民主党執行部は衆院当選1回の石コロ議員104人と公認内定者4人の計108人と幹事長代行の樽床が個別面接して活動費300万円を支給するという。計3億2400万円だが元は税金だ。活動費として1000万円配ってあるのに上乗せする訳だ。昨年12月に実施した選挙区情勢調査で相手候補者より優勢な議員は20%位だった。金を配って『一体改革』を徹底させて選挙区での選挙運動を活発化させる魂胆。この石コロ議員の多くは汚沢チルドレンで汚沢幹事長の前回のマニフェスト選挙で当選した連中だ。選挙区に戻って消費増税を説得しようにも党とマスコミが一緒になって太鼓叩いて笛吹いて宣伝したインチキマニフェストの撒き餌で当選出来たのだからどの面下げて選挙民を納得させるか石コロには荷が重い。生まれた川に戻る鮭並みの回帰率だろう。思いがけずにいい思いを出来た事だし、高額の歳費も貰えたのだから、ボクもアナタも幸せだったなァ~と感慨に耽ってお互いに疵を嘗めあうのも乙なものだろう。無い智慧を振り絞って『想定問答集』を作ったが、表現変えれば『詐欺行為の言い訳集』だ。選挙民は騙されたのだから骨身に染みている。民主党だけではなく、野党にも責任があると擦り付けては逆効果だろう。次に親分汚沢が号令一下、子分を集めて『気合だ、キアイダ!!』国会なんぞにいたんじゃ駄目だ、欠席して選挙区を頻繁に回れと檄を飛ばす、党が300万円配ったからこっちは400万円配るか、いくつも解党した時に己の資金団体に入れた政党助成金をチョコット配れば石コロ議員はこちらに転がる。新人達は両手に札束、笑いが止まらぬが一時の極楽、数ヶ月経てば苦汁を嘗める地獄が待っている。珍しく大雪になりそうだ、降り続いている。
産経新聞に『言うだけ番長』と揶揄されたとご立腹して記者会見から産経記者を締め出したオコチャマ前原政審会長の態度を野党からも所属する民主党からも批判されている。政治評論家の三宅氏は「公の会見で特定の報道機関の記者の出席を拒むことは、政党助成金を受け取っている公党の要職にある者として、あり得ない行為だ。民主主義下で与党が批判されるのは健全な政治の為に当然であり、それを謙虚に受け止めることなく、気に入らない者を排除することで自分の正当性を守ろうとする前原氏の対応は、政治家として幼稚としか言いようがない」とバッサリやられた。人は見掛けによらぬものと言うがダボハゼ君は正に文字通り、見掛け倒しの『独活(ウド)の大木』だ。産経は売られたケンカだ、ダボハゼ如きに頭下げては沽券に関わるから一歩も引けない、ダボハゼがどう矛を収めるかだ。一方沖縄嘉手納飛行場移転問題を収拾不能にした元凶ルーピーハトポッポ、現在民主党最高顧問で外交問題を助言する顧問だから『悪い冗談』と笑われる。このポッポが理学療法士出身で民主党衆議員の会合で挨拶した。「人生はリハビリだ。私自身もリハビリ中だ」と語り「もっとリハビリが必要なのは民主党かも知れない」とも言った。ポッポはリハビリで直るような病状ではなく臓器移植が必要だが現在の医学では残念ながら『脳味噌』の移植は出来ぬから全治不能だ。是非お勧めする選挙区の北海道で畑でも耕して豆でも撒いて自給自足するのが人畜無害だ。『鳩が豆鉄砲を食らったよう』と言うではないか。何時までも議席に齧りついていて放射能以上の害悪を撒いても自覚出来ない重篤な病状だ。尤も次回選挙では当選は難しいようだから消滅するだろう。これが比例で復活するようでは民主党もポッポと同じで重病だと証明できる。今年の願いはポッポとカンカラが政治の世界から消え去ることだ。
