日刊ゲンダイが『大会本部、高校生から1500円徴収』というタイトルの記事が出していました。
記事を読むと、
夏の甲子園大会の主催者である高野連、朝日新聞が
客席で応援する学校関係者を無料招待ではなく、ちゃっかりと1人1500円の入場料を徴収している
というから驚く。
という内容で、
流行り病の影響で無観客開催で一般客への入場券販売は行わないが、
スタンドへの入場は1校につき、生徒、保護者ら上限2000人ということで
計算すると、
一日4試合行うと、入場料収入が2400万円になるとのこと。
大会HPを見ると、昨日まで43試合、明後日の決勝戦までを含めると46試合あるので、
46試合×2000人×2校×1500円となり総額2億7600万円になります。
ただし、兵庫県の緊急事態宣言により、
応援できるのが、1校2000人から
部員と指導者の家族(1人につき3人以内)および教職員に限定されており、
減ってはいるようですが
入場料だけで、クラウドファンディングの目標金額を上回るのでは
ただし、日刊ゲンダイのこの記事が正確であればです。
実際『高校生から1500円』というのは、『応援入場者から』と書くべきでしょう
さらに、この記事によれば、
大会本部は、1500円を協力金として説明している
と書いてありますが、通常の大会ではどうなんでしょうか?
タダなの?1500円なの?それ以上なの?
日刊ゲンダイは、『アルプススタンド(800円)よりも高額』と書き
大会本部は『内野席券より安い金額をご負担いただくことにしました』と説明し、
基準が違っています。
阪神甲子園球場のHPに出ている座席表では、
アルプススタンドは内野席と外野席の間ですので、アルプスの方が安いのでしょう
あした準決勝がありますので、
応援の人がどこに入っているのか見てみましょう。
それによっては、基準価格に対して1500円が高いのか安いのかがわかります。
もう一つ、この記事の中に
朝から中継を垂れ流しながら、1円も放映権料が発生していないNHKから取ればいい
という文章があります。
えっ、NHKって放映権料を払ってないんですか!
これもホントだったなら、驚きです
一方で、東洋経済オンラインの『日本高野連の財政難』という記事によると、
高野連は1校20人を限度とし、旅費と滞在費を支給していて、
入場料収益がなければ、すべて持ち出しになる。
とのこと。
ただし、甲子園球場の使用量はタダなのだそうです。
もともと、阪神甲子園球場は、
夏の甲子園の前身である「全国中等学校優勝野球大会」を開催するために、
朝日新聞社が、阪神電鉄に働きかけて建設された「高校野球を行うための球場」
なのだそうです。
知りませんでした。プロよりもアマが先だったんですね。
こんなことが無ければ、知らなかったことが
わかるだけでも、今回の大会やってよかったのではないでしょうか
あとは、3試合無事に終わることを祈ります
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