すばるに恋して∞に堕ちて

新たに。また1から始めてみようかと。

悲鳴。

2014-10-17 19:18:29 | すばる事

彼に歌う場所を。

何度も願ったことです。

彼は。
その瞳で。
態度で。
仕草で語るだけで。

それを、今まで明確に「言葉」にはしてこなかった。

今。

ほら。

彼が書き記した、あの最後の一行が。
これほど。
胸に迫るなんて。

あからさまに。
「歌わせろ」と叫ぶ彼が。

誇らしくて、誇らしくて、誇らしくて。
愛しくて、愛しくて、愛しくて。

あの願いを。
あれを願わねばならぬほど、
言葉にしなければならないほどの場所に。
彼が追い込まれている、
その状況に。

涙がでます。
苦しくなります。

歌わせろと叫ぶ彼を嬉しく思うのと同時に。
歌わせろと叫んでも、どこへ届くのか分からない現実に。

あの嵐迫る夜に。

彼がその身に得たものは、はかりしれないほど大きい。

綺麗な歌は。
他の誰かに任せておけばいい。

上手な歌は、
他の誰かが歌ってくれる。

私が聴きたいのは、望んでいるのは。

「渋谷すばる」が、自由に思うまま表現する、
すばるにしか歌えない「歌」なんだ。

新しい歌でもいい、
未知の歌でもいい、

古い歌でもいい、
手垢のついた歌でもいい。

そこに「渋谷すばる」が入り込むなら、
どんな歌だって構わない。

優しく、
強く、

弱く、激しく、

時に卑怯で、
時に臆病で、
情けなくて、ちっぽけで。

だけど。

「渋谷すばる」が生きている。

それを感じたい。

絶体絶命、行き止まり。
これ以上のどん底はないくらいに、追い詰められても。

悩んで悩んで落ち込んで、
凹んで凹んで崩れ落ちても。

それでも生き延びてやる!って力を蓄えた声。

それが、君の武器になる。
それが、君の生きる糧でもある。

だから、精一杯。

願う。

彼に、歌う場所を。