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本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

1982年卒業旅行 16.パリ・・・フランス

2020年05月28日 | 旅・外国
1982.3.13.

8:00目覚ましで起きる。8:45朝食。9:15出発。バスにてパリ半日観光へ。まずはモンマルトルの丘。ちょっと雨。ガイドが独りよがりのジョークを言っている。パリは犬の糞でいっぱいだ。毎朝、その糞を水で洗い流してきれいにするそうだ。ビリー・ワイルダー監督の「あなただけ今晩は」を観ているので、もっときれいな街かと思っていた。

モンマルトルの丘、画家多し。画家がわざと一つの場所に集まったみたいだ。

日本人のおっさんが「紙幣」を見せて、絵を買う交渉をしている。絵の価値、分かっとるんやろうか?

この丘からエッフェル塔の見える日は晴れなのだそうだ。今日はエッフェル塔が見えている。

有名な階段で写真をパチリ。子供たちのグループがいる。みんなジプシーのスリに見えてくる。先入観というのは怖い。ローマとパリ、治安が悪いと聞いただけで、色々想像を膨らませてしまう。

風車のある「ムーランルージュ」の前を通って、ノートルダム寺院へ。パリの番地は片側が奇数だと反対側は偶数。

 

ノートルダム寺院の中は修復中で入れない。首を持った彫刻や美しいステンドグラスあり。寒い。

 
手塚らとボヤボヤしていたら、みんなとはぐれる。

土産物店で灰皿買う。ソルボンヌ大学のTシャツ買いたい。

 

コンコルド広場へ行き、凱旋門の前を通って、エッフェル塔をバックに写真を撮る。(いかにも近ツリの半日市内観光らしい)

 

シャンゼリゼでバスを降りる人とオペラ座の近くのラーメン屋の前でバスを降りる人に分かれる。僕たちは後者。昼食は味噌ラーメンとカレーライス。

手塚らはこの旅行中、日本食は食べないとの事で別の店へ。

昼食後、Duty Free Shoppersへ。ちょっと見てから、メトロでバスチーユ広場。塔の下で写真を撮る。

バスチーユ駅(メトロ)は地上駅。

植出は「バスチーユ駅(SNCF・・・フランス国鉄)があるはずだが・・・」と言う。それらしき、高架はある。しかし、架線が無い。廃線になったのかもしれない。

歩いて、リヨン駅へ。TGV停まっている。感動。リヨン駅は大きく古い造り。

恒例、切符買う。TGVの切符売り場は新幹線の様に別になっている。カッコいい。山田太一作の大河ドラマ「獅子の時代」のロケも行われた、パリでいちばん有名な駅である。

TGVのホームは柵で仕切られていて入れない。

パリの駅はその駅から出発する列車の最終到着地が駅名になっている。
すなわち、リヨン駅を出発する列車の終点はリヨンなのである。

 
メトロでオデオンへ。若者の街、カルチェラタンだ。マクドナルドある。店舗の色合いが赤と黄色ではなく、渋い茶色。スポーツ用品店多い。映画のポスター屋ある。メル・ブルックス監督の「プロデューサーズ」上映中の映画館あり。CINE SEINEの場所を訊くが、要領を得ず。

ソルボンヌ大学へ行く。最初間違って隣の高校へ入ってしまう。

ソルボンヌ大学は阪大のロ号館の様に、古くあまりきれいとは言えない。

自販機でフルーツジュース買い、飲む。変な味。

大学構内にいた女子学生にCINE SEINEの場所を訊く。地図を出して、丁寧に教えてくれる。植出、トイレへ。

大学の中は込み入っていて、出口が分かりにくい。

 

大学を出て、パンテオンへ。外から見るだけ。

道を歩いていると、アパートの3階からゴミを頭上に捨てられた。もっとよく見ろ!下を。

 リュクサンブール宮殿の中を通って、CINE SEINEの下見に行く。

CINE SEINEの辺りは中国人街なのか、中華料理店多い。「焼き鳥」と漢字で書いた店もある。

CINE SEINEの入口の女性も中国人の様だ。中国の映画やっている。

映画「プロデューサーズ」の上映開始は20:30からとの事。

 

