キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

天皇制をも利用する日共

2017-01-20 15:19:50 | Weblog

最近元気な年寄りが多いから、町会の老人会の有志が近郊を歩く活動を行っている。秋には伊勢原の大山詣でをした。新年第1回は北の丸公園、皇居東御苑、靖国神社付近に出掛けた。何時も積極的に参加するマラソン好きな70代の男が今回は不参加だと言う。その理由を尋ねると「天皇制に反対だからだ」そうだが共産党員ではない。日本共産党は天皇制について・・党は、一人の個人あるいは一つの家族が「国民統合」の象徴となるという現制度は、民主主義および人間の平等の原則と両立するものではなく、国民主権の原則の首尾一貫した展開のためには、民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだとの立場に立つ。しかし、これは憲法上の制度であり、その存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきものである。早い話が天皇制反対である。昨年1月4日共産党として約69年ぶりに国会の開会式に出席したが衆参両院議員32名のうち志位、山下と国対、議運の委員6人だけ。志位は「高い玉座(ぎょくざ)が設けられ、そこで(天皇陛下から)言葉を賜る形式は憲法の主権在民の原則に反する」と早速難癖をつけ「憲法にふさわしい形」への改革を訴えると述べた。この出席戦術は参衆院選で民進党などと野党共闘を進める為の伏線だ。現在天皇退位に関する法整備を巡り、衆参両院の正副議長は各会派の意見を聞き政府に報告、政府が作成する法案に国会の意見を反映させ、与野党対立を避け、円滑な法案審議を進める狙いだ。政府、自公などは特例法の制定を考えているが、民進、共産、社民などは皇室典範改正による退位の恒久制度化を主張している。現憲法に天皇制があるから止むを得ず天皇制を認めている共産党の書記局長小池晃は「皇室典範改正が筋だ。特例法の中身をしっかり見て、考える」と述べている。端から天皇制を否定、次期が来れば『天皇制廃止』を謳っている日本共産党が「皇室典範改正による退位の恒久制度」を語るのは甚だ違和感がある。皇居に関係ある公園だから参加しないという爺さんの方が余程スッキリしている。民進党などと選挙を共闘して連合政権を目論んでいる日共”衣の下から鎧”がチラチラ見える。赤頭巾とオオカミの下心がはっきり判る。

写真は戸塚区内消防署、消防団による出初式の一斉放水、消防局ヘリと逃げるカモメ。下は箱根駅伝復路、バイクカメラの中継風景

 

 


 

 


やい!”矢でも鉄砲でも持って来い”トランプ親分

2017-01-17 14:15:26 | Weblog

ドナルド・トランプは当初から泡沫候補扱いを受けていたがトランプ一家が奮闘、己の意見は専らツイッターを駆使して言いたい放題 全メディアを敵に回したけれど第45代米大統領の座を射止めた。トランプを称して『人種差別主議者』『外交音痴』『虚構の実業家』『ヒットラーの再来』などと罵声、悪評を浴びせられているが、当人は平気の平左、蛙のツラに小便。そのトランプが就任前から『ツイッター』で自動車メーカーを名指しで攻撃した。各社はメキシコ工場の計画を中止したり、米国での雇用、投資拡大を約束している。「F35最新鋭戦闘機は高すぎる」と批判され、ロッキード社のヒューソンCEOは「新たに契約するF35を大幅に値下げすると共に、雇用を1800人増やす」と約束した。国際間でも、歯に衣着せぬ物言いだ。「日本は米軍駐留経費をもっと負担しろ」「中国は米国を食い物にし、南シナ海を要塞化している」「不法移民の入国を許す『破滅的な誤り』を犯した」とメルケル独首相を批判、当選後初の記者会見ではトランプ自身のロシア絡みの売春スキャンダルを取り上げたCNNの記者の質問を拒否し、それは『偽ニュースだ』と罵るだけ、問答無用な態度。火のない所には煙は立たない、臭気紛々。トランプ親分の演説は身振り手振り、口角沫を飛ばし、向かう所敵無しの勢いだ。今後が思いやられる。トランプの出現はポピュリズムの結果だとも言われているが、オバマ現政権の反動ともとれる。就任10か月何にもしないのにノーベル平和賞を授賞して本人が驚いた。2期8年間めぼしい功績もない、イラク、シリア内戦では無為無策、中途半端な対応で『国家的テロ集団・イスラム国』の拡大を許してしまった。最終演説の締めくくりには自身の選挙スローガンだった「Yes We Can」に加え、8年を振り返って「Yes We Did」(成し遂げることができた)」と語り、未来に向けてもう一度「Yes We Can」と訴えたそうだが、自画自賛、虚しく聞こえる。

ギャラップ社の調査。戦後大統領の任期中の平均支持率と比べても、トランプの数字は、最も低水準だったトルーマン(45.4%)、カーター(45.5%)を下回っている。

 


