くすくすッ。
ちょっと、無駄に真剣に答えてみました。
レンジャーへの返信は、続きからにしますね。
朝晩が涼しくなって、
窓を開けると、庭先の金木犀から、季節を告げる香りが漂うようになりました。
我が家の長女は、匂いというものに、妙に好き嫌いが激しくて、
金木犀の匂いも、臭いと毛嫌いしております。
今年の夏、お恥ずかしい話ではありますが、
キッチンにコバエが発生したときに、つかった薬剤が、
これまた強烈なシナモンの匂いだったがために、
長女に、コバエだけじゃなくて人間も近寄れない!!といって怒られましたっけ。
そういえば。
おかげで、私は、香水をつけられません。
彼女が小さい時には、お化粧もしませんでした。
(まあ、今も、あまりしませんけれど)
やたらと子供にべたべたキスしたがる私でしたので、
お化粧の匂いをさせてると、キスさせてくれなかったんだよね。
しかも。
ウチのコたちは、揃いもそろって、やたらと風邪をひくコたちで。
年がら年中、誰かの鼻がつまってました。
汚い話で、恐縮ですが、
小さい頃、彼女たちは、鼻を自分でかむということをしませんでした。
鼻がつまると、
ふいっと鼻を私に差し出したものです。
それを自分の口で、吸ってやる私。
だから、化粧なんてしてる場合じゃなかった。
口紅が、子供らの顔についちゃうもん。
「母」でなければ出来ない所業を、なんのためらいもなく出来ましたね、あの頃は。
私の母は、その光景を見て、
「私には出来ない」とのたもうたので、
私はいったい、その行為を誰にされて育ったのだろうと考えて。
おそらくは祖母だったのだろう、と思い至りました。
つらつら、祖母のことまで思いだしていたのは、
つぶやきさんの中で、たまに会話をしていただける芸能レポーターさんが、
昨日、のどが痛い、とつぶやいていらしたので、
大根水あめが良いですよ、とお返事をさしあげました。
そしたら、大根水あめとは?って質問が来たので、
作り方を答えてさしあげたんですが、
この大根水あめ、私に飲ませてくれたのも、祖母だったな、と思いだして。
(だって、私の母は、大根嫌いなので)
つかの間、
ただ可愛がられて守られて、
小さな私が記憶した、知恵ともいえないいくつかが、
回り回って、
今、生活の中で自然に思い出されるのは、
考えてみたら、とても幸せなことなんだろうな、と思っていました。
傍から見たら、私の祖母は、とてもわがままで気まぐれで、
いつも文句を言ってるような人でしたけれど、
初孫の私と、末っ子の孫だけは、目の中に入れても痛くない可愛がり方をしてくれた人でした。
愛された、可愛がられた記憶があるのは、
本当に、幸せなことだと思いながら、
私は、子供たちに、
そんな記憶を植え付けることが出来ているのか、と、
少し、わが身を反省したりもした、
秋の一日でした。
続きで、愛しい人への返信です。
大好きなREDへ。
大丈夫ですか?
体調は、いかがですか?
風邪ひかないようにしましょうね、と言ってる本人が、
体調を崩していては、笑い話にもなりませんよ。
これは、いつ書いたメッセージなんでしょうね。
みんなが心配してます。
あなたのこと。
ライブが始まるまでは、まだ少し間があるから、
ゆっくりと休んで、
沢山栄養を取って、
体力も気力も充実させて、私たちの前に立ってくださいね。
ここのところ、ずっと。
メンバーの日記は、それぞれのメンバー観察日記になっているようで、
楽しそうな、仲良さそうな姿が浮かんできて、
とても、心が落ち着くんです。
どういうんでしょうね。
高校生の頃、
好きな男の子が、教室で他の男の子たちとぎゃーぎゃー笑いあってるのを、
目の端に捉えて、見てるような、
そんな、片思いなカンジにも似てるのかな。
「あなたは誰ですか?」と問われたので、
少し考えたの。
私は私、ちゃんと名前もあるし、年齢の分だけ語る人生だってある。
だけど、
何者か、っていうことになると、答につまる。
秋だからね。
考え過ぎると、抜け出せない迷路に迷い込みそうよ(笑)
限られた枠の中で、
懸命に自分の心で立とうとしてる。
特に、あなたに出逢ってからは。
いつの時だったか忘れたけれど、
つい最近のこと。
「一番好きな人と、結婚しましたか?」って言葉に出逢って。
ああ、私は違うなって思ったの。
あの頃の私にとって、
夫は、一番好きな人じゃなかったから。
私はね。
結婚した人を一番好きになっていく人生を選んだんだな、って。
振り向いて欲しくて、
好きになってほしくて、
愛されたくて。
ギリギリのとこまで、自分を殺した結果。
私は、鈍く光るものを見つめて、夜のキッチンにいた。
救ってくれたのは、あなただった。
あの暗闇で、光をくれたのは、
思いだしたのは、あなたの声だった。
奇跡は、突然、やってくる。
それまでだって、出逢っていたはずなのに。
見ていたはずなのに、見つけていなかった。
すべてが、交わるあの瞬間まで。
おかしい?