政権を預かる民主党の幼さが又もや露見した。事も在ろうに23日政調会長のダボハゼ前原が国会内での定例記者会見で産経新聞の記者に会見場からの退室を要求したが、聞き入れなかったので会見場を隣室に移して門番を置き、産経新聞の記者を排除した。各社(全部ではない、中には喝采しているのもいる)の記者が前原に抗議したが応じなかった。理由は「事実と異なることを人を貶める為に書き続けるのはペンの暴力であるという思いを強く持っている。事実に反することを書かれ続け受容の範囲を超えた。公正、公平な報道をして欲しい」と述べ、産経新聞に対して文書で報道に関する説明を求めた事を明らかにした。出席拒否の理由として産経の報道内容について具体的な言及を避けた。『言うだけ番長』などと表現したのがサンケイだと編集長が言っているから間違いないだろう。また政調会長として能力不足などと書かれたのが腹に据えかねたようだ。前原が押し出しがいいのでマスコミがちやほやしたので本人が錯覚して能力があると勘違いしているのが災いの元だ。幇間記事を書かないのが面白くない、批判しやがってとイチャモン付けたヤクザ顔負けの挙動だ。奴さんラッパ吹いて、太鼓敲いて煽てられたのが習性になって批判するのは我慢できない。端無くも幼児性が抜けていないのを天下に曝した。こんな手合いを政調会長にしなければならぬ、ごった煮党、人材が払底しているのを又証明してくれた。毀誉褒貶は政治家の常だ、それが判らぬのだから、メダカ以下で掬い難い。どうだね前原君、大阪の橋下にお願いして『爪の垢』を貰って煎じて呑んだ方がいいぜ。飛び付いた例の偽メール以来ケチがつき続けている。前原には付ける薬がない。
米国の原子力規制委員会(NRC)が21日東電福島第一原発事故発生直後からのメルトダウンを予想し放射性物質が漏れることなど懸念するやり取りを記録した約3000ページ超の内部文書を公表した。10日間の議事録だから1日当たり300ページになる。一方当事国の日本政府はダラシなく福島原発事故に関する委員会、対策会議などの議事録を作らないし、記録もない、録音もないとシャーシャーと認めた、如何に無責任体制だったことを己が証明した。お子様ランチ内閣の民主党政権の中でも最悪、最低のスッカラカンが首相の時に未曾有の大震災に見舞われた、付随して原発事故が起きたのは不幸中の不幸だった。米国はスリーマイル島事故の経験があるだけでなく普段からの危機管理能力がある。その差は『月とすっぽん』程違うことがはっきりした。保安院の西山が連日現況を発表したがこれも文科出の素人だが制服着ているから専門家に見える。これまた素人の猪八戒枝野官房長官が長いベロを操りながら発表した。本来原発など判らぬ『三百代言』で詭弁の達人だ。レクチャーした事項を生半可な知識でペラペラと内容のない空疎な、訳の判らぬ説明を連日繰り返していた。日本ではスピーデーのデーターは使わず、20キロ、30キロ圏内だと同心円で避難指示を出した、風や自然地形など無視した指示だから態々放射能の多い地域に避難させられた住民もいる。米国はメルトダウンを早く予想していたから在日米国民に対して80キロ圏以上の避難指示を出した。日本でも保安院の連中は御身(おんみ)御大切にとばかり、さっさと郡山に非難しちゃった、無責任を絵に描いた様だ。派遣した空母ドナルド・レーガンでも高放射能を検知していたという、これも放射能汚染が酷い場合は米国民を救出するのが目的だった。当初福島では原発に砂を掛けようとしたのに対して米国が水だ、水だと叫んだとある。また米国の申し出を日本政府が断ったこともあったようだ、ありもしない面子を大事にしたからだ。今後この議事録を参考に日米を対比して、その相違を詳らかにしてほしいが民主党政権はやらぬだろう、己の恥を曝すようなものだ。最高責任者のカンカラは怒鳴ってばかりで如何に指導力が欠如していたかは判明している。官房長官枝野は現地に見学に行ったものの5分間バスから出ただけで、そそくさと車に乗り込んでしまった、桑原桑原、顔が引きつっていたことだろう。