キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

明ければ午年、政界レースは駿馬か悍馬か、それとも駄馬か

2013-12-30 08:10:39 | Weblog

自然界では細胞分裂して大きくなるのが生物だ。これと反対なのが小政党だ、分裂しては小さくなる。みんなの党とは名ばかりだった、渡辺ワンマン党だったと江田がブチ切れてエダワカレした、金魚のフンよろしく付いていったのが比例代表当選組13人だが次の選挙で赤ジュウタンを踏めるのは皆無だ。何せ地盤、看板、カバンの3バンが無い。江田新党は1月1日を前に新政党を結成せぬと政党交付金が入らないからと急いだ。後ろ足で砂を掛けられた渡辺代表は腹に据えかねて、怒髪天を衝く勢いだ。比例当選者は有権者が『みんなの党』に投票した票だ。それ故離党は認められぬ。当然議員辞職すべきだと強硬だ。党代表が事務局に離党届けを出すのが慣例になっているが渡辺は頑として譲らない。それでは渡辺自身が狭量だと批判されるから認めてやれと忠告するのもいる。年末年始を前に兵糧攻めにされては敵わない、出来立てほやほやの『結いの党』懐具合が悪い。”それに付けてもカネの欲しさよ”四苦八苦しているだろう。一方『日本維新の会』だが、これも大阪橋下VS東京の旧太陽党石原代表の2頭立てという異状な党内だ。旧太陽党の顔触れは自民党で3.40年海千山千の超ベテランが多い。議員辞職して維新を離党した東国原がいみじくも表現したように、まさしく『妖怪』だろう。こちらも水と油、内輪揉めが高じて来年中に分裂するのは必定。野党の民主党、細野と維新の橋下(弁護士がタレントで名を売り、大阪の地方政界に大きな衝撃を与えて地殻変動を起こし、大阪府知事になり、次に大阪市長に打って出て政敵を破って市長となり、今度は国政だと新党維新党を結成した迄は、破竹の勢いだった。それが慰安婦問題の発言の言葉じりを捉えられ、発言要旨を歪曲して、ひたすら足を引っ張った朝日、毎日以下の偏向マスコミの執拗でえげつない攻撃にあって竜頭蛇尾と相成ったのはまことに残念。好漢惜しむべし、捲土重来を期する。一発屋芸人の如く、たった1.2年で消えるのでは困る)結いの江田が野党を再結成して政権交代可能な大政党を目論んでいるが2.30人程度で分裂、離散を繰り返している手合いだ。オマケに個性が強いから妥協が出来ない。これははかない初夢に終わらぬか。政権党の自民党も衆院では過半数を制したものの、参院は過半数に足りないので公明党と連立を組んで何とか議会運営をしているが、公明党の山口代表自身が公言している通り、事ある毎に”ブレーキ”を掛けられている。小さなシッポに大きな胴体が振り回されている図なんざ、異様な光景だろう。みんなの党の渡辺、日本維新の会の石原、平沼以下共に旧自民党の連中だ。特定秘密保護法にも協力した。こちらは今後公明党の出方次第では、公明党さんよ、さようなら、みんな党、維新の会(旧太陽)さん、こんにちはと自民党との吸収合併の可能性の方が高い。みんなの渡辺代表の言動からして、2014年中に実現するのではないか。今年のドラミングはこれで終わります。1年間の御愛読有難うございました。お陰様でお立ち読みの方が可也多くなりました。読者の中にはご親切に宣伝されている方もあって感謝しております。新年を迎えるに当たり、皆様のご多幸とご健勝をお祈り申し上げます。写真は横浜市立野毛山動物園でのスナップ。年賀状用にと動物園の配慮でしょうか、随分早めに入口に飾ってありました。


倍返しなぞ”屁の河童”こちとら100倍だぜ!!

