知事の初仕事、権限のない『原発停止』だとさ

権力を握った事がない、ど素人の三反園訓が鹿児島県知事になった途端、権力を振り回した。嬉しくて、ウレシクテ、早速使ってみた。危ない、アブナイ。昔から『何とかに刃物』という諺がある。英語では[Don't give a sword to a child}　事前に連絡もせず、相手の都合など全く斟酌せず九州電力の瓜生社長を県庁に呼び付けた。新県知事様のお呼び出しだ！社長は押っ取り刀で急遽福岡から鹿児島に飛んだ。駆けつけた社長に対して「県民の不安の声に応えて欲しい」と『川内原発1.2号機の即時停止』の要請書を手渡した。正に寝耳に水の話しだ。三反園は立候補前に原発反対派の支援を受けた、それの交換条件で原発停止を約束した。知事は川内原発周辺の避難道路、福祉施設を視察に来ても薩摩川内市役所に寄らず、地元の事情に最も明るい市職員も同行せず、市長にも会わず、市内住民の声も聞いていないそうだ。その知事の初仕事がパフォーマンスの営業運転中の川内原発1.2号機の即時停止だ、原発の危険性を具体的に指摘していないし、指摘できる筈もない。一部原発反対派のいう『不安』を錦の御旗にした、お粗末さだ。乗ったタクシーを止めるように無闇矢鱈に原発を突然停止させられたら堪らない。九電は勿論、住民にも迷惑が掛かる。川内原発が再稼動して1年、やっと市内の商店、ホテルなどが以前のように営業しだした矢先だ。知事には『原発停止、稼動』なども権限はない。反対派との約束を実行したいだけだ。三反園はテレビ朝日の記者だった。野次馬的にアチコチに首を突っ込み断片的な知識だけだ。ましてや原発に関する知識は一般人と何等変わらない。都知事選にみっともなく惨敗した鳥越が、悔し紛れに『民愚主義』だと揶揄した。都民の選択は間違っていなかった。鳥越を3位したのは、鳥越の言う愚民のお陰だろう。とてもそれ程票数が取れるタマではない。過去の都道府県知事の業績を見れば、東京の青島、大阪のノックなど箸にも棒にもかからない知事がいたのも事実だ。今回の三反園も4年経たぬと選挙はない。選んだ鹿児島県民が『賢民か愚民か』これから優秀な三反園知事が自ら証明するだろう。キツネに化かされないように・・。写真は佐久市の鼻顔（はなづら）稲荷神社で

