Festina Lente

ゆっくり急いでまいります

「ごくろうさま」と「おつかれさま」

2006年11月24日 | Blog徒然草
ちょっと前の話だが、敬語の使い方指針案が国の審議会で示された。

僕も言葉をつかう仕事なので、敬語をはじめとするいろいろな言葉にはなるべく注意をしているつもりだ。だから、自分の使う言葉と同じくらい人の使う言葉も気になる。家庭では、奥さんの使う言葉の間違いを指摘したり、反対に僕が指摘されたりしている。僕の日本語は、まだまだ不十分なところがあるがおかげで前よりはかなりよくなってきているように思う。

最近ちょっと気になって書こうかどうか迷ったんだけど、うちの会社の人たちはいい人ばかりだし、わかる人にしかわからないと思うので、話をなるべく一般化して書いてしまおう。

ある優秀な先生が、誰に対しても、「ごくろうさまです」というのに気がついた。それも、父兄に対してもだ。うーん、どうなんだろう?同僚に対してなら、「おつかれさまです」で、父兄に対しては、「こんにちは」あるいは「こんばんは」で良いのではないか?あるいは、「お忙しいところありがとうございます。」とか。父兄に対してはたまたまということも考えられるが、「ごくろうさま」というのは、上司が部下に対していう言葉ではないのか?あるいは、家庭に訪問した際父兄が僕たちに言うような言葉ではないのか?その先生は実際偉い先生なのだが、自分はえらいと思っているのか?そうではないだろう。ところで、この先生、教師としては優秀なのだが、ときたま会社の駐車場に場所取りのように車を置いていったりする人。僕のようにでかい車に乗ってる人だけでなく、みんなが迷惑する。ちょっと社会性が欠如しているというか、非常識なところがある人という印象を僕はこのごろ持つようになった。悪気はないようだし、もう大人なのだから、またたかが挨拶ぐらいとも思うのだが、父兄に対して恒常的に言っているとしたら、会社の印象にも影響する。どうしたものか・・・。まあ、直接言うと角が立つので僕は絶対に言わないけれど・・・。
コメント (4)
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