Festina Lente

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スペイン紀行・・・グラナダ国際音楽舞踏祭観覧記第2夜(バレエ)

2009年09月01日 | スペイン旅行
アルバイシンからタクシーでアルハンブラ宮殿までもどると、バレエは前半がまだ終わらない様子。
しかし、それにしても、警官の数が半端じゃない。誰か要人がいらっしゃる模様。

訊いてみると、スペイン国王ファンカルロス王妃ソフィア陛下がお出ましとのこと。

そういうわけで、警備の都合上、前半が終了するまで中に入れてもらえない。

ここからが、長かった・・・。

アルハンブラに隣接のレストランは、警官の詰所になってしまっていて、入れない。
なんにもすることなく無為に1時間近く過ごしました。

その間に、スペインの警官を観察してみると・・・

男のくせによくしゃべる奴らでした。車座というか車立ちというか、とにかく輪になってひっきりなしにしゃべってる。どうしてそんなにしゃべることがあるんだよ!!!ってくらいひっきりなしにしゃべってました。詰所には、ビールがあって警官の奴ら飲んでる風でした。まあ、交代制の警備で、帽子をとってる間は、オフデューティー、帽子をかぶってオンデューティー、ということらしく、帽子をとってる間は、ビール飲んでも、仲間としゃべくりまくってもいいのね。日本とは、えらい違いじゃ!!!







昼間アルハンブラに入ったときに撮ったもの。こんなステージになってました。




観客がみんな後ろのほうを見てますよね。彼らの視線の先に、ソフィア王妃陛下がいらっしゃいます。

スペイン王室は、比較的国民の支持を得ている様子でありました。




↑この方が、ソフィア王妃陛下です。「カスティーリャ=イ=レオン」の出演者と記念撮影。


バレエ自体はですね、はっきり言うと、ちとダサい。僕はバレエ全くわかりませんが、素人目から観ても、前衛というけどそれほど目新しく写りませんでした。それでも、観客の受けは大変によかったですよ。












そんなこんなで、第2夜もなんとなく終わりです。

グラナダ音楽舞踏祭ですが、グラナダの街をあげてやっているのかと思えば、ぜんぜんそんなことなく、街にはポスターも飾りつけもなく、どこでチケットを引き換えたらいいのかわからず、本当に苦労致しました。私たちも最初から知っていなければ、こんな音楽祭があったことすら知らなかったでしょう。もしかしたら、グラナダ市民でさえ音楽祭をやってること自体知らない人が多いのでは?と思ってしまいました。

もし、来年以降行ってみたいという物好きな方々に忠告するとしたら、インフォーメーションで懸命にコンサートのチケットのことを訴えて、交換所を早めに探してください。

コンサートや公演自体は、まあまあ楽しめます。

さて、次回は、アルハンブラ宮殿内部をご紹介。そして、バルセロナへと旅は続きます。
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