Festina Lente

ゆっくり急いでまいります

老後の備え

2006年06月17日 | Blog徒然草
この歳になるまで老後の心配など全く興味なかった。
しかし結婚して一応は家庭をもつと何故か将来のことが気になるようになってしまった。
歳をとるにつれて人の情けの有難さが身に沁みるが、まさに情けは「有り難い」のであって、子供もいない僕たちにとって、結局ものを言うのは金であることもまた悲しい現実だ。
そこで、ない知恵と金を絞って投資をはじめたのであるが、株式の現物取引は寿命を縮めそうな気がするので、またまた考えてみた。リスクを可能な限り少なくリターンは最大に取りたい、などとかなり都合のいいことを考えているのだが。
そこで六十五まで約二十五年ある。二十五年間月々5万円ずつ貯金すると1500万になる。しかしこの時代これだけでは老後の生活は維持できない。これを外国債券と外国株式と国内株の投資信託の三つに分散投資すると、リスクを最小にリターンを最大にできることがわかった。
運用利率を年6パーセント程度と少なく見積もっても二十五年後にはおよそ3500万円にはなる勘定だ。うちは奥さんの方が稼ぎがいいから奥さんにも同じように積み立ててもらって二十五年後に夫婦の金融資産を7000万円、不動産はどのくらいになっているかわからないが少なめに見積もって3000万円、併せて一億円をめざす。これだけでも、台湾の占い師の予言はあたりということになる。
さてさて、目論見通りうまくいくかはわからないし、途中で人生のリタイアということもありうる。それに月々5万円ずつ投資するわけだから当然可処分所得はいまのままでは減る。車もグレードを落とさなければならない。
結局究極的にはいまがよければあとはどうなってもいいというのか、将来の不測の事態に備えるようにするのか、というライフスタイルの問題なのだ。
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