
 そこで試食品をいただていますと、隣のテントでは子ども向けイベントを執り行っているらしく、声が聞こえてきます。

 どうやら「魔法戦隊マジレンジャー」のマジレッドが子ども達と○×クイズを楽しんでいました。
 司会のお姉さんとの掛け合いも軽快です。

 お姉さん「問題!マジレンジャーの兄弟で一番上のお兄さんの名前は○○である。○か×か?」
 マジレッド「マジレンジャーが大好きな皆ならわかるよな!」

 みたいなやりとりで会場も盛り上がっていますが、マジレンジャーを見たことがない私には難しい問題です。

 そうは言ってもヒーローが来ているのなら見ない訳にもいきません。
 人だかりを避けテント脇から覗こうとしていると、次の質問はマジレッドから子ども達へ問いかけることになった模様。

 そして、マジレッドが出した問題は、



 マジレッド、今までの問題の流れと違い過ぎます!!
 お前の赤さは「体をつくる赤の食べ物の赤か?」と問いたくなります。

 そんな素敵ヒーローを後に、私はメイン会場である陸上競技場へ向かいます。

 その途中に気になる出店を発見。
 毎年チェックしている果樹苗木屋さんです。

 今年の看板果樹はインドナツメでした。
 100円玉と比較すると、その大きさがよくわかると思います。



 売り場の方に「品種は何ですか?」と質問してみましたが、「台湾の品種で、一番大きなものです」としか答えてもらえませんでした。
 昨年あたりから沖縄県内でインドナツメが結実した、出荷された等という話をちらほら聞くようになりましたので、果実の品質次第では今後注目の果樹かもしれません。

 そして、いよいよ辿り着きました陸上競技場。
 立ち並ぶテントも園芸色が濃くなってきました。
 農林高校や農業大学校の店先には、花や果実が付いたパッションフルーツの鉢物(1,500円/鉢)も並んでいました。



 そして一際大きなテントの中では、花、野菜、果樹の品評会出展物の展示が行われていました。
 今年の果樹品評会(タンカン品評会)は、事前に沖縄本島北部地域で別途開催したらしく、会場には入選品のみが展示されていました。
 また、その横には沖縄県内で収穫された果実が幾つか展示されていました。


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 昨年と比べると果実コーナーは、かなりコンパクトになってしまった感じがします。
 それでも果樹好きには結構面白いイベントでした。

 また、昨年までは最終日夕方に行われる即売会ではタンカンしか販売されていなかったのに対し、今年は野菜の即売袋(500円/袋)の中に果実が1つ入っていた様です。
 アテモヤは1果で500円以上しそうですから、アテモヤが入っていた袋は大当たりです。
 そういう意味ではサービス向上かもしれません。

 今年も名護市から駆けつけて急ぎ足で見て回ったので、詳細なレポートにならなかったかとは思いますが、「沖縄県の2月には、おきなわ花と食のフェスティバルがある」と皆様の意識の片隅に残れば幸いに思います。

○参考サイト
 ・「沖縄県農林水産部流通政策課
 ・「沖縄製粉
 ・「テレビ朝日 魔法戦隊マジレンジャー


東京(新宿)に行ってきました(2007年1月30日)

2007年02月03日 | 旅行記
 仕事で東京都に行ってきました。
 今回の宿泊地は新宿でしたので、夕方ホテルに到着し荷物を置いてすぐに果樹店巡りに繰り出しました。

 ホテルを出発して間もなく、驚くものを見つけました。
 「タヒチアンノニカフェ」の大きなビルです(写真1)。


写真1:西新宿にそびえるタヒチアンノニカフェビル


 1階が軽食も食べられるお洒落な喫茶店になっていまいた。
 ノニ(ヤエヤマアオキ)が、こんなことになっているとは知りませんでした。

 驚いてばかりはいられません。
 気を取り直して、新宿駅の南口に近い「新宿タカシマヤ」の地下1階を目指します。
 目的地は「千疋屋新宿高島屋店」です(写真2)。


写真2:千疋屋新宿高島屋店パーラーの様子


 「千疋屋」と言えば、日本橋に本店を構える創業170年という日本を代表する果物専門店の老舗であり高級果実店です。

 店舗に到着すると、まずは販売されている果実の中から熱帯果樹をチェックします。
 時期的に熱帯果樹が少ないのですが、以下の3点が目にとまりました。

  ・パパイア(ハワイ産) 1,575円/果(税込み)
  ・マンゴー(オーストラリア産) 1,575円/果(税込み)
  ・アボカド(メキシコ産) 525円/果(税込み)



 アボカド525円/果(税込み)は私が知る最高価格ですが、果実も大きくしっかりしたもので、流石は「千疋屋」です。

 せっかくですので、パーラーでリンゴジュース(367円)を飲みました。
 ジュースが美味しいこともさることながら、バイトさんの対応が丁寧で親切だったので、とても気分よくジュースが飲めました。

 「千疋屋」でジュースを飲み終わった後は、以前であれば「新宿タカシマヤ」と言えば「フルーツパーラーレモン新宿高島屋店」の生ジュースも果物好きには外せない存在でしたが、現在は店舗が撤退してしまったとのこと。
 とても残念に思います。

 そこで、新宿駅東口の「新宿高野本店」を目指しました。

 「新宿高野」と言えば、120年の伝統と信用に培われ、フルーツの持っている「自然の美しさ」・「美味しさ」、そして「フルーツの文化」をいつも追求しているフルーツ専門店です。こちらも日本を代表する高級果物店の老舗ですので要チェックです。

 「新宿高野」で気になった熱帯果樹とその他果樹は、

○熱帯果樹
  ・パッションフルーツ(沖縄県産) 840円/果(税込み)
  ・スターフルーツ(沖縄県産) 1,050円/果(税込み)
  ・スターフルーツ(メキシコ産) 630円/果(税込み)

○柑橘類 
  ・せとか(愛媛県産) 1,575円/果(税込み)
  ・デコポン(熊本県産) 1,575円/果(税込み)



 でした。
 スターフルーツは、メキシコ産のものに比べ沖縄県産の果実が大きかったことに加え、果皮色が濃い黄色になっており、星の尖った部分に丸みを帯びていることから樹上完熟であることが伺えました。

 あと今年は温州みかんが不作とは言え、1,500円/果以上の柑橘類には驚きました。晩白柚等の大きな柑橘類以外で、この価格を提示できるのは果実品質に絶対の自信をもっているからなのでしょう。

 「新宿高野」が午後8時で閉店してしまったので、次は同じく新宿東口「スタジオアルタ」の隣にあります「百果園」を見に行きました。
 
 「百果園」と言えば、新宿には珍しいオープンな雰囲気の果物専門店です。上野にあれば違和感がないお店とでも言いましょうか・・・(写真3)。


写真3:オープンな雰囲気が魅力の百果園


 とにかく高級果樹店の様に緊張せずに販売物を選べる「百果園」では、珍しい熱帯果樹や東南アジアの熱帯果樹加工品(ジュース等)が販売されていることが多く、新宿を訪れるのであれば確認したいお店の1つです。

 今回、私の目にとまる品を見つけることができませんでしたが、以前は「トゲバンレイシジュース(東南アジア産)」等を購入したことがあります。

 この後、断腸の思いで果物店巡りを終え、閉店時間21時の書店「紀伊国屋」に吸い込まれたのでした。
 
○参考サイト
 ・「タヒチアンノニカフェ
 ・「新宿タカシマヤ
 ・「千疋屋総本店
 ・「新宿高野