無知の切り口上レンホウVS引責辞任居士前原

生来の目立ちがり屋の日台ハーフのレンホウがクラリオンガールに応募、1位になったので、クラリオンのキャンギャルになれたのが1988年だ。2位ではなれなかった。セミヌード、水着のお色気で活躍、グラビア写真集も出した。その後司会、キャスターに転進、名前が売れるとお決まりの政界進出コース。民主党の人寄せパンダ・キャラクターに使われていたレンホウ、カンカラ総理が行政刷新大臣にしたから、堪らない。公開して行った『事業仕分け』では相手に言い訳もさせず権力を振りかざして、ぶった切った。スーパーコンピューター開発の予算削減で「世界一になる理由は何かあるんでしょうか？2位じゃダメなんでしょうか？」と無知を曝け出して、世間の物笑いになった。『2位ではダメでしょうか？』が流行り言葉になった。その程度のレンホウだが、その人気に肖りたいと選挙に弱い議員連20名以上集めて推薦人にして代表選にさっさと一番に名乗り出た。”豚も煽てりゃ木に登る”オノレには能力があると、すっかり勘違いしてその気になったレンホウ頗る鼻息が荒い、外国特派員協会での会見で「岡田代表が大好きです。ただ1年半一緒にいて、本当につまらない男だと思います。人間はユニークが大事です。私にはそれがあると思います」と遠慮会釈もない、フランケン岡田も見縊られたものだ、それでもめげずに支持するそうだ。レンホウ支持はノダイコグループ10人、岡田、安住など現執行部連、赤松旧社会党20人、旧民社10人と優勢。これに対抗して出馬を決意した前原誠司は、頼みの綱だった細野豪志モナ、レンホウの秋波にコロリとやられて、寝返ってしまった。これが祟って20人の推薦人集めにも苦労する体たらく。前原は2006年の代表選で菅を破って代表になった。衆院予算委で永田寿康が自民党幹事長武部勤の失脚を狙って、ライブドア堀江メールを取り上げたが偽メールと発覚、前原は代表続投を宣言したが、野田佳彦が国対委員長を引責辞任、結局前原も代表辞任に追い込まれた。当の永田は議員辞職、自殺した。鳩山内閣で国交相になった途端、マニフェストにあるからと闇雲に八ッ場ダム、川辺川ダムの中止させた。菅内閣の外相だった2010年尖閣諸島周辺で中国漁船が巡視船に体当たりして巡視船は小破、海保が命懸けで逮捕した中国人船長を那覇地検の判断で釈放したと発表したが事実は官房長官の仙谷由人と外相前原が、責任逃れに釈放させたのが真実だ。その後前原は在日韓国人から長年献金を受け取っていたのが発覚、外相を引責辞任した。こう見ると前原は議員生活は長く、役職の経歴もあるものの、その殆どにケチが付き途中の引責辞任が多い。これと取り上げる功績はゼロだ。旧維新の党23人と数は多いが殆どは選挙にからきし弱いので民主党に三行半を突き付けて人気のある維新の橋下傘下に入ったが分裂騒ぎで、恥知らずにも古巣の民主党に舞い戻った。この際なるべく高く売ろうと洞ヶ峠を極め込んでいる。レンホウはこれを誘い込もうと江田に会っては秋波を送っている。新聞はレンホウ対前原を『清新VS実績』とお世辞一杯に書いているが、事実は『無知の切り口上VS引責辞任居士』の戦いだ。都知事選とリオオリンピックに隠れて影が薄くなった民進党代表選、今や”愛される共産党”との腐れ縁は岡田が食し美味が忘れられず、約束してしまったので切るに切れない。民進党は沈み行く夕日を浴びて赤くなって赤旗に染まっていき、民心は離れて行く。所詮民進党内のコップの中の争いに過ぎない。天下の大勢に影響はない。

 

 

”築地の石松”

リオオリンピックで男子体操の個人総合では内村航平選手は最終種目の鉄棒まで僅差の2位だった。その鉄棒で完璧な演技で逆転、金メダルを獲得した。その直後金銀銅メダルを獲得した選手の記者会見で海外メディアの阿呆な記者が内村に「あなたは審判に好かれているんじゃないですか？」と意地の悪い質問、内村は至って冷静に「全くそんな事を思っていない。皆さん公平にジャッジをして貰っている」この質問に立腹したのが並んで会見していたウクライナのオレグ・ベルニャエフ選手「審判も個人のフィーリングは持っているだろうが、スコアに対してはフェアで神聖なもの。航平さんはキャリアの中でいつも高い得点を取っている。それは無駄な質問だ」と一蹴した。彼は鉄棒の演技までは1位だったが鉄棒で内村に逆転されて僅かの差で2位、銀メダルになったのだから、悔しいと思うのが人情だろう。彼はまだ22歳だが馬鹿な記者より、余程まともだ。陸上のボルト、水泳のフェルプスと並んで体操界では内村だと認めて尊敬しているベルグだ。今後内村を継承すると公言している日本の白井健三選手19歳の好敵手になるだろう。この阿呆な外人記者を褒めている日本人記者がいた。どこの社と聞くまでもないだろう、媚中、媚韓、反日が旗印で自尊心だけは異様に高く販売部数をドンドン減らしている朝日新聞の野郎だ。外国人記者の質問は「選手の本音を引き出すテクニックの一つだ」と妙に感心して擁護した。お前は日本人かと、ネットで叩かれている。”馬鹿は死ななきゃ治らない”平成の石松は日々害毒を流して築地に生息している。

 

”見も心も売ちゃった”