フランケン岡田が現地に行った時も出迎えた市町村長は作業服だったが岡田1人だけ例の白い防災服を着用、頭から足の先まで完全防備のいでたちだったから正にフランケンシュタインそっくり、テレビを見て笑った。矢張り、フランケンでも我が身は御大切ということだ。今回の大震災では警察官、消防団員、役場、市役所から殉職者がかなりの数にのぼる。夫々が住民を守ろうと最後まで避難を呼び掛けるなど助けようと身を挺した結果だ。それに比較すると常日頃天下国家を論じているが、いざとなるとまるで意気地がなく放射能に怯えて5分で現地視察を終えたのや、全身白装束を纏ってさっさと切り上げるなど、いざとなると糞の役にも立たぬ腰抜けの有象無象が高い歳費を懐にして国会に巣食っているのが判明した、頭の黒いシロアリだよね~野田さん。こんな手合いには国は守れぬ、恐ろしい限りだ。
大阪市長の口八丁手八丁で壊しては造る橋下が民主党前原と出入り口の多いホテルを使って密会していると報道されている。橋下が『船中八策』を発表してから特に動きが激しくなったようだ。橋下は20日と23日にダボハゼ前原と大阪維新の会の次期衆院選の公約となる『船中八策』の骨子などについて意見交換したとある。チンクシャ大村は21日に国会内で汚沢と会った。政権交代して自民より悪くなったとの話に汚沢は同調して、困ったものだと述べたと言う。大村は橋下と汚沢を連携させようとの腹らしい。民主、自民両党の支持率20%を割って久しいが回復は侭ならず、思案投げ首の状態だ。3人目の野田も世論調査の支持率は右に急降下しており10%支持率も時間の問題のようだ。支持政党がない無党派層が半数を占めている、これに着眼したのが抜け目ない橋下だ。その橋下人気に便乗しようと既成政党、みんなの党を初め、民主党員だが被告人で党員資格停止中の汚沢はチルドレン100人を抱えている、これ等は次回選挙で落選濃厚だ、落ちてしまえば子分がいなくなって『剛腕』がただの爺さんの細腕になる。これは汚沢にとっては死活問題だ。また我が侭ジジイの都知事石原、たちあがれ日本の平沼、噛み付きカメの亀井などの爺さん連が新党立ち上げるのに橋下人気にあやかろうと画策している。橋下今の所モテテ、もてて四方八方から引っ張られて嬉しい悲鳴だろう。橋下も大村も夫々新米の組長だ、その本来の仕事はどうなっているのだろう。市長、知事の業務をほったらかして『廊下鳶』をやっているんじゃないだろうな。割れたりくっ付いたりの政変もそう遠いことではないようだ。一番割れ易いのがごった煮民主党だろう。ニュースで永田町の社民党ビルが古くなって危険なので引っ越すようだ。正に社民党の象徴だ。建替えするには先立つ物がないので出来ない。土地は国有地を借りているから地代は取られる。全議員がたったの10人、サッカーもするにも足りない。こんな小所帯なのに福島と重野は代表と幹事長に齧りついて交代しない。雲散霧消もそう遠い将来ではないだろう。
野田が「東日本大震災や原発事故の現状を報告して欲しい」とカンカラに代理出席を頼んだ。何しろ人材豊富な民主党だ、適当なのがいないので前首相だからと起用したのだが、無能力の癖に出しゃばり好きで『手柄は独り占めして、俺だ、オレだ』と吹聴し捲くる性癖の持ち主だ。態々公費を使ってスイスまで出掛けて恥曝しした。先月末にダボスで開催された世界経済フォーラム年次総会での事だ。海外メディアから嘲笑されたようだ。福島原発事故を悪化させた最高責任者、所謂張本人だと周知されているにも拘らず、まるで英雄気取りだったというのだ。正に現代のドキホーテを演じて見せた。会議直前に米紙ウォールストリート・ジャーナルの取材に対して「原子力エネルギーに頼る必要のない世界を目指すべき」などと智慧も能力がないのに気宇壮大な御託宣。