平岡お玉杓子が『蛙』に変態できなかった。4月28日参院山口選挙区補欠選挙の結果だ。衆院当選5回(2000~2012)の平岡だったが先の衆院選で完敗、参院補欠選に民主党の公認を辞退して無所属で出馬した。民主党の看板ではとても勝てる見込みはない、そこで政党色をぼかして、知名度があるので反自民の連中の票をゴッソリ獲得すれば勝算ありと踏んだのだろう。しかし結果はご覧の通り、江島潔、元下関市長が287.604票、平岡秀夫129.784票とダブルスコア以上の約16万票差を付けられ完膚無きまでやられた。平岡は捲土重来を期すと寝言をぬかしているが敗因が判らぬようだ。平岡は街宣車の演説で安倍首相の言う『日本を取り戻す』は憲法改悪、国防軍にして軍事大国を目指す、TPPへの拙速な参加、上関原発計画を進め、原発再開を狙っていると昔の社会党が顔負けするような内容だ。民主党からは代表泣き虫海江田、牽強付会、軟派師の幹事長細野が応援に駆け付けたが聴衆は集まらず、意気も揚がらず、かんこ鳥が鳴く状況だった。また本人は山口出身だからと応援に馳せ参じた元首相の空きカンが『上関原発』反対のデモ隊約300人の先頭に立ち『平岡支持』を叫んで平岡の『票数激減』を推進してくれた。江島陣営から是非カンカラに『感謝状』を送るのも乙なものだ。海江田と細野が『全国行脚』のスタートにと、29日巣鴨のとげぬき地蔵商店街を1時間歩いて訴えたが参詣の高齢者に「反対ばかりしていてもダメ」とお灸ならぬ『トゲ』を刺されたようだ。『針のむしろに座る思いか』海江田は「党立て直しに『妙手はない』」と正にお手上げ状態だ。手を上げれば掌の『忍』の字が見えるか?「党の立て直しに妙手、奇手があるわけでない。愚直に地域を回り、国民の声を聞くしかない」と述べたそうだが、民主党は先ず、左翼の連中の常套句『深く反省せよ』から始めないと回復は不可能だ。『親の脛齧る息子の歯の白さ』で、先の衆院選で大敗、夏の参院選で敗れて親の財産食い潰す、道楽息子を地で行く図となる。『お玉じゃくしは蛙の子』の歌詞は♪おたまじやくしは 蛙の子 なまずのまごでは ないわいな それがなにより 証拠にはやがて手が出る 足が出る。とあるが事実は手より先に足が出る。