ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

平成最後にあれこれ3

2019-02-17 18:34:00 | 日記
かつて、甲斐さんは「25歳までに一度海外へ行った方がいい
日本との違いっていうのをちゃんと認識できるから」とおっしゃったそうですが
その違いを一番最初に感じられたのは
交通機関の時間の正確性でいらしたみたいで
「まず、時刻表がない(笑)決まった時間にやって来ると思ったら大間違いだから(笑)」と…(笑)


ただでさえせっかちな奥さんでも(笑)
アメリカ滞在3日目あたりで「そんなもんなんだ」と慣らされるほど
ダイヤなんてあって無きが如くで(笑)
日本の交通機関の律儀さに頭が下がる思いがしたらしいんだけど


時間通りに運行しているのが当たり前の生活をしていると
2~3分の遅れでも腹立たしく感じられたりする訳で
また、交通機関側も時間厳守を最優先事項にしてしまっている節があり
それが重大な事故に繋がったり(汗)
以前にご紹介したような「20秒早く発車してしまった」ことをお詫びする事態になったり…(苦笑)


そんな日本人としての感覚をお持ちのまま
インドネシア・ジャカルタに駐在することになられた記者の方は…
「半年経ったが、何事にもマイペースなインドネシア人気質に慣れない
ちょっとしたトラブルが起きるたびに
『なんでさっさと対応しないの?日本だったら…』とつい愚痴が出てしまう」


…みたいでしたが、ご自宅の洗浄便座が動かなくなり
「朝一番で修理すると約束した業者が現れず、午後なら対応できると言う
午後、やっと来た修理業者が『リモコンの電池を替えたら動くでしょう』と言い
『随分のんびりした人が来たもんだ』と
半分あきれ顔で新品の電池を渡した


業者が電池受けを磨いて電池を入れると、便座は難なく起動した
業者は『よくあることです』とお礼のチップは受け取らず、笑顔で去った
『この国は…』と朝から愚痴り続けた我が身をトイレに流したくなった」そうです(笑)


でも、ブラジル・サンパウロの特派員の方は…
ご家族が、日本から12月上旬に発送された航空便が
1月になっても届かなかったものの
「ブラジルでは年末年始の配達が遅れると聞くし
配送中のトラックが強盗に襲われることもある」と
ひとまず待つことになさったけど


「1月半ばを過ぎ、あまりに遅いので、ブラジルの郵便局に訊くと
『期限までに関税が支払われなかったから、日本への返送手続き中だ』と言う
通知もなく、どうやって払うのか?
3日後、課税通知が届いた
消印は12月14日…長い間、どこかをさまよっていたのか…
だが、郵便局は『記録では、12月20日に配達が完了している』と主張する


しつこく追及する私に、ブラジル人の友人はあきれ気味
『問い合わせても、誰もまともに答えないよ
届かないのは、この国では当たり前だ』
じゃあ、何を郵送するのか?
『なくなってもいい物』…それは送る必要があるのか?」…といった顛末に
やはり日本に生まれて良かった!と思ってしまいました(笑)


他にも、インドネシアのアチェ州の都市では
女性がバイクに乗る際に「またがってはいけない」らしく
後部座席には横座りで乗らなければならず
運転する時には体型が判りやすいジーンズなどを着ることが禁止されているんだとか…(汗)


「男性を誘惑してはならない」という見解から設けられた条例みたいだけど
さすがに「危険だ」「差別的だ」との批判が多いと知って安心したとはいえ
当の女性たちから「またがるのははしたない」という声もあるそうで
一朝一夕には解決しない問題なんだなあと…(苦笑)


また、エジプトのイスラム教系大学では
プロポーズされた女子学生が、恋人とハグする様子をとらえた動画を問題視し
学期末試験を受けさせないという処分を下したらしい(汗)
まあ、当初は退学させる方針だったみたいだし
別の大学に通う彼の方は、2年間の停学処分を受けたそうなので
ずいぶんと軽減されたと言えるんですが…(汗)


アメリカの動画などではよく見かける
サプライズのプロポーズシーンなのに
エジプトでは、未婚の男女が人前でいちゃつく行為は「ご法度」とされており
ネット上でも「女子学生は親に恥をかかせた」とか
「エジプトは欧米と違う」といった批判が多数書き込まれたらしい(汗)


日本でも「シンデレラ・エクスプレス」と呼ばれた最終新幹線の発車ホームで
若い男女が別れを惜しむ光景に眉をひそめた頃がありましたけど(苦笑)
いつの間にか「そういう時代になったんだねぇ…」と受け入れられたような気が…?


イスラエルでは、ユダヤ教の戒律により
金曜日の日没から土曜日の日没までの安息日には、全ての労働が禁じられていて
たとえお客さんが泊まっている民宿であっても
電話にも出ず、一切のサービスを断っても当然で

翌朝早くに出発予定のお客さんが、宿泊代の精算を頼んだら
「お釣りのないように机の上に置いておいて下さい
今は受け取れません」と言われた(苦笑)…という話がある一方で


インドでは、ヒンドゥー教のディワリという祭の期間中
ヒンドゥー教徒は休みとされているものの
「助け合い」という名の下、イスラム教徒の方々が
サービスを提供して下さるみたいです


…で、今年はラグビーW杯、来年は東京オリンピックの開催国として
色んな国から様々な習慣や宗教をお持ちの方々をお迎えすることになる訳ですが
言語を始め、いまだにハッキリとした結論の出ない「タトゥー」問題
10連休案に、チケットの販売や転売方法など、その他もろもろはさておき
前述のように、習慣の違いで海外のお客様をビックリさせることは何かな?と…(笑)


普段、自分では当たり前と思っていることでしょうから、ナカナカ難しいんだけど
さすがに今は「ちょんまげ」や「ゲイシャ」が
ウロウロしてるとは思っておられないと思うし(笑)
土禁や大浴場もご存知かと思われるし…


一時期、マスクを付けて顔を隠している人が多いのが不気味だとか
ヒールの高い靴でヨチヨチ歩く女性や、不自然な髪型の男性をご覧になって
「ナゼそんな無駄な努力をするのか?」と
疑問に思われた方がいらっしゃいましたが…(苦笑)


最近だと、そばやラーメンなどを「すする音」かなあ?
イヤ、日本人でも、普通の食事だと「音を立てる」のはマナー違反とされてるのに
麺類に限っては許される…どころか「すする音」を集めた動画が人気らしいし
そもそも、欧米人の喉は「すする」ことが出来ない構造になっていると聞いた覚えが…?


そうそう!中国からの女子留学生の方が
ラッシュ時の「押し屋」をご覧になって
「私の国では、無理やり電車に押し込んで貰わないと遅刻するのは
その人の責任と言われます」といった投稿を読んだことがあるし


やっぱり、いつぞやの「チャイルドロック」や「こんにゃくゼリー」みたいに
本来は自己責任で注意すべきことも、メーカーの責任にする
メーカーも大して理不尽さを訴えることもなく謝罪する…といった
「お客様ファースト」の気質でしょうか?(苦笑)
もっとも「おもてなし」をする上では歓迎されることかも知れませんね?(笑)
コメント
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