スペイン紀行・・・ホテル

スペインに行きたいと思った理由のひとつが、古いお城を改装した豪華ホテルに泊まりたかったというのがあります。

スペイン政府観光局直営のホテル、パラドールがそれです。

僕は最初、セヴィリアとバルセロナ以外は全部パラドールにしちゃおうと思っていたのですが、妻がそれじゃつまらない、と言うものですから、ロンダの２泊は、田舎のホテルに泊まりましたが・・・。

だいたい、パラドールは、丘の上にあって、市街地からは隔たっています。
見晴らしのよい景色をのんびり眺めて、ゆっくりするには、最高です。
ただ、市街地に出るには、何らかの交通手段によらなければなりません。
いちばんのお勧めは、やはりタクシーです。マラガのパラドールから旧市街は約６ユーロ、グラナダのパラドールから新市街の中心部まで７ユーロ、アルバイシン地区までは、１０ユーロくらいでした。
バスは、１回どこまでも、約１．１～１．２ユーロでリーズナブルですが、時間的な制約がどうしても出てきてしまいます。少々値が張っても時間を買うという感覚でタクシーを利用されるといいと思います。
うちらは、レンタカーを使ったのですが、市街地には、ロンダと、宿から宿の移動以外は、行っておりません。駐車場の心配と、なによりも、スペインの市街地は、恐ろしく道が入り組んで狭く、とてもよそ者が運転できるようには出来ておりません。それに、車で行っては、お酒も飲めませんしね。

パラドールに泊まられるかたは、以上のようなことをよく考えて選択されるといいと思います。

スペイン紀行・・・レンタカー

スペインは、高速道路、国道といった都市と都市を結ぶ道路インフラは非常に整っていて、複数の都市を周遊するには非常に便利です。

国道は１００キロ制限ぐらい、高速道路は１２０キロ制限ぐらいですが、国道は１２０～１４０キロぐらいがデフォルト、高速道路は１４０～１６０キロくらいがデフォルトです。あんまりゆっくり走っていると、後ろからガンガン煽られるのでご注意を。

それで、レンタカー事情ですが、まず、マニュアルトランスミッションの車がほとんどで、オートマ車はごく僅かです。また、ナビ付き車などは望むべくもありません。でも、これでは、街中の複雑な道路はナビなしに走れませんし、坂道も多いので、マニュアルは疲れます。
そこで、「オートマ＋ナビ付き」のレンタカーをほぼ確実にゲットする方法をお教えしましょう！！！

それはHertzレンタカーのNo１クラブゴールド会員になることです。ネットで簡単に入会できますし、年会費は５０００円です。

これに入っておけば、万一の事故の時の免責額もすべてOになり、全く負担しなくてよいばかりでなく、言葉が多少通じなくても、あらかじめネットで予約していたとおりに、ナビゲーションもつけて、車を貸してくれます。また、ネットでなく電話でも、日本語のオペレーターに予約を頼めますし、予約の内容は、後に添付メールで、送ってきてくれます。
また、保険がフルカバーなので、返すときも車のチェックは一切なく、ガソリンを満タンにして返す必要もありません。
スペインは、「アシタマニアーナ」とか言って、「明日の朝来い」みたいなことを平気で言って約束を守ってくれないんじゃないか、と心配していたのですが、Hertzさん、さすが、約束はきっちり守ってくれました。

それでも、今日予約して明日オートマ車にカーナビつけてくれって言っても無理です。僕は、旅行の何ヶ月も前から予約し、カーナビもはじめは付けられないといわれたのですが、ネバってキャンセル待ちを続けて、旅行2ヶ月前くらいになってやっと予約できたくらいですから、かなり難しいことは間違いないです。

レンタカーのことは、また後日、映像を交えて、詳しくお話いたします。

スペイン紀行・・・航空機の手配

というわけで、時差ぼけ、画像なしでスタートさせました。

スペイン語が全くできないのに、うちらのようなスタイルでスペインに行こうという方、つまり、レンタカーを借りてパラドールに泊まったり、コンサートを観たり、一眼レフカメラで世界遺産の写真を撮りまくったりしたいという方々に有益な情報を提供できればいいなあ、と思っています。

今日は、そもそもの旅の準備に何をしたかをご紹介します。

ツアーではないので、あらゆることを自分でしなければならないわけですが、まずはキャリア、つまり航空会社の選択からはじめましょう。

今回うちらは、僕のマイレッジを使って、ＡＮＡマイレッジカウンターに電話することからはじめました。電話番号は、0120-029-767です。

飛行機ですが、スペインのキャリアは、２社あって、ひとつはイベリア航空、もうひとつはスパンエア航空です。どちらも、日本からスペインへの直行便はありません。
いろいろな経路が考えられますが、僕たちは、スターアライアンスの加盟航空会社である、全日空、スパンエア　、ルフトハンザを主に使い、ほぼすべての旅程を予約しました。
これは、先の電話番号に電話して、こんな日程で行きたいんですけど、と言えば、飛行機を調べてくれて、予約を取ってくれます。

ただ、飛行機の連絡の違いから、イベリア航空だけは、別にネットで予約しました。そして、注意が必要です。いちばん安い席だと、自分の都合のキャンセルの場合、代金は返還されません。

こういうわけで、ANAで成田→フランクフルト、スパンエアーで、フランクフルト→マドリッド、イベリア航空で、マドリッド→セヴィリヤと乗り継ぎ、乗り継ぎ、約２２時間かけて、ようやくたどり着きました。
マイレージのただ券なので、文句は言えないのですが、行きも帰りもＢ７４７の座席のいちばん後ろ、６３のＡとＣという席でした。ここは、エコノミーといっても通路側に向かって２席だけで、足も伸ばせるし、後ろに座席がなく、トイレもすぐ近くなので、とってもオススメです。
フランスに行ったときは、エールフランスのエアバスＡ３００のエコノミーでしたが、詰め込めるだけ詰め込んだような座席配置で、かなり窮屈な思いをしました。今回は大丈夫でした。キャリアの選択は大切ですね。

やばいです。時差ぼけかしら・・・

午前四時ですが、目が覚めてしまって、再び寝入ることができそうもないです。

メインで使っているパソコンのAC電源を田舎に忘れてきてしまい、バッテリー切れで、撮ってきた膨大な写真（全部で１６G分くらい）の読み込みができそうもないです（泣）

今日カミさんは、休みをとったそうなので、ヨドバシカメラに行って、膨大な写真のサムネイル印刷だけでもやってくると言ってます。

パソコンに取り込んで、アップできるのは今週の木曜日以降になってしまいそうです。
それまで、マイミクのみなさんは、カミさんが珍しく精力的に旅行記を書き始めていますので、そちらのほうでお楽しみください。

僕の旅行記は、写真なしでそろそろスタートします。

無事帰ってきました！

さきほど、無事に東京のマンションに帰ってきました。

事故も、盗難も、病気も、とりあえず大丈夫でした。

パソコンのバッテリーがなくなるので、今日はこれまで。

今週中くらいに、「スペイン紀行」開始します！！！

宜しくお願い致します。