ガーシー議員の除名、懲罰委で可決

『ガーシー氏「除名」、懲罰委で可決』というニュース。
記事によると、

参院懲罰委員会は、
政治家女子48党（旧NHK党）のガーシー参院議員を議員資格を失う「除名」とする懲罰案を全会一致で可決。
明日15日の本会議で正式決定。

とのこと。

記事には書いてないが、委員からは

・ガーシー議員の行為は参院議員としての職責を果たす意思がないと判断せざるを得ない。
・職責を果たそうとしない態度は国民に対する裏切りであり、国会議員の身分を放棄するに等しい
・これ以上配慮する余地がない

などの意見があったそうだ。

採決の前に、同党の浜田参議院議員は

除名は憲法違反で人権侵害だ。
除名ではなく、国民の選挙権（つまり6年後の選挙）によって罷免されるべき。
（私は）登院しない旨を公約に30万近くの票を集め当選している、
30万人近くに言った公約が、160人ほどの意見で反故にされる。
私も票を入れてくれた有権者に謝罪するが、あなた方も私に票を入れた有権者に謝罪して欲しい。
最初から立候補の段階で排除してくれ。何の決まりもなく当選してから排除は後出しじゃんけん。
すぐ帰る議員、居眠りしてる議員、オレと同じくまったく登院しない議員への懲罰を希望する。

と代理で弁明した。

ヤフコメでは、

投票で選ばれた160人の議員に除名されたということは、
その160人の支持者に除名されたという事。その総和は30万人より多い。
登院しない公約を支持した人より、それを支持しない人の方が多い。

などの意見もあった。

高橋洋一先生は、

①法律を作ること
②国会で質問すること（質問主意書を含む）

で国会議員を評価していると
おっしゃっていました。

その評価基準で言えば、ガーシー議員は
秘書や同僚がお手伝いしたかもしれませんが
②の質問主意書は何件か出してました。

登院しないから、除名・・・
その理由でホントにいいのでしょうか。
浜田議員は弁明の中で、司法の場で決着という発言もされていました。
是非、判断してもらってほしい。

彼が除名されても、比例名簿の時点の人が繰り上げ当選となり
党の国会議員の数は変わらないようですから、
これからも浜田参議院議員の活動・国会質問を
注視していこうと思っています。