1、寄せ植えの組み合せ方
何と何を寄せなければならないと言うことではなく、
小さな鉢の中に1つの山を想像して(軽井沢)
(上毛高原の山)等・・・・・・・植え込みます。
2、植える物と鉢とのバランス
奥深く山に見えるよう、空間を出す。素朴さを出す。
春・夏・秋・冬、何時でも楽しく見られる様に。
3、長年持ち込む為の注意、摘心、整枝に心がける。
2年~3年になりますと、根づまりをおこし水はけが悪くなります。
そこで鉢の廻りの用土を取り替えたり、根を切りあげます。
5年~6年と持ち込みますと植物に強弱が出来、味わいが出て来ます。
4、用土について
植物の根は、水や肥料の吸収の他に呼吸作用もしている。
そこで、適当な空気が必要であり、用土も保水力、通気性の良いことが大切。
私は、長年の経験で植物の性質に合わせて用土を変えています。
基本の用土は、赤玉5、桐生砂3、富士砂2。
植物によって、生きた山ゴケを細く刻んで入れたり、草木灰・軽石砂をいれます。