
今日は誘われて良寛さんの講演会に行って来ました。
和島村出身で巻高の先輩でもある大学教授(現役かどうかは聞きませんでした)の公演で、内容は良寛が中国に渡った形跡があるとの説。
初めて聞く内容だったので、「ほおー、そうなんだ」と聞いてきたが、鎖国時代の長崎から人夫に紛れて密航したのだとか。
仮に出国出来たとしても戻ってくるのは至難の業で、私にはちと理解しがたい内容でした。

公演の内容はともかく、書家でもあるその書には何とも言えない雰囲気が出ているのです。
(この世にし楽しくあらば来む世には虫に鳥にも我はなりなむ)万葉集 巻3・348 大伴旅人

こんな独特のタッチの絵も飾られていて、朝ドラの沖縄県人会会長とのツーショットも有りました。
最初の写真で飾られていた良寛さんの後姿を描いたものは、山頭火の「うしろすがたのしぐれてゆくか」を思ったのですが、ちっともしぐれていないのです。
説明では彼が出雲崎を離れて玉島の円通寺に向かう姿をイメージして描いたのだとか・・どうりで意気揚々(ルンルン)とした感じが伝わって来ます。

帰りには誘ってくれた知人の案内で出雲崎の海岸通りの人気のお店でランチ・・美味しかったけどボリュームが有って夕飯はちとパスです。
夕飯は魚料理を予定していたんだとか・・明日にしてって頼んだのでした。
誘ってくれた知人は小学校から大学までの先輩だそうで、+剣道部での先輩でもあるそうです。
良寛が晩年を過ごした和島村の庄屋(木村家)の現当主も一緒で、流石品の有る方で、農民の次男坊(私)とは違っていました。
今日は久しぶりに文化人のまね事をさせていただきました。
明日から又農民のまね事に戻ります。
*驚いたことに何時もはビールを飲む同行の人がいい子に?なってご飯を食べているのです・・どうしたのって聞けば二日酔いだとか。
昨日剣道部のOB会に参加して二次会?でオールドパーに飲まれてしまったのだそうです、オマケに終電には乗り遅れなかったけど乗り過ごしてしまったとか・・
私なんぞ、終電に乗り遅れてホテルに泊まったこと有り、吉田まで乗り過ごしたこと有り、とどめはずっと手前の越後曽根で降りてしまってタクシーで電車と競争したこと有りで、人のことは言えません。
但し、若い時の話です!
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