2013-12-27 05:56:37 | Weblog

親切な徳田虎雄からの5.000万円、当初は都知事選の選挙費用だとしていたが、それでは選挙違反になると耳打ちされて2時間後の記者会見では、都知事選に万一落選した後の生活費用に貰ったと言い換えたカネだ。前以って用意した八十二銀行青山支店の貸金庫に入れ、次に自宅近くの横浜銀行つくし野支店の貸金庫に移してホット安堵した猪瀬副知事だった。その徳洲会グループと徳田虎雄一家が東京地検特捜部の手入れを受けるとは全く予想しなかった。安全牌だと気軽に手にした5.000万円で折角の知事の椅子を一年で棒に振った。年末になって降って湧いた災難だと感じているのが東京都選挙管理委員会と事務局職員それに区市町村選管だろう。普通選挙の準備は6ヶ月掛けるのだが、今回は急だったので1ヶ月で全て用意しなければならない。12月21日~23日の連休も返上した上、年末年始も休めない、選挙終了まで休日出勤の状態だという。衆参両院の議員選挙、知事、都議会議員選と大きな選挙は終わってノンビリしようとしていた矢先に起きた。この5.000万円の為にその100倍の50億円もの費用が掛かるのが都知事選挙だそうだ。イノセが無駄遣いの原因を作った張本人だ。東京都は面積こそ狭いが何せ1.000万人超の有権者だから費用も莫大だ。11年4月の知事選で石原が4選を果たしたがその費用は42億円掛かった、石原が突然辞任して衆院選出馬した。その衆院選と同日選だったので節約できたものの、それでも38億円掛かった。今回の選挙日程は1月23日告示、2月9日投開票と決まった。これで3年連続の都知事選で掛かる選挙費用は130億円に上がる。都知事選で必要なのはポスター掲示板1台が2万~4万円する、設置箇所が多く約1万5000箇所、選挙公報が約700万部投票用紙が900万枚、投票所が約1900箇所、開票所が約70箇所と多い。それに立候補者の法定ビラやポスター、選挙カーのガソリン代なども公費で賄われる。特に都知事選には我も我もと有象無象の泡沫候補も乱立するから費用が馬鹿にならない。11年4月選挙では11人、12年12月は9人と雨後の筍の如く乱立した。今回も時ならぬ選挙で選挙関係の業者には朗報だろうが、年末年始久し振りの9連休にスキー、旅行などの計画をしていた従業員にとっては正に”青天の霹靂”だ、イノセを怨みたくなる。都知事選出馬の顔触れがアレだ、コレだと話題になっている。競馬では世界的に牝馬が強くなってきているという。日本でもその傾向のようだ。『夏競馬は牝馬が強い』と言われるが今回の選挙は1月で真冬だ。さて都知事選では牝馬はどうだ。各党馬主もまだ出走馬を決めかねている。嘶いた馬はいないが鼻息の荒い馬も出走するだろう。さて駄馬も交えて何頭出走するだろうか?どうせ人気投票だ、タレント並みの知名度が有利だ、政治力など二の次、能力など無くてもOK、行政に慣れた職員が全てこなしてくれる。写真、上は鎌倉市天園ハイキングコース、標高約145mより藤沢市を望む。下は稲村ガ崎より江ノ島方面。


