Festina Lente

ゆっくり急いでまいります

今日の1枚

2004年10月24日 | MUSIC&ART
Ammonia Avenue

The Alan Persons Project

アランパーソンズプロジェクトの「アンモニアアベニュー」

これも大人向けロックの代名詞みたいなアルバムです。
ジャズっぽい要素もあり、とてもせつない繊細な音です。
彼らのアルバムには一枚ごとにテーマがありそのテーマにそって
楽曲が展開していく、いわばアルバム全体が1つの組曲のようになっているのが特徴です。
このアンモニアアベニューのテーマは、重化学工業地帯の孤独な労働者の心情です。

僕は8曲目のPipe Lineを今までに何百回と聴きましたが一向に飽きません。
やっぱり夜に車で首都高湾岸線を川崎方面か船橋方面に流しながら聴くとその世界に入れます。
日本最大の重化学工業地帯のど真ん中を疾走することになりますので。
Ammonia Avenue
The Alan Parsons Project
Arista

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今日の1枚

2004年10月22日 | MUSIC&ART
ULFULS Best!

ウルフルズ

先生:「さくらこちゃん、ウルフの複数形は?」
さくらこ:「ウルフルズ!」
先生:「・・・・」

このベスト版、ヒット曲結構入ってますよ!!!
僕は、「大阪ストラット」が好きです。関西人に永遠の憧れがあるので。


BESTだぜ!!
ウルフルズ, トータス松本, 伊藤銀次, ウルフルケイスケ, 吉田建, 青島幸男, 福里真一, 藤井丈司
東芝EMI

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村上春樹作品1

2004年10月22日 | BOOKS
海辺のカフカ
15才になった僕(田村カフカ)は二度と戻らない旅に出た。
主人公が、家出をするところから物語は始まる。彼の行き着いた先は四国の高松。
私設の小さな図書館に居場所を見つける。その図書館には、性同一性傷害で男性として生活している美しい女性と、恋人を失い、恋人の残した書物を図書館として管理している妙齢の女性がいた。彼女は過去に縛られている、恋人が忘れられずにいるのだ。
一方、第二次大戦中、甲府に疎開していたナカタ少年が、引率の女教師や他の児童たちと一緒に山中でキノコ採りをしている最中に謎の集団催眠状態になり、意識を回復してからは、記憶喪失になってしまった。
過去に縛られている女性と、過去を失った老人が、出会うべくして出会う。
そして物語は・・・

海辺のカフカ〈上〉

新潮社

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不思議な物語で、読後感は複雑ですが、一ついえることは滅びの思想というか、もののあわれみたいなものを感じました。一般的に、物語にはその世界があって、読み終えるとその世界から現実に引き戻されてしまう。特に感情移入しているときはそのギャップみたいなものが時々つらい。それでまた同じ本を読み返してしまう。

村上春樹じつは昔から大好きで彼の作品はほとんど読んでいます。
また、折に触れて紹介していきたいと思います。
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Just A Kiss

2004年10月22日 | CINEMA
夜中にスターチャンネルでやっていた映画。
何気なく観はじめて結局最後まで観てしまった。

人間の本能と社会制度・通念との葛藤を描いた
といえばかっこいいけど、結局男女ともステディな人
が他の人と仲良くするのは嫌なんだな。
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今日の1枚

2004年10月22日 | MUSIC&ART
Substantial

Hauschka

ハウシュカというドイツのアーティストのサブスタンシャル
というアルバム。
サブスタンシャルというなにやら哲学的なややこしいタイトル
がついているところとジャケットに惹かれて買ってしまいました。
新宿のタワレコです。

何といえばいいんだろう、ピアノといくらかの電子楽器
の醸し出す不思議な空間。
懐かしいような、未来の美術館にいるような錯覚も。

ジョージウィンストンが好きな人はきっと好きな音だよ。
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