福岡在住のSご夫妻は「魂の会」の常連さんになっていただいていますが、初めてお会いしたのは、前回まで記事にしていた荒熊神社の2019年2月3日の節分祭に行った時のことでした。
🐶 荒熊神社の節分祭 その2
神様好きのSさんご夫妻は、その後福岡の「令和」の元となった「坂本八幡宮」の話や「唐津神社」の話で記事にさせていただきました。
🐶 坂本八幡宮の話
🐶 唐津神社
坂本八幡宮には、「ムース」を作って持って行ってくれて、唐津神社には、「たい焼き」を持って行ってくださいましたね。
そのSさんの奥さんが、最近大怪我をしていたことがわかりました。
私が6月の始め頃に「塩の効用」のことをブログの記事にしましたが、Sさんから塩を送って欲しいという📩がきた時に、そのことがわかったので、ビックリしてすぐお電話をしたのです。
Sご夫妻が、5月15日に登山をしていた時に、奥さんが山道でスマホの入ったポシェットを拾おうとして20メートルくらい滑落して、右肩の「骨頭」を骨折してしまったそうです。
その時の様子を📩していただきましたので、使わせていただきます。
5月15日、福岡県の英彦山(ひこさん)山系の岳滅鬼岳(がくめつきだけ)に行こうということになり、夫と私と友人と3人で登ったのですが、山頂でお昼を食べての帰り道、歩くのが遅い私が最後になってしまい、二人とは離れてしまいました。
尾根筋を外れた片斜面のところで、スマホの入った小さなポシェットをコロコロと、5メートルくらい下に落としてしまい、これは拾わないと、と取りに行こうと一歩踏み出した途端、落ち葉で滑って、ザザーと滑落に近い落ち方をしてしまいました。
かなり急斜面でしたが、落ち葉がたっぷり積もっていて柔らかい地面を、右側を下にして滑りながら、2度、かた〜い岩か何かにガン、ガン、と肩の付け根を強打し、やっと止まった時には、肩が痛くて、一ミリでも腕を動かすと激痛が起き、まったく立ち上がることもできませんでした。
ポシェットは、はるか上の方で止まっていて、とにかくなんとか体を動かそうとしても、まったく動けません。
肩が使えないと、なかなか立ち上がれないんですねぇ。
夫と友人の私を呼ぶ声が聞こえてきて、やっと私がどこにいるかを探し当ててくれました。
二次災害の危険を犯し、私のところまで降りて来てくれた夫も、流石に私を担ぐことは無理なので、手やストックで引っ張ったり、足場を誘導したりして、なんとか1時間ぐらいかけて、尾根道まで戻ることができました。
見通しの悪い木の繁ったところだったの「こんなところじゃ、ヘリも来てくれんぞ!」とか「痛くても、歩かんと帰れんぞ!」
とか、ゲキを飛ばされながら、必死で足に力を入れました。
でも、肩が使えないと、びっくりするくらい、足にも力が入らないんですねぇ。
もう、斜面をよじのぼるのが、生きていて一番痛くて辛い時間だったかもしれませんでした。
その後も普通でも2時間はかかる下りの道を、私の荷物は二人で交代で持ってもらい、私は左手でストックをついて、右手はポシェットと布で三角巾のように固定して、とにかく降りました。
一歩足を踏み出す度に、肩に激痛が走り、
「痛い、痛い、痛い、痛い」と口にするのが自分でもうんざりするけど、言わずにはおれない状態でした。
聞かされる方もたまったもんじゃなかったでしょう。
初めは、なんでこんな目に、、、と正直、恨めしい気持ちもあったのですが、歩いているうちに、もしも足をやられていたら、それこそ歩いて帰れないし、頭を打っていたら、命に関わることだってあったし、怪我した場所も、もう少し上の方だったら、急斜面すぎて、自分の足で降りられなかった。
どなたかは知らねど、大難を小難にしていただいたんだ!
と気づき、それからは、「痛い」の代わりに「ありがとう、ありがとう」と一歩踏み出すたびに、唱えながら降りて行きました。
するとなんということでしょう!
痛みが、和らいできたんですよ。
感謝の気持ちと、言霊のパワー、
ほんとに実感しました。
「ありがとう」のおかげでどうにか駐車場まで辿り着きまして、家まで帰り着き、疼く肩に眠れないまま朝を迎え、病院にかけこみました。
この日は、日曜日だったので、病院には次の日に行かれたのですが、まさか骨折をしているとは思ってなかったそうですよ。
画像は、つい最近Sさんからいただいた「唐津くんち」の11番目の曳山(ひきやま)酒呑童子が上にいる源頼光(みなもとらいこう)の兜のグッズ。
ありがたいことですね。
続きます。
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