『体は売っても心は売らぬ』昔風俗で働いていた女性が持っていたプライドを表現したものだ。参院選宮城選挙区で当選した桜井充民進党所属は共産党宮城県委員会が開催した『共産党創立94周年記念祝賀会』に出席、共産党のシンボル血に染まった赤旗を背に「この度は大変お世話になりました。勝てたのは共産党との共闘のお陰であります」と深深と頭を下げたそうだ。全国で一番早く共産党と協定書に調印した。その政策協定書の内容は【1】立憲主義に基づき、憲法違反の安保関連法廃止と集団自衛権行使容認の7・1閣議決定の撤回を目指す【2】アベノミックスによる国民生活の破壊を許さず、広がった格差を是正する。【3】原発に依存しない社会の早期実現、再生可能エネルギーの促進を図る。【4】不公平税制の抜本是正を進める。【5】民意を踏みにじって進められる米軍辺野古新基地建設に反対する。【6】安倍政権の打倒を目指す。共産党の主張を丸呑みした、とても政権を任せる訳には行かぬ代物だ。多少は持っていたであろうプライドは消え、恥も外聞もかなぐり捨てて、見も心も許して『共産党さんにお任せします』と桜井充。当選の為なら手段を選ばず。これで桜井は民進と共産党の両生類（陸上・水中両方にすめる）だと証明された。民主から民進に党名を変えても党勢は先細りが続いている。代表フランケン岡田、オノレの面目を保てるならばと、過去に権勢を振った虚勢が忘れられぬ小沢の甘い囁きに乗った結果だ。お陰で桜井は唯の人にならなくて済んだ。命の恩人だ、共産党万歳、足を向けて寝られぬ。”貧すれば鈍する”文字通り親分、子分の苦肉の策だが、これで民進党と共産党の差はないようだ。今後は一日も早く両党合併したらどうだ。いっそゴミの2党を入れて4党合併して両生党はどうだ。1×4＝4にはならない。マイナス4になることもある。”河豚は食いたし、命は惜しし”躊躇なく河豚を喰らった議員がかなりいる。共産党の志位亀が不気味にほくそ笑んでいる。桜井曰く「身も心も売りました、端から矜持など持ち合わせておりません、悪しからず」こんな手合いに年間数千万円払っている。無駄遣いの見本だろう。

日の丸、君が代を嫌う左翼の五輪の見方

『日の丸、君が代』が大嫌いな民進党内の左翼、共産党、社民党、日教組の連中には、さぞかし不愉快な夏だろう。現在行われているリオオリンピックでは日本選手が活躍、金メダルをとり国旗日の丸掲揚、国歌君が代の演奏が続いている。オリンピックの開会式、閉会式、表彰式はオリンピック憲章で定められている。表彰式に参加できる選手は各種目で３位以内に入った選手またはチームである。表彰式では◎メダル受賞者の紹介とメダルと記念品の授与◎メダル獲得者の国旗掲揚と優勝者の国歌演奏が行われる。国内では朝日新聞社が主催する第98回全国高校野球が連日ほぼ満員に近い観衆を集めて甲子園球場で熱戦を繰り広げている。8月7日から21日まで今日は準々決勝だ。現在の高校野球大会は1915年(大正4年）全国中等学校優勝野球大会として豊中球場で行われたのが始まりだ。この大会は朝日新聞社のスバラシサの宣伝と発行する朝日新聞の販売部数拡張を目的にしたものだ。今は日本学生野球憲章で『学生野球は、教育の一環であり、平和で民主的な人類社会の形成者として必要な資質を備えた人間の育成を目的にする』・・・などと理由付けされている。春の選抜高校野球大会、毎日新聞社の主催で1924年の第１回は名古屋の球場で行われた第2回以降は甲子園球場で３月下旬から４月にかけて行われている。こセンバツ大会は朝日の夏の大会を真似て毎日新聞社の宣伝、販売部数拡張を狙ったものだ。朝日新聞、毎日新聞の日頃の主義主張、政治的態度からみれば、ともに諸手を挙げて国旗、国歌に賛成の立場とは思われない。それが大会の開会式では国旗掲揚、君が代演奏、斉唱している。両紙のオリンピック記事では優勝した選手が国旗を広げたり、掲げたりしている写真を掲載している。国旗国歌法は1999年に施行された。衆議院でこの法案に賛成したのは自民党、自由党、公明党、民主党内では45名。反対は民主党内で46名、共産党、社民党。投票総数489、賛成403、反対86だった。参議院では賛成、自民党、自由党、公明党、民主党内20名、反対共産党、社民党、民主党内31名、投票総数237、賛成166、反対71である。意見が割れた民主党は衆院では賛否同数に近いが、参院は賛成20、反対31。民主党に江田維新が合流して民進党に党名を変えたが、代わり映えせず、十年一日の如し。議員も落選、引退、他界などでメンバーが入れ替わっても党内は大きく二分され、元社民などの左翼系が優勢なのは変わらない。さてこれら国旗、国歌反対議員は高校野球の開会式やオリンピックの表彰式で行われる日章旗の掲揚、君が代の演奏はどのような阿呆面をして見たり、聞いたりしているのだろうか。苦々しい思いだろう、中国、北朝鮮などの共産国の国旗、国歌を見て、聞いて、アア我が母国と感激に浸っているのだろうか。お好きな共産国に是非移住をお勧めする。もっとも自国の悪口雑言を吐いている輩など最低だ、我が国にはいらないと、丁重にお断りするだろう。民主党の賛成、反対者は次の通り。落選、引退、他界した者が多い。首相経験者の村山富市、菅直人は反対しており、ハトポッポの由紀夫は賛成している。