メトロ「Maubert Mutualite駅」から「シャルル・ドゴール エトワール駅」へ。凱旋門は人の列。10フラン払って、階段で上まで上る。エレベーターがあるとは聞いていたのだが・・・

凱旋門の中は博物館。上からはシャンゼリゼ、モンマルトルの丘がよく見える。

 

オペラ座へメトロを乗り間違えながら行く。パリ三越の地下でラコステ買おうと試着するが、サイズが合わない。

パリで日本の百貨店に入るとそれだけで安心感があるし、誇らしげでもある。

 
歩いていると、もう一軒、別の場所に三越がある。まさかと思って入ると、ラコステを売っており、サイズも合った。買う。9400円位。免税額に達していないのに免税してくれる。植出、ワインカラーのラコステ買う。植出、妹の土産探すが見つからず。

大阪亭で夕食。店内はほとんど日本人。商社マンらしき4人連れいる。

何かしらんが羨ましい。

サッポロビール、日本酒、にぎり寿司定食。3000円位。

 

今日は植出と2人で行動。サノはルーブル美術館へ行った。植出はコバらと今晩宴会をしようと約束している様だ。

僕は「プロデューサーズ」見に行こうか悩んだが、明日見に行く事にする。

 

スーパーで「酒のアテ」と「ジョニ赤」を購入。

 

メトロでエッフェル塔へ。市場の真ん中通る。市場の人々、水で汚れを落としている。

着いた時、辺りはもう暗く、エッフェル塔は周りからの照明でうすぼんやりと浮かび上がっていた。

植出は「東京タワーの様に、塔そのものにライトを付けた方がいい」と言うが、僕は反対だ。エッフェル塔でコバや山ちゃんらと会う。アネゴに「ジョニ赤」をチラつかせると、フランス人のおじさんがそれを見ていて、ニヤリ。

 
エレベーターは鉄骨の中を斜めに昇っていく。途中1回止まり、昇る角度が変わる。このエレベーター、セーヌ川の水圧で動いている。

 
エッフェル塔の上から見るパリは光の海だ。凱旋門が闇に光って浮き出ている。

もっと上まで昇れるはずだが、夜だからなのか、季節的なことなのか、上へは行けない。30分近くいて、下へ。

 

目の前を流れるセーヌ川をイエナ橋で渡り、午前中に訪れたシャイヨー宮へ。日本人の若者2人に会う。メトロに乗ってホテルへ。

21:30からトランプ。ジョニ赤飲む。この夜の記憶は欠落している。

たぶん、コバ・アネゴ・サノ・植出・僕はいたはず。鈴木・高橋がいたかどうかは・・・とにかくよく飲んだはず。


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1982年卒業旅行 15.ブリュッセル・パリ・・・ベルギー・フランス

2020年05月28日 | 旅・外国
1982.3.12.

6:30モーニングコール。7:15過ぎ、朝食。8:00ブリュージュ発。

9:30ベルギーの首都・ブリュッセル到着。

グランプラスを通り、小便小僧の前へ。小便小僧の写真を撮っていると、アラレがカメラの前に飛び出してくる。どんな写真になる事やら(もちろん、この時代の写真はフィルムで、現像してみないとどう撮れたか分からない)。

王宮の方へ、植出・サノ・コバ・アネゴ・鈴木らと行きかけると雨。植出・サノ、王宮へ走って行く。残りの人々はバスへと向かう。

「失恋した時とか、こんな石畳の町、雨の中、歩くと癒されていいだろうなぁ」と僕がコバに言ったのだが、コバがそれに何と言ったかは忘れた。

 
バスのそばがブリュッセル中央駅だったとは! 中央駅は地下駅。実はトイレ探しに行ったのだが、トイレはあったが、有料トイレらしくおばさんが入口のところにいるので行くのをやめる。須賀さんにトイレの場所を教える。