生生流転

2013-12-21 10:03:16 | Weblog

4.338.936票日本一の最多得票で都知事に当選した猪瀬が徳洲会から貰った5000万円で都知事の椅子から転がり落ちた。”前足の指が四本、後足の指が六本、これを名づけて四六のガマ。筑波山の麓にて、おんばこという露草を食らう・・・このガマの脂をとるには、四方に鏡を立て、下に金網を敷いて、その中にガマを追い込む。ガマは、おのれの姿が鏡に写るのを見て驚き、タラ~リ、ダラリと脂汗を流す・・・”これが落語『蝦蟇の膏(アブラ)』の口上。これを地で行って冷や汗をかきながら言い訳にならぬ言い訳をしていた猪瀬。辞職時の会見では政治家としてアマチュアだったと述べた。『政治家』ではなく『政治屋』が正しい、文筆業が本職なら言葉を正確に使うべきだ。アマチュアだから失敗した、プロだったならバレなかったと解釈出きる言い草だ。かってない434万票に彼は酔い且つ浮かれていた。選挙の得票数などその時の風力みたいな物であって大した意味などない。あるとすれば猪瀬自身がこれを背負った重みとして、肝に銘ずるべきだった。選挙前の挨拶に行って、シンセツな徳田虎雄の誘いに乗って、それではと1億5000万円の無心をした。干支や動物園ではないが『虎と猪』のお話の内容だ。結果は5000万円に値切られ、ノコノコと当人が虎雄の倅の毅を議員会館に訪ねて大金の入った紙袋を受け取った。過去の贈収賄では借用書も領収書もなく紙袋に入れた大金を事務所で受け取るのはパターン化している。地検特捜部には1億5000万円を猪瀬が要求したとの情報が翌日に入ったいたという。これから手入れをする特捜部にとって、公職の知事ではなくなったので調べ易くなった。東電病院問題が一番臭気を漂わせている。告発を受けているので”武士の情け”とも行くまい。知事選に当選、オリンピック招致成功の吉、そして夫人の急逝、収賄疑惑で知事を辞職の凶とこの一年”天国と地獄’を味わったイノセさん、まだまだ頭が痛いが、『ガマのアブラ』を塗っても、これには効かないだろう。著書の『力』シリーズだが果たして発揮できただろうか『解決する力』『決断する力』『言葉の力』『勝ち抜く力』と続いたが、著者曰く”力不足の感あり”だろうか。著書『地下鉄は誰のものか』を『5000万円は誰のものか』と尋ねれば”ソノカネはオレのものさと虎雄言い” ♪ おれは河原の枯れすすき 同じお前も枯れすすき ・・・。ススキもモミジも何れ散る命。 


アア~小沢に学べば良かった

2013-12-18 11:16:36 | Weblog

政治屋に成り切れなかった猪瀬都知事、”生兵法は大怪我の元”を地で行って大火傷をしてしまった。これと比較して、壊しや小沢一郎は恩師角栄、金丸の公判を欠かさず傍聴して学んだ『ガクモン』が役立って秘書が3名も有罪になったにも関わらず、逮捕もされず、有罪にもならなかった。裏金を手にするには、小沢の悪智慧をもう一寸学習しておけば良かったのに、もう手を遅れだ。徳洲会徳田虎雄から5000万円貰ったが手を付けずに徳田側に返還した。この問題について都議会総務委員会では4日間20時間も集中審議で質問攻めをしたが猪瀬の答弁が壊れた柱時計の長針のようにクルクル変わっただけだった。17日には秘書の鈴木に尋ねろ、妻がやったかも知れないと、亡くなった妻にも転嫁しだした。死人に口なしだ。そして本人は関知していないと”政治屋の逃げ口上”の常套句を囀り出した。これに痺れを切らした委員会側が質問を切り上げた。今後強力な調査権を持つ100条委員会に移す模様だ。当初百条委に消極的だった自民、公明両党が急遽賛成に回ってしまった。猪瀬は副知事時代から持って生まれた性格で議会ともしっくりと行っていなかったので味方がいない。マスコミの記者にも”怒る、怒鳴る、出しゃばる”の”3る”が祟って、こちらにも人気がない。オリンピック招致決定がピークだった猪瀬、今後は急な下り坂を転がり落ちる石コロと同じでブレーキが効かず底まで落ちるか、その前に潔く辞職するかだろう。12月10日の総務委員会で、11月6日の徳田虎雄との面会時に徳洲会側から東京電力病院の売却についての質問の有無を訊ねられた猪瀬は、「徳洲会が東電病院に興味を持っていたことは全く知らない」と答弁している。一方関係者が東電病院の取得を目指す考えを徳田から猪瀬に伝えたと明らかにした。面会の2週間後に5000万円が提供されたのは紛れも無い事実だ。東京都が東電の株主でもあることから猪瀬が病院の売却を東電に迫っていたのは、かなり前に報道されている。委員会での虚偽答弁が証明されるといよいよ切羽詰る。何とも皮肉な事だが今日、猪瀬直樹著「勝ち抜く力」新刊が本屋に並んだ。著者は話題の主人公だ、ベストセラーになるかも知れぬ。今まで共通の『力』で突破、決断、解決のテーマで出版している。猪瀬センセイは止められぬタバコでも燻らせて”洛陽の紙価を高める”のを待つか。どうしてそんな余裕などはない、今や”俎板の鯉”の心境だろう。次のテーマは決まった。『耐え抜く力』はどうだ。『ごまかす力』だが、これは『力』がないのでテーマにならぬ。但し売れるかどうか保証の限りではない。

