人間は事実を指摘されると過剰反応するものだ。官房副長官荻生田光一がシンポジウムでTPP承認案の採決を巡る最近の野党の国会対応をズバリと突いた。「強行採決というのはあり得ない。採決を強行的に邪魔する人達がいるだけだ。野党議員が本当に声を嗄らして、質問書を破りながら、腹の底から怒っているかというと、プロレスでロープに投げたら返ってきて空手チョップで1回倒れてみたいな遣り取りの中でやっている。私はある意味で茶番だと思う。そろそろこういう政治の在り方は変えるべきだ」この尤もな例え話に民進党、共産党とゴミ2党が早速反発した。レンホウは「国会審議は茶番で、野党は邪魔する存在だと思っているのか」茶番劇では悪役の主役を演じているのでよく判っている。ヤジ男山井も「国会を侮辱する発言は許されない。荻生田が発言を撤回しなければ、年金制度改革法案の審議に支障が生じる」と発言の撤回と謝罪を要求した。早速悪癖の審議拒否のドスをチラつかせる。公明党の漆原までが尻馬に乗って「非常に不謹慎だ。国会審議に影響を与える」と同調した。田舎プロレスの単語に刺激されたのか前文科相馳浩が「俺と勝負するか!」と吠えた。プロレスをバカにしているととったのだろうが、プロレスは真剣勝負を装った”勧善懲悪の物語”だとお子様までご存知だ。やたらにつまらぬことに反応せぬことだ、沽券に関わるだろう。民進党の連中は立法府の権威を傷付けている、国会無視だ、国会侮辱だと息巻いてイチャモンを付けて粋がるが、民主、民進党がその最たるものだ。代表レンホウは参院事務局を騙してフアッション誌のモデルになって撮影、小銭稼ぎしたのはまだ記憶に新しい。野党の頃、『ガソリン税廃止』のプラカードを掲げて国会議事堂内をデモ行進したり、委員会、本会議の議決時にプラカードやビラを掲げる茶番劇を創めたりしている。最近目に余るのは委員会の開会に反対、野党議員が委員長席を取巻き、大声を上げ、ガラの悪い言動で妨害している。民進党の柚木道義(横浜の本屋、有隣堂店員)が一番悪質だ。開会時には委員長席に詰め寄り、口を委員長の耳に近付け大声を張り上げる”音の暴力”とメモ、書類を取り上げる腕力による暴力を振るう。採決時にも真っ先に委員長席に突進、大声と力尽くで採決を妨害、それでも採決するとバカの一つ覚えの『強行採決』だと喚き、マイクを奪う、メモ書類を取り上げて破く、これが日常茶飯事化している。このような妨害行為を議員の義務と心得ているようだ。柚木道義、名前の”道義”が泣く、恫欺”と改名したらどうだ。荻生田は審議日程などに影響を与えない為、止むを得ず、野党の要求を受け入れ「例えに不適切な部分もあった。結果として国会審議に影響を与えたとすれば不徳の致すところだ」と発言を撤回し、謝罪した。口を開ければ『言論の自由』を喚く野党の連中の手前勝手にはあいた口が塞がらない。古よりいう”無理が通れば道理が引っ込む”。現在NHKの日曜討論でいつも日本政府は米国を追随しているとほざいている民進党大串博志、共産党小池晃が、米国の次期大統領のトランプがTPPを離脱するといっているからTPPの審議を辞めろと米国追随の議論を展開している。これこそ米国追従だろう。ご都合主義の典型だ。
写真は昇仙峡の覚円峰と紅葉風景。下の小汚い風景が荻生田が称した猿芝居、田舎プロレス。参院厚生労働委員会で年金改革関連法案採決に、手回しよく用意したビラをテレビ、カメラ席にかざして委員長席に詰寄り、採決を妨害して”強行採決”だと吠え捲くる民進党議員の醜態だが、哀れな連中はパフォーマンスと勘違いしている。この中央、委員長の上にゴキブリ柚木道義がいる。中央年金法は年金改革関連法は年金カット法、安全保障関連法を戦争法と率先してデマを飛ばす、悪質さ。(読売新聞)