「これで俺も平和に貢献した英雄だ」と鼻高々、得意満面だったという。これじゃ鼻持ちならぬ奴だと呆れられたのも当然。海外メディアの中には、カンが原発事故収束に手間取ったことの総括や、日本の原発技術をベトナムやトルコに売り込んだこととの整合性、ソーラーパネルの1000万戸設置計画などの進捗状況を聞こうとする記者もいたのだが、アッケラカンは有頂天になって抽象的な話を繰り返すだけで、具体的な話はゼロだった。記者達は「これ以上聞いてもムダだ」と呆れて、同行の官僚等に「前首相の発言の意味が判らない」「本当はどうなのか」との問い合わせが相次いだのだと言う。日本のマスコミは殆ど無視して報道しなかった。野田がハトポッポを『外交政策』の、スッカラカンを『新エネルギー政策』の担当、党最高顧問にしたのだから呆れる。汚沢の子分輿石の強い勧めで、農業の一川を防衛相にしたが、問責を受けて直ぐ更迭せざるを得なかったのを懲りもせず、輿石の勧めで、後任に目白の座布団亭主田中を任命した。予算委で野党の質疑に耐えられず、学級崩壊顔負けの内閣崩壊だ、食堂へ行って「まず、コーヒー」と注文しちゃった。探した理事に連れ戻されと言う、関取顔負けの堂々たる体躯が恐縮する図を想像すると、まるで漫画だ。これがタレントのお遊びなら笑えるが現在防衛大臣閣下だから、笑うに笑えない。浅間山と千曲川、急流の飛沫が凍り付いて
民主党のマニフェストを殆ど実行できない絵空事で結果は1億2000万人を騙した一大詐欺行為だった。これに対してまだ屁理屈を言って相当実現したような言辞を弄している。だからお詫びもせず、反省もなく今度は野田ドジョウが消費税率の10%引き上げを柱とする『社会保障・税の一体改革』大綱を閣議決定した。政府は首相以下閣僚らが総動員態勢で『一体改革』をPRで全国行脚だ。NHK以下マスコミも協力的だ、野田が早速17日NHKニュース番組で「一体改革は待ったなしで先送りができないテーマだ。公務員人件費の削減、衆院議院定数削減、特別会計改革、独立行政法人改革を必ずやり遂げる」などと言っているが誰もが実現不可能と見ている事項の羅列だ。『明日の安心』対話集会を始めたが総務省が音頭を取って人集めしているようだ。集会の人数は副総理岡田の長野市158人、川端総務の富山市18人、安住財務の長浜市15人、小宮山厚労の長崎市18人と無難なのを見繕って人数も少なく集めて実績の言い訳作りだ。『政権執って以降、混乱を引き起こしただけの今日迄行状の責任』は頬っ被りして、厚顔にも民主党は25日から『明日への責任』と題して全国キャンペーンに乗り出すそうだ。全国300選挙区毎に議員や立候補予定者に指示して毎週末に最低2回の車座集会を開かせるという。党内で消費増税反対で気炎をあげている汚沢派の現議員100人を超す連中が実行するだろうか。党幹部は反対派議員を説得する心算のようだが首領汚沢が反対だから容易ではない。また幹部は参加しない手合いには選挙時に仕返しするから覚えていろと、脅迫しているが何せ急峻な崖を転げ落ちていて留まる所がない民主党だ、案外除名されたら選挙が有利かも知れぬ。今NHKの政党討論会で連立組んでいる国民新党の『くのいち亀井』が代表の噛み付き亀が「どうせ出来っこないから閣議決定に応じたんだ」とバラしたから隣の口先番長前原が「それなら閣議決定に賛成すべきではない。論理矛盾だ」と色を作して怒った。それを聞いた、自民の茂木政調会長が「こういう事があるから協議が出来ない」と与党内対立を批判した。もう野田だけは『不退転の決意』だから自爆も覚悟だ。沖縄は二の次にして『一体改革』オンリーで突っ走る♪花も嵐も ふみこえて 行くが男の 生きる道・・・さぁ~お立会い『乾坤一擲』男 野田の晴れ姿だ。乞うご期待!!