 

 

 


”名は体を表し、願望をも表わす”

2013-12-14 09:49:25 | Weblog

みんなの党から枝別れした江田新党が新党のネーミングをあれこれ無い智慧を絞っているようだ。手っ取り早いのは過去の政党名を拝借することだが何せ手垢が付いているから新鮮味はないし、マイナスイメージが付きまとう可能性もある。抜け目なく選挙のスローガンを頂いたのが『公明党』だ。1951年(昭和26年)の第2回統一地方選挙で選挙違反が続出、6万人以上が検挙された。また翌年の衆議院議員選挙に向けて事前運動が派手に行われ、国民からも選挙を是正しなければという声が強くなった。朝日、毎日、読売の三紙が共同社告で公明選挙の推進を宣言、各界からも支持を受けて同年『公明選挙連盟』された。6月に衆議院は『公明選挙推進に関する決議』を可決、政府も『選挙の公明化運動に関する件』を閣議決定して『公明選挙』運動が展開された。選挙の度毎に『公明選挙』が叫ばれていたので子供までも馴染んで浸透していた言葉だった。最早普通名詞化していた『公明選挙』の『公明』をチャッカリ使ったのが創価学会を基盤にしている現在の公明党だ。創価高校、創価大学のようにすれば、簡単明瞭だが、これは憲法20条、89条の信教の自由と政教分離に抵触するので、それは出来ない、そこで目を着けたのが『公明』だった。1961年『公明政治連盟』を発足して、1964年(昭和39年)にこれを『公明党』として設立した。困ったのが『公明選挙運動』だ、このままでは政府、民間挙げての選挙違反になる。13年後にまさか名称を取られてしまうなど予想は出来なかった。止むを得ず新しい名称を公募して『明るく正しい選挙』が選ばれたのが1965年(昭和40年)。江田新党の準備会合で挙がった名称候補は『正義党』 ♪ 月光仮面のおじさんは 正義の味方よ よい人よ 疾風のように現れて・・・正義のおじさんが現れそうだ、『あしたの党』(選挙地盤がないのや、選挙が弱い手合いが多いからピッタリだ、♪あしたがあるさ)『新党ひびき』(タバコと間違える)などがあり、残ったのが『結いの党』『民権党』の二つだそうだ。『結いの党』の党名は一匹狼の江田の性格からして今後の結束が危ぶまれるから、ピッタリだろう。『民権党』は”自由民権”の自由を取ってしまった、取った自由を江田に付ければ、江田の自由だ、独裁にならぬか。”名は体を表す”というが、反対に”名前負け””看板倒れ””虚名久しく立たず”ともいう。党名に願望を含ませる事もある。『みんなの党』は虚名だったのがバレタ。『生活の党』は小沢が欠けているので名は体を表していない。『日本維新の会』は維新と言うより分裂の危機を孕んでいる。半月で新年を迎える。午年にスタートする江田新党、駿馬になるか、それとも駄馬となって次の選挙で落馬、落選するか。今後の江田の手綱捌きに掛かっている。さて運命や如何に、乞う、ご期待! 何ッ!期待しないって! ご正解。 写真は高幡山金剛寺=通称高幡不動、下は高幡不動駅からの歩道の埋め込みタイル、同寺自慢の初夏の山アジサイと秋の紅葉を描いている。


年末年始!ソレ新党結成だ!!

