Iさんは、熊本行きが決まってから、「タイピーエン、タイピーエン」と何度か言っていたので、私はお店の名前かと思っていました。
おびただしいカラスの数に、私もびっくりしました。
この大楠は、以前は「代継神社」があった跡地になっていて、960年の創建の神社なので、かなり古いですね。
この時間が、その後大変なことになりました。
タイピーエンは、お料理の名前だとわかったのは、高千穂から熊本に戻ってお店に入ってからでした。
タイピーエンを調べてみると、元々は中国の福建省福州の宴会料理の太平燕(タイピンイェン)が日本に伝わって変化した物だそうです。
熊本では、ソウルフードと言われていますが、福岡や長崎のお友達も食べていたと言っていたので、九州の方は知っている人が多いのかもしれません。
Iさんは、仕事で熊本に何度も来ていて、「タイピーエン」が好きになったみたいです。
熊本の商店街にある「紅蘭亭(こうらんてい)」さんに入りましたが、夕方だったので、あまりお客様はいらっしゃらなくすぐに食べることが出来て良かったです。
2時くらいに、高千穂でしっかりご飯を食べていたので、私は止めようかと思ったのですが、Iさんが
ねーさん、大丈夫だよ。
タイピーエンは、軽いから単品頼めば?
と言ってくれたので、単品のタイピーエンを頼みました。
お二人は、タイピーエンが付いている酢豚定食をガッツリ食べていました。
Iさんの画像ですが、麺が春雨なので、確かに軽かったです。
お店を出た時は、もう5時半前くらいになっていました。
これから、熊本空港に向かうことになったのですが、
そうだ。
最後にくすのきさんに、挨拶して行こう!
と言って、SAKURAMACHI Kumamotoの前の広場に向かうと、そこらじゅうに沢山のカラスがいて、びっくりしました。
ねーさん、大変だ!
みんな見送ってくれているよー!
おびただしいカラスの数に、私もびっくりしました。
Iさんは、過去に小田原駅前や伊勢神宮近くで、同じようなカラスの大群に遭遇していますが、どんどん飛んできていて、写真では伝えられないくらいです。
🐷 ウナギクライシス 11
この大楠は、以前は「代継神社」があった跡地になっていて、960年の創建の神社なので、かなり古いですね。
今は、別のところに代継神社は移されています。
熊本県指定の天然記念物になっている大楠ですが、歴史的にはいろいろ変遷があり、昭和の時代に枯れそうになったのを、熊本の皆様ががんばって戻したそうです。
この辺りを花畑公園にしたのも、この大楠を守るためだったようですよ。
私達は、この大楠をぐるっと回り、Iさんはお酒も供えていました。
この時間が、その後大変なことになりました。
熊本空港までは、少し距離があり、レンタカーも返さなければならなかったのですが、丁度夕方の帰宅ラッシュの時間で、道は渋滞が起きていました。
カーナビを見ると、どう考えても空港に着くのは、難しい時間で、コニャさんが空港やレンタカー屋さんに電話をして、時間を確かめていて、もう、最悪は次の飛行機になってしまうだろうというところまで追い詰められる状況でした。
Iさんは、コニャさんと私を熊本空港に先に連れて行き、その後にレンタカー屋さんに返しに行ってくれて、もうダメかと思ったタイムリミットの2分前に駆け込んできて、本当にホッとしました。
終わり良ければ全て良しですね。
一泊二日とは思えない、充実した旅でした。
Iさんも、コニャさんも無類なサッカーファンなので、帰ってからもワールドカップで、盛り上がったようです。
🐷 熊本市街徒然