衆院議員賛成者、安住淳、岡田克也、玄葉光一郎、中川正春、鳩山由紀夫、古川元久、渡辺周、他
反対者、赤松広隆、枝野幸男、小沢鋭仁、大畠章宏、海江田万里、河村たかし、菅直人、原口一博、前原誠司、他
参院議員賛成者、浅尾慶一郎、北澤俊美、柳田稔、他
反対者、江田五月、小川敏夫、輿石東、櫻井充、福山哲郎、他

◎国旗国歌法　第1条　国旗は日章旗とする。第2条　国歌は君が代とする。付則略　別記　日章旗の具体的な形状、君が代の歌詞、樂曲。

『男を下げっ放し』の大臣ノビテルと自民都議

小池の反乱で始まった都知事選、自民、公明党がしゃかりきになって推していた増田、開票してみれば、小池に予想外の大差をつけられて敗れた。小池など何するものぞと高を括っていた自民党東京都連会長石原ノビテル以下自民党都議が赤恥を掻き続けている。先ずノビテルが記者会見で「都知事選は党本部マスター、お金も都連ではなく党本部が集めたのであり、責任者は幹事長なんです」と責任回避、自転車事故で頸髄損傷の重傷で入院、手術現在は会話も出来ない状態の谷垣幹事長に責任を擦り付けてしまった。次の記者の会見ではシャーシャーと「そんな事は言っていない」と全面否定の鉄面皮。彼は「小池氏は自民党員ではありません」「選挙に負けたら責任をとります」小池の推薦を拒否したのはノビテルと幹事長の内田茂の凸凹コンビ。このコンビは連名で『小池を応援、投票した者は親族含めて除名する』と脅迫の文書を送付。江戸時代の一族郎党処刑、北朝鮮では現在も日常茶飯事に行われている見せしめの為、一族を銃殺する残虐行為を彷彿させる時代錯誤の通達。特にノビテルの親シンタロウは「厚化粧の大年増に都政は任せられない・・」と軽蔑発言、親子が小池百合子を『代々続いた男の知事が腐敗させた都政を救う為に立ち上がった正義を貫くジャンヌダルク』に仕立ててしまった、オウンゴールのボーンヘッドだ。小池から感謝状が出るだろう。ノビテルは元来失言の多い野郎だ。これも失言・暴言の多い父親の遺伝だろう。「人間より熊の多い北海道に高速道路を作くるのは無駄だ」とやって熊ならぬ大地の鈴木宗男に食い付かれたことがある。福島県の汚染土の中間貯蔵庫施設建設を巡って発言「最後は金目でしょ」と本音を吐露して批判を喰らった。小池知事が挨拶に出向いた議長室で応対した都議会議長川井重勇、副議長小磯善彦、特に川井は「知事と議会は両輪です。一輪車にならぬように」と釘を刺した、カメラから知事、正副議長が並んだ写真撮影を求められると両手を後に組んで握手を拒否した所作で「あなた（報道カメラ）の要望に応える必要はないでしょう」と拒否、「どうもご苦労様でした」早く帰れと小池の退室を促した。これも各テレビで放送され、議長職にある川井の狭量で大人気ない態度が全国に流された。とても政治家とも思えぬバカな対応振りだった。その後、言い訳にならぬ言い訳をして、愚か者丸出し、お粗末さを披露している。次に出向いた自民党控室は2名を残し、ドン内田幹事長以下が雲隠れするという幼稚なかくれんぼ戦術に出た。2年前舛添を満面の笑みで迎えた画面とは雲泥の差。昨日4日石原、内田以下役員5人が知事選敗北の責任をとって党役員を辞任した。今回の都知事選では『最低の男』が次々証明された。昔から『男を上げる・・』『男を下げる・・』『男の風上にも置けぬ・・』『女の腐ったような・・』など男尊女卑から出た言葉があるが、今後は『男の腐ったような・・』『女の風上に置けぬ・・』と言い換えた方がピッタリする。石原以下、どいつもこいつも、男を下げる言動。国会、都議会議員殿の程度が低い事を遺憾なく露呈した。これじゃ自民党員でも小池に一票入れたくなるのが人情だろう。写真はモウセンゴケ、下はハエトリグサ。