2013-12-10 11:28:51 | Weblog

 

特定秘密保護法の成立過程で野党の民主党、日本維新の会、みんなの党に思わぬ余震を齎した。特に被害甚大なのがみんなの党だ。干されていた江田憲司と子分の衆参両議員14人が9日、浅尾幹事長に離党届けを出して枝別れした。渡辺アジェンダが安倍首相と密会して秘密保護法に賛成したのでみんなの党の存在価値を損ねたと言うのが表の理由だ。喜美と憲司は結党時から同床異夢だった。渡辺の政党ブロック構想に対して江田は野党再編で自民党に伍する野党を目指すというが、元来江田は一匹狼の性癖がある、協調、同志などは好まないので無所属で活動していた。直ぐにも野党の不満分子、民主党細野、維新の松野等と勉強会開くと言う。今後彼等が核になって新党立ち上げの構想を練る。今回離党したみんなの党の連中だが江田一人が選挙区選出で残り13人は比例選出で当選1回目だ。選挙には、からきし無力な手合いだ。後足で砂を掛けて離党しての、新党立ち上げは誠に勇ましいが次の選挙で再選の当てがあるか甚だ心許無い。先に離党した柿沢末途を入れて15人になる。彼等が離党を急いだのは政党交付金が目当てだ。年末年始が書入れ時で忙しいのは神社仏閣だが、新党結成を目論む連中も慌しい。何せ交付金の支給対象が1月1日の段階で存続している政党に限っているからだ。頼りは政党交付金だ。江田以下15人で年内に新党を設立すれば、新年には約3億5000万円の交付金を受け取れる。一方の渡辺アジェンダみんなの党はそれだけ減額される。2012年の国会議員1人当たりの政治資金収入で1位は自民党時代から権力を握っていた、生活の党小沢代表、新党を創っては壊して、その政党交付金を己の不動産購入の原資にして資産を増やしていたが選挙資金用に一部を売却して3億5908万円、2位は腐っても鯛ならぬ、噛み付きカメの亀井静香(みどりの風)3億2863万円稼いで相変わらずカネヅルは健在のようだ。3位が安倍首相(自民)2億5674万円、4位が17万円少ない、問題山積の徳田毅(自民)2億5657万円、5位麻生太郎(自民)2億5439万円、6位鳩山邦夫(自民)2億3400万円以下町村信孝(自民)、自見庄三郎(国民新)、甘利明(自民)、10位平沼赳夫(維新)と続く。師走だ、もう直ぐ大晦日、諸行無常の鐘の音がゴ~ンと108回鳴り響く、余韻嫋々などと味わう余裕はない。選良諸氏の大好きなカネの音ではない。


