こんな記事が・・・
中国民用航空局は7月中旬、フライト遅延常態化問題を解決するため、
国内主要8空港に対し、「定刻離陸」を強制する試行措置を開始したとのこと。
これは、天気条件や軍の活動などの原因がある場合を除き、
各航空便は管制塔からの制限により離陸時間を遅らせることなく
離陸するようにする措置で、ドアが閉められた後も航空機が
空港で長時間待機する現象を減らすことが目的だそうだ。
試行半月が過ぎ、西安空港を除く7空港で軒並み、
定刻離陸率が上昇したとのこと。
このうち顕著な変化が見られたのは、北京空港で、定刻離陸率は約2倍に上昇、
目的地空港への定刻着陸率も63.78ポイント上昇して73.17%に達したそうです。
他には
成都空港が定刻離陸率は23.53ポイント増、定刻着陸率は20.28ポイント増
広州空港が定刻離陸率は31.17ポイント増、定刻着陸率は29.97ポイント増
上海虹橋空港が定刻離陸率は38.21ポイント増、定刻着陸率は36.47ポイント増
上海浦東空港が定刻離陸率は33.29ポイント増、定刻着陸率は27.46ポイント増
深セン空港が定刻離陸率は32.95ポイント増、定刻着陸率は32.34ポイント増
だったそうです。
ちなみに定刻離陸・定刻着陸の基準は
離陸予定時刻プラスマイナス30分以内だった場合、定刻離陸とする。
到着予定時刻プラスマイナス30分以内だった場合、定刻着陸とする。
だそうです
中国では、特に国内便は必ずと言っていいほど遅れますので、
定刻に離着陸するのはいいことなんだけどォ
『管制塔からの制限により離陸時間を遅らせることなく』って
管制塔を無視して離着陸するってこと!
って・・・大丈夫ぅ?
いままで、国内便の遅れは、軍のせいだとばかり思っていましたが
そうじゃなかったんですね。
そして、何!この数値!
『北京空港は、目的地への定刻着陸率も63.78ポイント上昇して73.17%』って
この措置を実施する前は・・・定刻±30分に着くのが10%無かったってことか!
でもぉ、定刻着陸率は、マイナス側はいくらでも合格じゃないですか
最近、日本からの便は結構30分以上前に着くこと暫しです。
あっ、だから最近の浦東空港は、離陸の際、
飛行機がカルガモ状態だったんですね。
急いで、飛ばなきゃって感じ(^v^)