Festina Lente

ゆっくり急いでまいります

南仏紀行・・・さて、そろそろ帰るか

2005年07月06日 | フランス旅行
帰りの船がなかなか来なくて、結局イフ島に4時間くらい居ることになっちゃいました。
ノールダムドゥラギャルドに行こうと思ったんですが、駐車場がないし、飛行機に間に合わなくなっちゃいそうなので今回はパスです。
イフ島での4時間の間、対岸のマルセイユを見たり、なんにもない青い空を見たり、うるさいかもめ(ちょうど繁殖期で営巣中、凶暴になってました)を追い払ったりしてぼーっとしていました。
でも帰りの時間が迫ってきて、だんだんあせってくると、海のかなたを見つめて、船と思しき白い点を見つけては一喜一憂を繰り返していました。
そうこうしているうちに、やっと帰りの船がきたかと思うと、隣のフリウール島経由のやつで、これまた思わず時間を食ってしまいました。トイレに行きたかったのと、帰りの時間がなくなって焦ってきたのとで、内心のフラストレーションにさいなまれつつ、マルセイユの港をばっちりカメラに収めようと、舳先付近に陣取りました。日に焼けるし、けっこうな波でしぶきを思いっきりかぶってしまうので、奥さんは船室のほうにいってしまいました。気がつくと、僕は、フランス人の老年のおじさんおばさんのグループに囲まれてしまっていました。それにしても、フランス人はよくしゃべる。僕の隣のおじさんは、スペインに観光旅行に行った時、言葉が通じなくて、タクシー乗るときも、ホテルにチェックインするときもすごく困ったというようなことを、延々としゃべっていました。また、それに対して、隣のおばさんが、それは大変だったわね、私がイタリア行ったときはね・・・、って、また始まって、前のおじさんとそっくりおんなじことを言ってました。そしてまた、前に座ってるおじさんが、わしがイギリス行ったときはな・・・って、あんたらおんなじこと言ってるだけじゃん!!!
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