参院補欠選挙で3勝して天下に敵なしと錯覚したのか、立民のワンマン、独裁者枝野が「政権を禅譲しろ」と素っ頓狂なうわ言を言い出した。熱病にでも罹って、うなされたのではないかと思ったがどうも本人は本気なようだ、こりゃあ恐ろしい。呉市で記者団に「(菅首相が)やる気がないならば一日も早く政権を渡していただきたい。こちらには準備がある」とぶった。「私の下の内閣で当面のコロナ対応、危機管理と選挙管理を行わせていただくべきだ」と主張。枝野は3月下旬の感染拡大以降、菅政権批判を以前にも増し苛烈を極み、菅退陣を繰り返し求めている。民主党菅(カン)政権の枝野官房長官だった10年前、2011年3月11日の東日本大震災では死傷者24,582人の人的被害が出た。その当時のカン内閣の周章狼狽振りを見ていた国民の一人として、現在のコロナ禍で枝野立民に非常事態に対処する能力があるとはとても思えない。枝野が「一日も早く政権を渡せ、こちらには準備がある」などと寝言を言っても国民の信頼は得られまい。野党第一党だからと『ない力(人数、能力)を過大に評価した錯覚』で迷惑を被るのは我々国民だ。現実は『疫病・コロナ絡み』だ、我々国民の命を枝野如きに預ける『命懸けの冒険』は狙い下げだ。立民は衆院114人(24.5%)、参院22人(9%)支持率5~6%の弱小党。共産党とおててつないで当選した輩が多い。立民党の末端組織は僅か、議員には選挙地盤もなく、マスゴミを利用して当選した泡沫人気議員。問題が起きれば直ぐ消えてなくなる。西行の方丈記『淀みに浮かぶうたかたかは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし』。うたかた議員が多く、何時迄もそのままの状態は続かない。衆院の現有勢力は自公会派が66%を占め、立民会派は24%の弱小だ、これじゃ政権の安定など夢のまた夢、誰も本気にしないだろう、立民の議員でさえ『殿ご乱心』と体温計を持って駆け付ける。江戸川柳では『清盛の医者は裸で脈をとり』と熱病に罹った平清盛を冷やかしている。令和3年では『エダノさん 気は確かかと 医者は聞き』写真は鎌倉・妙本寺、二天門の龍の彫り物。