衆院北海道5区補選は自民党の和田候補が初当選した。民進、共産など4党が支援した池田、野党統一候補は敗れた。メディアは池田の追い上げを許す展開は予想外で、夏の参院選の戦略の見直しが必要だと報じている。果たしてそうだろうか、上記の表では14年は12年より2959多く、今回は14年より4448増えた。一方野党14年は12年より9224減らし、今回は更に2981減らした。この選挙区は自民党が圧倒的な強さはなく、全野党との差は少なかった。町村氏の弔い合戦だ、相当の差を付けて圧勝すると読んだマスコミの思い違いではないか。出口調査では無党派層の30%が和田、約2倍の66%が池田に投票した。和田は無党派層を掴めなかったと分析しているが、そもそも無党派層は野党に入れる傾向が強いのが自然だ。自民党谷垣幹事長が「『自民党はおごっている』という批判がある。脇を締めて、すり足で行くことが肝要だ」と述べている。ここの所自民党議員の不用意発言が多く、次々指摘されている。答弁が『立て板に水』ならぬ、落語の『横板にと鳥もち』と言いたいような不勉強な閣僚のお粗末な答弁、TPP委員長の不手際など目に余る。議員が多くなるとそもそも議員不適格な者を公認、当選するから問題だ。このような有様だから多数に胡坐をかいていると国民にみられるている。『平家に非ずんば人に非ず』の驕慢さでは自民党は衰退する。『勝って兜の緒を締めよ』だ、各議員、初心忘るべからず。自民党議員のエラーがなければ楽勝したかもしれない。写真は補選の野党街頭演説の珍風景だ。バスの上に民進、共産党ののぼりを立て、両党議員にアホの太郎もちゃっかり乗っかっている。「共産党はシロアリだ」と言った前原が共産党小池とガッチリ握手とんだお笑い種(ぐさ)。秘書の所為にしているレーシングチームyamaoの山尾、民主党出たり入ったりの松木けんこう、など民進9人、共産3人、生活1人の13人が勢揃い、多士済々ならぬ種種雑多。”野党共闘”を国民は”勝つ為には手段を選ばず”その場凌ぎと見ている。もう1枚は日本の大学、メディアに巣食うシロアリ、北大定年で左翼の法政に移った山口二郎、同志社、紫髪、TBS時事放談の常連、浜矩子、立教大の香山リカ精神科医だが本人の精神鑑定が要る、茶髪の津田大介など池田の応援団。この連中こそ"贔屓の引き倒し”をした功労者。候補者池田以下気付いていない。