おかしいかな、おかしいよね。
ねえ、RED。
それでも。
だからこそ。
今の私は、幸せ、なんだよ。
一番好きになれる人に、出逢えたから。
そのことに、気付かせてくれるあなたに、出逢えたから。
ここにこうして、生きているから。
ちょっと、無駄に真剣に答えてみました。
レンジャーへの返信は、続きからにしますね。
朝晩が涼しくなって、
窓を開けると、庭先の金木犀から、季節を告げる香りが漂うようになりました。
我が家の長女は、匂いというものに、妙に好き嫌いが激しくて、
金木犀の匂いも、臭いと毛嫌いしております。
今年の夏、お恥ずかしい話ではありますが、
キッチンにコバエが発生したときに、つかった薬剤が、
これまた強烈なシナモンの匂いだったがために、
長女に、コバエだけじゃなくて人間も近寄れない!!といって怒られましたっけ。
そういえば。
おかげで、私は、香水をつけられません。
彼女が小さい時には、お化粧もしませんでした。
(まあ、今も、あまりしませんけれど)
やたらと子供にべたべたキスしたがる私でしたので、
お化粧の匂いをさせてると、キスさせてくれなかったんだよね。
しかも。
ウチのコたちは、揃いもそろって、やたらと風邪をひくコたちで。
年がら年中、誰かの鼻がつまってました。
汚い話で、恐縮ですが、
小さい頃、彼女たちは、鼻を自分でかむということをしませんでした。
鼻がつまると、
ふいっと鼻を私に差し出したものです。
それを自分の口で、吸ってやる私。
だから、化粧なんてしてる場合じゃなかった。
口紅が、子供らの顔についちゃうもん。
「母」でなければ出来ない所業を、なんのためらいもなく出来ましたね、あの頃は。
私の母は、その光景を見て、
「私には出来ない」とのたもうたので、
私はいったい、その行為を誰にされて育ったのだろうと考えて。
おそらくは祖母だったのだろう、と思い至りました。
つらつら、祖母のことまで思いだしていたのは、
つぶやきさんの中で、たまに会話をしていただける芸能レポーターさんが、
昨日、のどが痛い、とつぶやいていらしたので、
大根水あめが良いですよ、とお返事をさしあげました。
そしたら、大根水あめとは?って質問が来たので、
作り方を答えてさしあげたんですが、
この大根水あめ、私に飲ませてくれたのも、祖母だったな、と思いだして。
(だって、私の母は、大根嫌いなので)
つかの間、
ただ可愛がられて守られて、
小さな私が記憶した、知恵ともいえないいくつかが、
回り回って、
今、生活の中で自然に思い出されるのは、
考えてみたら、とても幸せなことなんだろうな、と思っていました。
傍から見たら、私の祖母は、とてもわがままで気まぐれで、
いつも文句を言ってるような人でしたけれど、
初孫の私と、末っ子の孫だけは、目の中に入れても痛くない可愛がり方をしてくれた人でした。
愛された、可愛がられた記憶があるのは、
本当に、幸せなことだと思いながら、
私は、子供たちに、
そんな記憶を植え付けることが出来ているのか、と、
少し、わが身を反省したりもした、
秋の一日でした。
続きで、愛しい人への返信です。
大好きなREDへ。
大丈夫ですか?
体調は、いかがですか?
風邪ひかないようにしましょうね、と言ってる本人が、
体調を崩していては、笑い話にもなりませんよ。
これは、いつ書いたメッセージなんでしょうね。
みんなが心配してます。
あなたのこと。
ライブが始まるまでは、まだ少し間があるから、
ゆっくりと休んで、
沢山栄養を取って、
体力も気力も充実させて、私たちの前に立ってくださいね。
ここのところ、ずっと。
メンバーの日記は、それぞれのメンバー観察日記になっているようで、
楽しそうな、仲良さそうな姿が浮かんできて、
とても、心が落ち着くんです。
どういうんでしょうね。
高校生の頃、
好きな男の子が、教室で他の男の子たちとぎゃーぎゃー笑いあってるのを、
目の端に捉えて、見てるような、
そんな、片思いなカンジにも似てるのかな。
「あなたは誰ですか?」と問われたので、
少し考えたの。
私は私、ちゃんと名前もあるし、年齢の分だけ語る人生だってある。
だけど、
何者か、っていうことになると、答につまる。
秋だからね。
考え過ぎると、抜け出せない迷路に迷い込みそうよ(笑)
限られた枠の中で、
懸命に自分の心で立とうとしてる。
特に、あなたに出逢ってからは。
いつの時だったか忘れたけれど、
つい最近のこと。
「一番好きな人と、結婚しましたか?」って言葉に出逢って。
ああ、私は違うなって思ったの。
あの頃の私にとって、
夫は、一番好きな人じゃなかったから。
私はね。
結婚した人を一番好きになっていく人生を選んだんだな、って。
振り向いて欲しくて、
好きになってほしくて、
愛されたくて。
ギリギリのとこまで、自分を殺した結果。
私は、鈍く光るものを見つめて、夜のキッチンにいた。
救ってくれたのは、あなただった。
あの暗闇で、光をくれたのは、
思いだしたのは、あなたの声だった。
奇跡は、突然、やってくる。
それまでだって、出逢っていたはずなのに。
見ていたはずなのに、見つけていなかった。
すべてが、交わるあの瞬間まで。
おかしい?
おかしいかな、おかしいよね。
ねえ、RED。
それでも。
だからこそ。
今の私は、幸せ、なんだよ。
一番好きになれる人に、出逢えたから。
そのことに、気付かせてくれるあなたに、出逢えたから。
ここにこうして、生きているから。