鳥越、増田を蹴散らして・・

出るも出たり、立候補者２１名の東京都知事選は予想通り、自民党を見限って個人で出馬した小池百合子の圧勝に終わった。都知事選は小池に始まり小池で終った。ケンカ上手は細川、小沢、小泉の側近で学んだものだろう、政党渡り鳥は無駄ではなかったようだ。”細腕繁盛記”ならぬ”辣腕都知事選挙録”は如何？。自民党の小池排除を感じていた小池は真っ先に出馬宣言、その後の動きはスピーディーでそつもなかった。鳥越を応援したいメディアでさえ味方にするような抜け目のなさだった。自民党は総務事務次官だった桜井俊が嵐の桜井翔の親父だからと出馬を要請したが本人は「家族に迷惑が掛かる」からと固辞したので諦めた。桜井氏は自民党の思い付きの甘言に乗るようなオバカさんではなかった。これで自民本部と自民都連がすったもんだの末結局、増田寛也を口説いて出馬させた。要請されて出馬した増田には小池のような切羽詰った本気さはなかった。野党側は民進党都連の松原は経産官僚クズレの古賀茂明にしたと発表、一方代表岡田は鳥越俊太郎を担ぐことに決めた。2頭立ての馬車が左右に股裂き状態に走るチグハグなドタバタ劇の田舎芝居。こちら共産党は出馬の準備が整って出走寸前の宇都宮健児を強引に出馬を取り止めさせた。痴呆が進み、病み上がり、都知事など全くヤル気のない素人で、小指の方に兎角噂のある鳥越を野党４党共闘用に担いだのが大敗の原因だった。鳥越は選挙中に「当選しますよ」「都知事になります」と共産党が動員した人数の多さに酔い、興奮のあまり、うわ言を口走っていた。止せばいいのに甘言に乗せられ老醜を晒し、晩節を汚し、週刊文春、週刊新潮により”藪から蛇を出した”のも自業自得だろう。都知事選挙が終って判明したのは候補者のヤル気、本気度、覚悟の違いだった。小池に苦杯を舐めさせられた自民党都連の石原ノビテルや自民都議団に27年も巣食う幹事長内田茂等は、小池、応援した一派を自民党が処分しろと強硬のようだ。都民から300万票の支持を得た小池を敵に回せば来年の都議会選挙でしっぺ返しを食う虞がある。選挙に落ちればただの人、当選回数の少ない新人議員には死活問題だ。自民党都会議員が反小池を貫き協力しない姿勢なら大阪維新の会の橋下に倣って小池新党、東京維新の会を立ち上げる手もある。選挙結果は小池百合子291万票、増田179万票、鳥越134万票。