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原チャ復活!

2005年02月17日 | Blog徒然草
97年式ヤマハジョグです。きょう直してもらいました。中古で買った方が安かったかも^^;プール行くのに使います。
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自由についての私見(3)

2005年02月17日 | Blog徒然草
自由主義に対する挑戦者として、ナショナリズムとともに考えられるのは、エコロジーです。京都議定書が発効したものの、アメリカが批准書を出さないなど前途多難です。

エコロジーとは、言うまでもなく、地球環境保護のために、人類の自由な活動を制約するものです。僕は以前、人間の尊厳は自己決定と自己統治にあると言いました。その人類が、自由な活動をした結果、自分たちの存在の基盤をあやうくさせてしまう事態に陥ってしまった。自由の国アメリカが、二酸化炭素の排出量の規制を義務付けた京都議定書の批准を、やっぱやーめた、と開き直っているのですから、これじゃ、自由主義はエコロジーに負けてしまう、と思います。
究極的には、人は呼吸してはならない、なんてことにもなりかねません。アイロボットという映画、また、アップルシードというアニメーション映画なども、人間は、環境保護と相容れない存在であるという同様のテーマを扱っています。
地球という閉じた世界の中で、自由な人間の活動には限界があると思います。
だからといって、「成長の限界」を著したローマクラブの言うような、経済的なゼロ成長を地球規模で達成せよ、というのも無理です。また、ヤコブ・ニールセン博士がおっしゃったように、人間は簡素な生活様式を身につけなければならない、シンプルイズベストである、なんてことも、もう無理だと思います。

では、やはり、人間が地球環境と調和していくことは無理なのでしょうか。

実は僕は、20年位前からずっと夢想していることがあるんです。
それはすなわち、アメリカ、プリンストン大学のジェラルド・オニール博士の著書のひとつにある「スペースコロニー計画」のことです。博士が指摘しているのは、月と地球の重力のバランスが取れた、ラグランジュポイントという広大な場所に、巨大な宇宙ステーションを建設して、人間の活動を宇宙空間に拡大していこうという計画です。これはガンダムなんかのSFではなくて、まじめに考えられた(あるいはいまも、いる)計画です。全世界の国々がGNPの1パーセントを出しあえば財政的には問題がなく、現在の技術的には十分建設可能であるのに、そのコンセンサスがないために実現できずにいる、と博士は嘆いておられました。僕が考えていたのは、宇宙に移民するというのは現段階では無理だから、地球環境問題の根本的解決にはならないけれども、地球上でせめて生産活動だけでも止め、宇宙で農産物も含めて生産すれば温室効果ガスを減少させることができるという夢想です。それにはきっと強いリーダーシップが必要だから、世界政府ができなければだめだ!なんて夢想していたんです。
それで、そんな夢想を抱いて大学に入って国際政治学なんかを勉強したら、「世界政府は、理論的に言っても、成立は不可能」と偉い学者がいってるじゃないですか!!!それでも納得いかないので、いまだに夢想し続けています。だって、自由主義が生き残るためには人類は宇宙に出るしかないんじゃないかな、と思うからです。もしかしたら、それが、テイヤールドシャルダンのいうオメガ点につながることかもしれません。
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