「ノナの家」nonahouseは かつこ内親王、かつこ内親王2の続きのブログです。

神様達の名前は、沢山出てきますが、宗教とは全く関係ありません。
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生誕と受難 天国と地獄

2019-11-15 07:30:00 | 日記
イビサ島での感動的な時間を過ごした後に、Iさんから📩がきました。


今度は、イビザからバルサに戻る飛行機が飛ばねーぞ

もう飛行機は散々だな。
一体どうなってんだろ。

まったく。

こんな経験ないわ。
まさに生誕のファサードと受難のファサード。


これは、前回に貼り付けたIさんの記事の地獄の状態の始まりでした。

飛行機が飛ばないので、修理をするとアナウンスがあり、待っていると、別の機体を用意して荷物をそちらに移して待っている間に、パイロットが元々の飛行機で飛んでしまったという、人間は先に着いているのに、荷物がないという状況だったらしいです。


Iさんの記事の抜粋です。


まさに生誕と受難。喜びと悲しみ。天国と地獄。

【中略】

結局、予定時間より2時間ほどの遅れ。
そして、バルサに着いてみると......


「乗客全員の荷物を置いてきてしまいました......」


荷物が島に置き忘れられてきたことを知った乗客200人近くが詰め掛けた
バゲージクレームカウンターはマサに修羅場。
ちょうど最近の香港状態。
怒鳴る人。怒る人。奇声をあげる人。
両手を広げ天を仰ぐ人。
拳をギュッと握って、歯を食いしばり、
時折、恐ろしい言葉で悪態をつく人......僕さん。
そのあまりのパニックさを見て警備員も3人ほど駆けつけ。
カウンターの中にいた人も前に出てきて。
とにかく慌てないで冷静に、順番に、申請をしてくれ、と。
すごく時間はかかるけど、ちゃんと対応いたしますから、
とか、なんとか。

【中略】

そんな申請を終えるまで2時間。気がつくと、
イビサからバルセロナに帰るのに僕らが失った時間は5時間ほど。
とにかく、明日の朝ちゃんと荷物がホテルに届くことを祈り、
その後はタクシーでホテルに直行。
ホテルではカウンターのオネー様に事情を話し、
深夜だろうと早朝だろうと、荷物がついたらすぐに教えてください、と。
ついでにこんな質問も......

「こんなことってよくあるんですか?」

「イエス。エブリータイム」


抜粋終わり。


Iさんは、日本人の英語とスペイン人の英語は第二言語同士で通じにくい、と言っていました。
だから、前回のスパークリングウォーターがコーラになっちゃったのかと思っていたそうです。
実際は、ほとりの精霊の仕業だったようですけどね。

とにかく、その届かなかった荷物の中には、Iさんにとっては大切なパソコンやコニャさんにとっては大切なお料理の道具が入っていたそうで、それが戻って来なかったら、そりゃ大損害だということですね。


スペインと日本との時間差は8時間あります。

彼が、一睡も出来ない状態で私に📩があったのは、日本時間の午後2時くらいでした。
私は、丁度休憩時間だったので、気が付きました。


今度はスーツケースが届かないまま、一晩待たされてる。
もうどうなるかわからない。
このままだと日本に帰れない。

ねーさんの知り合いか、旅行関係で助けてくれる人いないかな?

英語かスペイン語の堪能な人で、
ブエリングというスペインの航空会社に状況確認したいのだけど、、手伝ってくれる人がいないのだよ。


私は、そんな人は知らないし、どうしようと考えて、「魂の会」のリピーターの人達のライン全部を管理してくれているMIHOさんに、相談してみることにしました。

私的には、彼女に情報を流して貰えば何とか1人くらい見つかるのではないか?と考えたのです。
リピーターの人のラインは、40人分くらいあるからですね。

私がその状況を送ってすぐに、MIHOさんから📩がきました。


私の友達がスペイン語できるって。
何をしたらいいですか?
通訳さんです。
4時頃までなら大丈夫だって。
英語も出来ます!


私は、ビックリして彼の状況を伝えてもらうようにお願いしました。

この後、MIHOさんを挟んで、怒涛のやり取りをして、その方がスペイン語の📩を作って下さり、航空会社にも送って下さいました。

私にとっては、奇跡的な時間だったと思います。
スペイン語の📩は、私には理解出来ませんが、やっぱり契約社会だから、証拠を残すことが大事だということと、荷物の中に薬があって、飲まないと命の危険があるとか、大げさに書いてくれたようで、航空会社に📩を三回も送って下さったのです。

Iさんは、最後の切り札の大学の時の先輩にお願いもして、空港に向かいスーツケースを無事に取り戻すことが出来ました。



この日に日本に帰れなくなるかの瀬戸際だったので、本当に良かったと思います。

そして、その後は人の良さそうなタクシーの運転手さんに、2度目の観光地案内をしてもらい、コニャさんが予備にチケットを取っていたサグラダ・ファミリアにもう一度入ることにしたのだそうです。

私は、改めてサグラダ・ファミリアの生誕のファサードと受難のファサードとは何だろうと思っていたので、調べてみました。



🌟東側にあたる生誕の門(生誕のファサード)では、救世主であるイエスの誕生を祝福しており、イエスの幼少期に関する福音をもとに作られています。
ガウディが生きている間にほぼ完成の形となった唯一のファサードです。
生誕の門の彫刻や門扉には日本人彫刻家、外尾悦郎氏の作品も多く残されており、15体の天使像をはじめ、慈悲の門扉(2014年)、希望の門扉(2015年)などが完成しています。



🌟西側にあたる受難の門(受難のファサード)はキリストが十字架にかけられた苦しみや悲しみを表現しています。
受難の門にある彫刻は、生誕の門やサグラダファミリア内部の生き生きとした彫刻と違い、装飾を可能な限り排除した直線的で異質な造形によりその苦しみや悲しみを表現しています。
ガウディ没後に彫刻家ジョゼップ・マリア・スビラックスが作成しました。


Iさんの📩

もう一度ライムと今度はビールを持っていきます。
今回は反対側の受難のファサードの方にします。
これで、生誕と受難。
両方に捧げることになりました。



私) アリネの神が、

ライムの酒は、たまらないからな。
ありがとう。
それでいいよ。

と、言ってた。


Iさん) まさに、受難と生誕。
天国と地獄。

最後に祭壇前によってく。
ビールはライムを絞って飲み干した。


続きます。
コメント
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