国会議事堂でのファッション撮影を敢行!レンホウVOGUE NIPPONに初登場 フォトセッションが行われたのは、国会議事堂。もちろん国会議事堂でモード誌の撮影が行われることは、異例中の異例のこと。2010年の雑誌のPRだ。レンホウが事務局に虚偽申請を出して行った小遣い稼ぎの行為だが雑誌はこれを売り物にしている。これについて参議院広報課は「レンホウ先生の秘書から議員活動の記録の為に国会議事堂内で雑誌の写真撮影をしたい、という許可願いがありました」政治活動とは関わりのない、個人の宣伝になるような撮影はNGですよと念をおして許可したという。その後レンホウは西岡参院議長から不適切だと口頭注意を受けた。お次は国会で『資金パーティー』やったセコイサムライのお話だ。菅内閣で国土交通政務次官を務めた民主党小泉俊明衆院議員54歳(茨城3区)の資金管理団体『いずみ会』が、衆院第1、第2会館の大会議室や会議室で7回、衆議院本館3階の控室を使って1回、政治資金パーティー『元気のでる会』を2010年に計8回開催して計788万円の収入を得た。経費は飲食物代179万円だけ、会場費はゼロだから〆て609万円の利益があった、これを世間ではぼろ儲けと言う。禁止されていなければ中々目敏く抜け目ないものだと感心するが禁止されているのを無視して金儲けをしたというから問題になった訳だ。衆議院事務局によると議員会館の使用ルールは部屋毎に衆院議院運営委員会で決めて小冊子を配布している特に多目的ホールは『政治資金パーティーには使用禁止』と明記されているとのこと。各議員事務所は資金パーティーに使うのは、非常識、不見識などの批判が出ているというがホンネは気付かなかったのではないか。こんなせこい事をして『天下国家』を論じても物悲しいだけだ。衆院議院運営委員会は17日小泉氏を委員長による口頭の厳重注意処分とした、処分理由を『深く反省している為』とのこと。レンホウにしろ小泉にしろ禁止されているのを百も承知でセコイ金儲けや売名行為をする。それでシャ~シャ~と智慧も能力もないのに正義の味方よろしく仕分けたが、その後を調べてみれば殆ど復活していて民主とカンカラの大道芸パフォーマンスだったとバレた。レンホウが脱税と覚醒剤で逮捕歴のある男と青森ねぶた見物などの黒い交際が発覚、トバッチリを受けては敵わぬと野田は改造でレンホウを更迭した。目先だけしか見えぬのが掃いて捨てる程いる、皮肉って多士済々、前途多難、解散総選挙さて何人戻れるかな。鮭が羨ましいね。写真はボケ 一輪咲いていた。
15日国会の東電福島原発事故調査委員会に参考人として出席した内閣府原子力安全委員会の斑目委員長が原発の津波対策や全電源喪失などに関する国の安全指針について「瑕疵があったことを認めざるを得ない。お詫び申し上げたい」と陳謝し、指針の抜本的な見直しが必要との認識を示したという。どうも厄介な事は深く考察もしないで、事故などは起きず、起きても軽い物だと甘く見て事なかれ主義で済ましていたようだ。原発安全神話を自作自演して胡坐をかいていたようなものだ。日本の官僚制度にも言及「担当が2年で代わるので、大きな問題には手を出さない」この辺は、まともな応答だったが、原発事故発生当時の事を尋ねられると「1週間以上寝ていないので殆ど記憶がない。私がいた場所は固定電話が2回線で携帯も通じず、出来る助言は限りがあった」と曖昧で無責任な答弁に終始した。