18歳と81歳の違い、という話をご存知でしたか?
僕は最近まで知りませんでした。
どんな話かというと……
もう1年半以上も前のことですが、テレビ番組「笑点」の大喜利コーナーで、この「18歳と81歳の違い」というお題が出され、その回答がとても面白かったということで、ネットなどで話題になったそうです。
僕がそれを知ったのはつい先週のことでした。BSテレビで放送された桂文枝の芸能生活50周年の記念番組を見ていたら、文枝が同窓会の席で「笑えるお話をします」と言ってスマホを取り出し、それを見ながら、
「道路を暴走するのが18歳、逆走するのが81歳」
「まだ何も知らないのが18歳、もう何も覚えていないのが81歳」
などとしゃべるシーンがあったのです。
「おもしろい話やなぁ」と思っていたら、次は今週の月曜日、お昼の連続ドラマ「やすらぎの郷」の第101回目の冒頭で、朝の館内放送のシーンがありました。その放送の内容というのが、
「皆さん、今日は運転免許証の更新をされる方のために高齢者講習会が開かれますので正面玄関にお集まりください。ちまたでは『道路を暴走するのが18歳。逆走するのが81歳』な~んて言われていますよ。ハハッ、気をつけましょうね」
というものでした。
ここでもまた出た、18歳と81歳の話!
何だろう? こういう話がいま世間で流行っているのだろうか? と思い、ネットで確かめてみたのです。で、「18歳と81歳」で検索すると、ゾロゾロといっぱい出てきました。やはり、ネットでは大きな話題になっていたようです。
そこで、先ほどご紹介した以外の「18歳と81歳の違い」というのを、ネットからそのまま拝借してここへ並べてみますと…
・心がもろいのが18才、骨がもろいのが81才
・偏差値が気になるのが18才、血糖値が気になるのが81才
・受験戦争を戦っているのが18才、アメリカと戦ったのが81才
・恋に溺れるのが18才、風呂で溺れるのが81才
・東京オリンピックに出たいと思うのが18才、東京オリンピックまで生きたいと思うのが81才
・自分探しの旅をしているのが18才、出掛けたまま分からなくなって 皆が探しているのが81才
・「嵐」というと松本潤を思い出すのが18才、鞍馬天狗の嵐寛寿郎を思い出すのが81才
というようなものでした。むふふ~。
81歳のお年寄りをバカにしている、という批判もあるかも知れませんが、まあ、ここは硬いことは言わず、笑ってゴマかすことにしておきます。18歳の人だって、いつかは81歳になるんですものね(そこまで生きていればの話ですが)。
これらは何となく綾小路きみまろのギャグに通じるようなところがありますが、川柳にも「シルバー川柳」という、似たようなのがあります。みんな高齢者をからかったもので、
「最近は 食事をこぼし 愚痴こぼす」とか
「共白髪 誓った主人 ハゲ頭」なんてのがあります。
この種の川柳は枚挙にいとまがないほど沢山あります。
さらには、
「ア~ンして 昔ラブラブ いま介護」とか、
「手をつなぐ 昔デートで いま介護」というのもあります。
ふむ。「手をつなぐ」といえば、「手つなぎ市議」というのがワイドショーで話題になっています。今井絵理子議員と新幹線で手をつないで眠っていた橋本健という神戸市議のことで、昨今はまた政務活動費の架空請求疑惑が大きく報じられています。この橋本議員を「手つなぎ市議」と呼ぶんだそうです(笑)。
この市議も今井絵理子議員も、今は若いし、手をつないで『ラブラブ』なんでしょうけど、将来は介護で手つなぎ?
…な~んてことを言ってると、そのうち自分に降りかかってきそうです。
そう思うと、今日のブログの題名は、
「明日は我が身」
というものにしたら、よかったのかも知れませんね~