たかがタスキ、されどタスキ

2017-01-14 09:56:35 | Weblog

スポーツ報知1月12日(記者コラム・竹内達郎)から引用である”タスキは駅伝ランナーの心模様によって、生き物のように動く。日本陸上競技連盟の駅伝競走規準の第9条には「タスキは布製で長さ1.6~1.8メートル、幅6センチを標準とする」(抜粋)と定められている。とはいえ、単なる布ではない。いわば“魂”なのだ。タスキは駅伝ランナーなら誰もが大切さを知っているが、箱根駅伝という大舞台では我を見失ってタスキの扱いが乱雑になってしまう選手も多い。タスキを受け取った時、慌ててしまう選手は、刺繍文字の校名を裏返し、或いは逆さまに掛けてしまう。対照的に校名が胸の前で見えるように、きれいに掛けられる冷静さがあれば、実力を発揮しやすくなる。タスキの掛け方を見ると、その選手の心理状態の一端が分かるのだ。・・青学大の1区・梶谷がタスキを気にしていた。何度も掛け直していた。・・「切れ込み穴が破れて1ミリしかつながっていなかった」と吉田マネージャーは明かした。・・・無事に往路優勝を果たした後吉田が縫い直した・・・”(記者は東洋大時代箱根駅伝で8区を走ったOB)  確かにスタートまで余裕がある往路1区と復路6区では各校タスキをきちんと掛けているが、各区の中継後、直しながら走っている選手もいるし、走るのに夢中でタスキまで気が回らない選手もいるから、タスキ掛けがバラバラだ。一定時間に遅れると繰上げスタートになり、本来のタスキ渡しが出来ない。或いは各選手の汗が染みているタスキなどと大切さを表現している割にはタスキ掛けが粗雑な感じがする。3年連覇して得意絶頂な青学大の原監督もタスキの緩みには気が付かなかったようだ。選手の気の緩みでなくてよかったね~

写真は第93回 9区(戸塚~鶴見23.1km)戸塚中継地をスタートして3km時点のスナップである。青学大、池田は校名が見えない、早稲田大、光延は完璧、下は東洋大、野村校名は判る、神奈川大、大川は裏返し、順天堂大、聞谷はよじれている


鳥は鳥でもコサギさ

2017-01-07 14:52:33 | Weblog

民主党が7年程前CMは咸臨丸に似せた帆船を民主党の3バカ、鳩山、菅、小沢が乗って嵐に向かって行く勇ましい構図だった。ハトポッポがロープを引っ張り、菅は何をしているか不明、小沢が操舵していたが、暴風雨に小沢が甲板に飛ばされて終わったがやはり沈没していた。元々継ぎ接ぎだらけの泥舟だったから当然だった。泥田に生息する『ドジョウ』から『蓮根』に変わった民進党の野田佳彦幹事長は4日の仕事始め式で「我々の立場はもう背水の陣ではない。既に沈んでいる。そこからどうやって浮き上がって、岩肌にツメを立てて、よじ登っていくかという覚悟が問われる年だ。今年中に衆院の解散・総選挙は十分あり得る。二大政党の一翼を担っているといわれる時代を作っていこう」と新年早々声高らかに呼び掛けた。民進党のレンホウ、野田、安住、山井など執行部の質が悪過ぎる。その辺に転がっている石コロはどんなに磨いても光らない。”瑠璃も玻璃も照らせば光る”と諺はあるが石コロは石コロであって瑠璃や玻璃にするのは不可能だ。『ウソ』つきレンホウは伊勢神宮で「今年は酉年だ。民進党が羽ばたける1年にしたい」と党勢拡大だと『誇大妄想』を囀った。羽ばたく鳥はコサギだろう。嘘つきレンホウにはコサギがよく似合う。一方安倍首相は自民党の仕事始めの挨拶で1837年酉年に乱を起こした乱陽明学者・大塩平八郎を紹介『山中の賊を破るは易く、心中の賊を破るは難し』と陽明学の教えを引用、自らを戒めた。自民党の1.2年生の中には選挙区の地元周りを怠り、今後も当選出来るような錯覚を起こしている阿呆も相当いるようだ。この連中を党が勉強会で教育する。民主党が政権執った総選挙も玉石混淆だった、特に民主党を創った鳩山、菅などの詐欺師のマニフェストの口車に乗った結果、3年4ヶ月も辛抱させられた。共産党志位アカミミガメの誘惑にクラクラしている、民進党の連中、”河豚は喰いたし命は惜しし”これじゃ二大政党の淡い初夢が悪夢と化すだろう。

写真はコサギ、下はアオサギ

 

 


謹賀新年

2017-01-03 08:48:29 | Weblog

 新年早々恐縮だが民進党は今年もお先真っ暗だと、殆どの国民が感じているだろう。9.9%(8月6.7日)10%、(10月15.16日)、10.3%(10月15.16日)、8.6%(11月12.13日)、9.2%(12月17.18日)民進党の支持率の推移が産経とFNNの世論調査の数字である。昨年12月はレンホウが代表就任前の9月の支持率を下回っている。レンホウの知名度に肖れば民進党の支持率が急上昇するだろうと単細胞、希望的計算で代表にした結果だ。”当て事と越中褌は向こうから外れる”という。そのレンホウが次期衆院選に鞍替えしようと画策したが、党内の反対意見も多く、結局先送りしたようだ。都内の衆院25小選挙区で民進党候補がいる、民進党の空白区は12区だが大田公明党前代表がおり、公明党とはケンカは出来ない。そこで比例選東京ブロック名簿順位1位の案があったが「党代表が小選挙区で戦わないなんてありえない」と真っ向から反対される始末。1月解散はないと読んで結論を出さないまま年越しした。政治、経済の基本的知識に欠けるレンホウは党首討論では総理に歯が立たないので、勢い言葉尻を取ったり揚げ足を取ったり、首相の人格攻撃に走る。これがブーメランとなってレンホウを直撃している。レンホウの衆院鞍替えも民進党が政権執った時、参院議員では首相になれないからだが、政権を執れないと太鼓判を捺せる。民進党執行部は民進党の人気はさっぱり上がらず、議員個人の実力もないのに鼻息だけは頗る荒い、悍馬並だ。これじゃ今年も展望は開けまい。何時安倍が、何時解散に打って出るか、戦々恐々首筋を撫でながら選挙区回りに精を出す以外に名案はない。小沢は老醜を晒して民進党と共産党の野合を画策しているが、嘗ての剛腕も金力もない精々”廊下トンビ”の幇間役がお似合いだ。

写真はロウバイ(蝋梅)、下は金のなる木=花月