ベルギー・フランスの国境を通って、フランスへ。土砂降り。国境のフランス側で、雨の中、両替所に並ぶが、人が多くて両替できず。

フランスへ入ると高速道路の標識が茶色になり、周りは畑ばかりとなる。高速道路のドライブインにて、セルフサービスの昼食。ハンバーグ。

お釣りを間違われる。(10フラン)文句を言ったが、キャッシャーはガンとしてダメ。(マネージャーは返せと言っていたみたいだが)

 
シャルル・ドゴール空港の横を通って、モンマルトルの丘を前に見ながら、パリの街へ。

16:00ホテル着。

 
ホテルはメトロのブロッチェン駅近く。16:40ちょっと服装を決めて、町へ。決めているのは、僕と久武くらいか。メトロに乗り、シャンゼリゼ・クレマンソー駅で降りる。ちょっと有名店で買い物をと、植出・アネゴ・サノ・コバ・僕、いつものグループ。パリの有名店は入りにくい雰囲気。それでも、CELINE、Christian Dior ニナ・リッチに入るがとてもとても高い。中にはほとんど人がいない。(イタリアなんか、店内、日本人だらけやったのに)

途中でコバらと分かれ、植出・サノ・僕でいろんなお店を回る。シャンゼリゼの銀行で両替。キャッシュベルトからパスポートを出すのに、一苦労。凱旋門横のドラッグストアでコバらと会う。絵はがき買う。

 
19:30頃からシャンゼリゼのレストランにて、食事。腹具合おかしい。ビールと定食。定食は中身が分からず頼んだので、何が出てくるか不安。フランス語しか通じない。メニューもフランス語。どうしようもない。シーチキンみたいなものとカレーチャーハンに貝・海老・チキンの載ったもの、コーヒーも飲んで3000円位。物価高い。フランス人は英語が喋れても、英語をワザと使わないようだ。

 
フランスに入った時、ドライブインで買った「シネスコープ」(映画情報誌)で調べてあった「メル・ブルックスの珍説世界史パート1」アネゴ・コバと見に行く。上映時間に遅れそうになり、焦る。こちらでは「途中入場」がエチケット違反の為、禁止されているのだ。やはり、文化を大切にするお国柄。

入場料はたしか26~27フラン(1000円位)。

僕が切符売り場で焦って、「メル・ブルックスの珍説世界史パート1」を見たいんだ」と言うと、「あと4分ある」と窓口の人に言われる。

案内嬢に案内されて(もちろんチップ1フラン渡す)、いちばん前の席へ。満員らしい。僕が座り、左側にコバ、右側にアネゴ。座るとすぐ始まる。予告編や映画会社のマークあったのかなぁ、憶えていない。

 

映画はいつもの「メル・ブルックス調」。ギリシャ時代・ローマ時代と世界史をたどってパロディ化するので、今回の旅をたどる様で分かりやすい。しかし、周りが笑っているのに、笑えない箇所あり。

また、画面のしたに出る「フランス語字幕」へ目が行ってしまう。

コバ、さすがに英検一級、スラング・隠語の類まで分かるのだろうか、よく笑う。

コバ、こっち見て「今の分かった」と言う。アネゴ分からず、コバに「どういう事?」と訊く。しかし、コバ、いやらしい事なので説明できず。

それなら、「今の分かった」と言わんかったらええのに。

 

明日、同じメル・ブルックス監督の「プロデューサーズ」を見たい気分。

アネゴは隣に座っていた女の子が可愛かったそうだ。何見とったんやろ。

 
映画館から出ると、22:00過ぎ。夜のパリは怖い。アネゴ・コバ、黒人に付けられていると言い出す。僕も男、2人のか弱き(?)乙女を守らねば。

僕、財布失くした。と思ったら、入れる場所を自分で変えていただけ。スリに遭ったと思い、焦る。

フランクリン・ルーズベルト駅ホーム、3人で地下鉄を待つが、事故らしく、30分待っても電車は来ない。別の路線で、ホテルへ。パリの地下鉄はタイヤで走る線があったり、電気の接収方法も線により異なる。

しかし、いずれにせよ汚い。しかも黒人が多く、集団スリに見えてくる。こちらが勝手に恐怖心を抱いているだけなのかもしれない。

 
この当時、日本で黒人を見かける事は無かった。アムステルダムやパリで黒人に恐怖心を持ったのも仕方ない事かもしれない。

フランスもオランダも国外に植民地を持っていた。それゆえ、植民地から入って来た黒人が多かったのかもしれない。

アネゴ、コバ、果物買う。僕も食べたい!

