梅木よしてる徒然日記

人生60歳代からが黄金の時代だとか、我が家は黄金の人生??悪戦苦闘の人生ですが、黄金の人生を目指しています。

「涙の数だけ大きくなれる!」

2008-09-24 22:34:49 | Weblog
 今日は、私の事務所にもいろんな方においでを戴き感謝です。
ありがとうございます。

昼の時間に1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』を読んで、泣けてきました。
今の仕事に自信がもてなく転職しようかと考えている方。
一つの仕事に打ち込めない方、是非読んでみてください。

「涙の数だけ大きくなれる!」木下 晴弘、フォレスト出版の書評です。


■田舎から東京に出て、派遣社員としてスーパーでレジ打ちをしている女性がいました。

 彼女は、これまで、製造メーカー、物流、医療事務・・・
 と数多くの仕事をしてきましたが、いつも
 「自分の求めていた仕事ではない」ということで、
 すぐに辞めてしまうのです。

■スーパーのレジ打ちも一週間もすると飽きてきました。

 しかし、散々転職をしていますので、次の職場も決まらないし、そんな自分にも
 嫌気がさしてきました。


■「もう、実家に帰ろう」と彼女は決心し、荷物を整理していると昔の日記が出てきました。

 そこには、「私はピアニストになりたい」
 という言葉が書いてありました。

 ・・・
 そういえば、ピアノの練習は
 だんだんうまくなっていくのが楽しかった。
 レジ打ちも練習すれば同じように
 うまくなるかもしれない。

 日記を読んで、彼女は、レジ打ちを極めてみようと
 決心したのです。


■それから彼女は、ピアノのように、ボタンを見ないでレジを打つ練習をしました。

 慣れてくると、すごいスピードで打てるように
 なってきました。ボタンを見ないでよいので、
 お客さんの顔を見ることができるようになりました。

 そして、お客さんに声をかけてみるようになりました。
 「今日はカツオがいいわよ」と言ってあげるのです。
 お客さんは笑顔で感謝してくれるし、彼女はだんだん
 仕事が楽しくなってきました。


■ある日のこと、彼女はいそがしくレジ打ちをしていました。
 すると店内放送が聞こえてきました。

 「本日は込み合いまして大変申し訳ございません。
  どうぞ空いているレジにお回りください」(p41)

 1度だけでなく、何回も放送されるのです。

 不思議に思い、彼女がまわりを見渡してみると、
 他のレジは空いているのに、なんと
 彼女のレジにしかお客さんが並んでいないのです。


■彼女の目から涙がながれました。
 レジを打つことができませんでした。
 もう、昔の彼女ではなかったのです。

いかがでしか。感じることありましたでしょうか。

〆は
・誰もが自分らしく生きたいと思っているのではないでしょうか?
   ・・・そして、あなたがあなたらしく生きている時、
   必ず応援してくれる人が出てくるはずです。(p144)

今週の金曜日からは、秋が一段と深まり、涼しくなるそうです。
内閣も改造されました。麻生総理の「今は一番に景気対策だ」の掛け声が、掛け声に終わることなく、国民生活最優先の施策を実行してくださることを願います。

 しかし、あれ程の麻生御殿を見せられると、庶民感覚が本当にわかっていただけるのかと、ちょっと不安になります。