いきなり余談から始まって恐縮ですが、
今日からシルバーウィークだそうです。
なんと5連休ですよ。5連休。
夏休みが終わったばかりでまたこの連休。
子を持つお母さんたちは大変ですね~
シルバーウィークとは、あまり聞かない名称ですが、
「敬老の日」が含まれているので、僕は、
お年寄り → シルバー
だからシルバーウィークだと思っていました。
しかしどうやら違っていたようで、
大型連休→ゴールデンウィークに対しての呼称のようです。
ま、いつも言いますが「死ぬまで連休」の僕は、
シルバーもゴールドもヘチマありまへん(笑)
さて、話は変わりますが…
17日に、モミィの小学校で授業参観が行われた。
僕は担任のエンドウマメ先生のファンなので、
妻と2人で、5時間目の算数の授業を参観に行った。
(むろん、ファンでなくても参観には行きますけど)
平日の参観なので、教室には、参観者の男は僕一人だけだった。
ところで、モミィがエンドウマメ先生に、
「うちのお爺ちゃんが、先生って美人やって言うてたよ」
としゃべったらしい。おいおい、しょうむないこと言うなよ。
「ふ~ん? それで、先生はどう言うてはったん?」と気になる僕。
「先生、えらい喜んではったで~」ということだった。
まぁ、先生も、そのリアクションしかありませんよね。
それより、モミィは女の子特有のおしゃべりっ子だから、
家の中で、うかつな会話をしないよう、用心しなければ。
で、その授業参観のときの話ですけれど…
先生が立っている教壇の少し斜め上、黒板の左上の壁に、
「情けは人のためならず」という言葉が貼り付けてあった。
こういう難しい言葉を、もう習っているのだろうか?
これは大人が間違いやすい格言の代表的なものである。
情けを人にかければ、めぐりめぐって自分によい報いが来る。
人に親切にしたら、必ずよい報いがくる…という意味だけれど、
僕自身もそうだったが、この言葉を、
情けを人にかければその人のためにならない。つまり…
むやみに情けをかけてはダメ…と解釈してしまいがちである。
こんなむずかしい言葉が、4年生の教室に貼られていた。
生徒たちは、言葉の本当の意味がわかっているのだろうか?
(まぁ、教えてもらったんだから貼ってあるんでしょうけど)
ちなみに、気の置けない友達…というのも、間違いやすい言葉である。
「気づかいしなくてよい、気を許せる友達」という意味だけれど、
これも「気を許せない、油断できない友達」のように思われがちだ。
日本語はむずかしいですね~
よく似た言葉があると、つい混同してしまいます。
先日も女子アナがニュースで、
「警察では、周囲の状況から、人見知りの犯行と見て捜査しています」
これは…「人見知り」ではなく、「顔見知り」の犯行…でしょう。
人見知りって、子どもが見慣れぬ人を見て泣いたりすることだもんね。
以前もこれと全く同じ間違いをしていた女子アナがいた。
そして昨日か一昨日か、ペルー人が6人を殺害した事件の報道で、
やはり女子アナが、
「警察は、加害者と被疑者とは、面識がなかったと見ています」
…と言った。
「加害者と被疑者」って、どちらも同類だろう。
それも言うなら「加害者と被害者」ですよね。
被害者を被疑者と言い間違えるのは、これはもう、間違え過ぎである。
まだ「人見知りの犯行」のほうが、間違いとしては可愛らしいですね。