23:15ホテル着。入浴後、25:00就寝。

 

サノと植出・生田は、ハードコアを見に行ったのだ。僕より遅くホテルに帰って来た。

植出・サノ、ハードコア行くのに、コバ・アネゴに散歩に行くと白々しいウソをついていた。生田がハードコアを見て、「もう1本見に行こうぜ」と言ったとか・・・






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1982年卒業旅行 14.ブリュージュ・・・ベルギー

2020年05月28日 | 旅・外国
1982.3.11.

7:00モーニングコール。7:50朝食。8:30前、出発。

 
ハーグ平和宮前で写真を撮る為、停車。オランダ・ベルギー国境で両替の為、停車。20ドル替える。サノに借金返す。深沢添乗員、ケーキ食う。アントワープの横を通り、13:30、ブリュージュのホテル着。

 

すぐ昼食を食べに町の中心へ。サノ・植出・僕。僕とサノ、ステーキ食う。植出、値段見て中に入らず。

「何の肉か分からん」と先に行ってしまう。
とにかく切り難い肉。2000円ちょっと。

 

上まで316段ある鐘楼に登る。らせん階段。しんどい。風強し。風景良い。上で植出に会う。風車見て来たとの事。小野、登ってくる。

「上までまだ半分以上あるよ」とウソをつく。

ノートルダム寺院でミケランジェロの彫刻見る。その後、道に迷いつつ駅へ。

切符はすぐ買える。ホームにて写真を撮る。サノ、何故かパンツ買いたがる。

 

この町の道は石畳み。駅よりバスにて繁華街へ。アネゴ・アラレ・アカネ・先生が道を歩いているのを見て、バスから飛び降りる。

 

サノ、パンツ探すが、恥ずかしくて店員に、

「パンツ下さい」とは言えないとの事。

レコード店で、「メル・ブルックスの珍説世界史パート1」のレコード見つける。

スーパーの前で渋谷らに会う。19:00からホテルで夕食パーティーとの事。僕たちもと、植出と2人でスーパーの地下へ。ジョニ赤(5000円位)買う買わないで、植出と喧嘩。

僕が「アネゴもウィスキー飲みたい言うてるし、ジョニ赤買おうや」というと、

植出、「俺、ウィスキー飲まへんから、おまえ金払え」
もっと言い方があると思うが・・・。

腹立って、店を出ようと思うが、出口分からず泣き寝入り。

 
それでもパーティーの材料買って、マクドナルドへ。入口で小野と会う。中から手を振ったとの事。そんな事、分かるか! まだ怒っている僕。
アップルパイとコーヒー。

 

ホテルへ。ホテルの手前の店で、手塚・松山と会う。

19:00から生田・小野の部屋で夕食パーティーとか。隣の生田・小野の部屋に寄ってみると、11人来るから、ちょっと一緒にワインパーティーやるのは無理じゃないかとの事。

 
ホテルで絵はがきを書く。植出は洗濯。

19:00過ぎ、ホテルから5~6分の中華レストランへ。東洋系(日本人と変わらぬ)の娘さんが注文を取りに来る。スープ・春巻き・焼き飯。日本の中華料理の方が美味しい。夕食食うのに、1時間半くらいかかる。日本と違って、料理が出て来る時間がゆっくりだ。日本が急ぎすぎなのか?

20:50ホテル着。コバ・鈴木・高橋、待ちかねた様に、部屋に来る。

植出・僕と5人で、パーティー始める。隣の部屋では、11人が19:00からパーティーをやっていて、もうできあがった様子。途中で、サノ・アネゴ・二宮来る。高橋・鈴木帰り、アネゴ、日本へ電話しに行く。

トランプ(ナポレオン)を二宮さんに教えつつやる。コバ、ナポレオンが余程好きらしい。

ぶりっ子トランプのダイヤのエースはコバに似ている。

25:30就寝。

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