己の職務に対する責任感などお持ちなのだろうか。電話など対策はやろうと思えば即刻出来る事だ。事故の重大且つ危険性に対する姿勢も気迫が感じられず、馴れっこになっているような雰囲気がある。出鱈目委員長などと揶揄される所以だ。また経産省原子力安全・保安院の寺坂前院長も参考人で出席し、「原発事故への備えが出来ていないままに今回の事故が起きた。規制当局としても問題があった」と認めた。その後、事故当時次長が対応したことについて「私は文系(東大・経済)なので、官邸内の対応は理系の次長に任せた」と述べた。調査委員会の黒川委員長は記者会見で「安全委員会と保安院は安全を担う使命を持っているが、緊急時の備えが出来ておらず、事故がない前提で原子力行政を推進するなど、国民の安全を守る意識が希薄だ」と一刀両断した。さて余談だが毎日原発事故の現況を報告していたズラが話題になった西山審議官も文系(東大・法)だった、その後部下の女性とのスキャンダルが暴かれてセクハラ行為だと左遷させられた。
『議員研修所創設のススメ』の題名で読売のコラムがあった。経団連の研究機関の21世紀政策研究所が、議員教育のあり方を研究しているとのことだ。前から各企業も学卒新人を採用後、教育しないと使い物にならないので研修して配置している。国会議員の質の低下を起こしたのは2005年の『郵政選挙』と09年の『政権交代選挙』この2回の選挙で自民党、民主党が圧勝し、新人が『大量生産』結果だ。両党共大量の候補者を用意して研鑽させる、時間も余力も、能力もない。議員それぞれが己の地盤を保守するのに懸命だ。自民党は各派閥で教育していたが派閥の衰退で教育機能低下している。一方『ごった煮』民主党は昔所属した党が主体の仲良しグループだから『仲間同士』だから『ドングリの背比べ』。民主党が消費増税の是非を協議した会合で、新人の女性議員が挙手して「金曜日の会合はやめて欲しい。地元に帰らないといけない。こんな事やってる閑はないんです」と堂々と意見を述べたのに、議員の職責に対する自覚もない発言に、出席者は唖然としたとある。ただこの議員は汚沢チルドレンだから汚沢に会議に出ていても票にはならぬ。地元を回るのが大切だと刷り込まれているのを忠実にやろうとしているに過ぎない。大阪維新の会が全国から塾生を募ったらワ~と3326人の申し込みがあった。書類選考で絞り込み年間12万円の塾費をとり教育するそうだ。『維新政治塾』らしいが講師で判っている顔触れを見ても横浜市長で赤字を作って敵前逃亡した中田宏、万博の堺屋などの名が挙がっているが詳細は判らぬ。何れにしても泥縄であって促成栽培だから大方、汚沢チルドレンと五十歩百歩だろう。民主主義では役に立つのは頭数であって頭の中身などは関係ない、かえって下手に知識があるより忠誠心の方が大事だ。使えるのがいなければ与謝野のように声を掛ければ地位に釣られてノコノコやってくる。一本釣りで済む、安いものだ。21世紀政策研究所では、当選直後の新人に歴史、憲法から国会での立ち居振る舞いまで教えるのだと言う。小学校の一年生並みに『いろはからお行儀まで』だから笑うに笑えない。ルーピーポッポ、カンカラ総理から、今の閣僚の交代劇を見れば永いだけのベテランても駄目なのは駄目だ。歳費という、税金を食って馬齢を加えて当選回数は多いだけのシロアリだ、資質、能力が欠如したのが入れ替わり立ち代り、大臣でお披露目して国内のみならず、世界に恥を曝している。