内閣不信任案起立採決、戦後3例目です。トホホ

2013-12-08 09:20:08 | Weblog

12月7日読売朝刊に1段の”べた記事”が載っていた。防空圏抗議 衆院が決議 が見出しだ。”衆院は6日午後の本会議で、中国の防空識別圏設定に抗議し、即時撤回を求める決議を採択した。防空識別圏に尖閣諸島(沖縄県石垣市)上空が含まれているため、「我が国の領土主権への重大な侵害行為と断じざるを得ず、到底容認できない」と中国を批判する内容。民主党は本会議に欠席した”これが全文だ。この民主党が1年前まで、3年3ヶ月我が国の政権を握っていた政党とは到底思われない幼稚さ。全く学んでいない、この体たらくだ。問題を聞かないうちから何でも反対が唯一の取得の共産党、社民党さえ賛成した決議だ。民主党は日本の政党ではなく中国共産党の手先政党だと看做せば民主党の行動は納得できる。中国、朝鮮の帰化組が参院特別委員会でも委員長席に詰め寄り腕力を遺憾なく発揮している。先の衆院選挙でガラクタが落ちて選別された筈だが辛うじて生き残った旧社会、社民党からの移籍組の意見に引き摺られた結果だろうか。民主党に入って、党内を食い散らして、現在小沢の生活の党代表の小沢民主党幹事長が幇間の名誉団長になって子分のタイコモチ民主党議員143名と一般媚中者340名、計483名を引き連れて2009年12月訪中して胡錦濤と記念撮影をして悦に入っていた、その子分も民主党に巣食っているのだろう。思い切り数を減らしスリムになった民主党から愛想を尽かして離党する議員がまた出た。山口壮(衆院兵庫12区)が「限界を感じた・・」と5日離党届を提出した。また松本剛明政調会長代理が6日の衆院本会議で、民主党単独提出の安倍内閣不信任決議案の採決で党方針に従わず退席した。海江田、大畠執行部が繰り出す場当たり的な抵抗手段、不信任案にはさすがに呆れ果てたようだ。これも離党が近い。不信任案の記名採決には出席議員の5分の1以上が必要だが、今回民主党、みんなの党などが記名採決を求めたが、5分の1の96人にさえ届かなかったので起立採決で否決された。戦後、不信任案は41本あったが起立採決で処理されたのは昭和50年三木内閣、57年の鈴木内閣に続き安倍内閣不信任案は3例目だという。トウシロ海江田ピエロ劇は見るに耐えぬ。それでもまだ続けるか。写真は散在ガ池森林公園の鎌倉湖(散在ガ池・農業用水だった)


『特定秘密保護法』は日本だけ?

2013-12-01 16:21:14 | Weblog

まともな国では当然の「特定秘密保護法案」が自民、公明党とみんなの党、日本維新の会の意見を取り入れて衆院を通過した。これを強行採決、多数の横暴とヒステリックに騒いでいるのが朝日、毎日、東京新聞など例のマスコミだ。こんなのを1紙だけ読んでいると日本中の国民が反対しているような錯覚を起こす。日比谷野外音楽堂で開かれた反対集会には1万人(主催者発表だから実数よりかなり多め)が参加した。入りきれなかった多くの人が音楽堂を取り囲んだ。(この表現も陳腐)文化人(意味不明)、ノーベル受賞学者、ジャーナリストが反対していると書き立てる、これ等は何時も反対する一部の連中に過ぎない。この連中が国民の一部を教唆してデモ行進させる。自民党幹事長の石破茂が自身のオフィシャルブログで書いた”今も議員会館の外では「特定機密保護法絶対阻止!」を叫ぶ大音響が鳴り響いています。いかなる勢力なのか知る由もありませんが、左右どのような主張であっても、ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を叫ぶことはないでしょう。主義主張を実現したければ、民主主義に従って理解者を一人でも増やし、支持の輪を広げるべきなのであって、単なる絶叫戦術はテロ行為と本質においてあまり変わらないように思われます”この中のテロ行為の表現を一部マスメディアが諭って騒ぎ、野党がその尻馬に乗って国会で追及して、法案通過の支障になるので取り消した。石破の主張は真っ当だろう。毎日の社説は”軍事秘密を守るために過酷な取り締まりをした軍機保護法や治安維持法など戦前戦中の法制と、特定秘密保護法案を重ね合わせる人は少なくない(なんと思わせ振りなことよ)。日比谷では年配の人が目立った”如何にもそれらの法律で被害を蒙ったり、または経験があるように書いているが、昭和16年の開戦に生まれても72歳になる。経験などある筈がない。また”ジャーナリストや弁護士会だけではない。NGOや市民団体、学者、作家など、反対の意見表明は日を追うごとに増えている”これらも一部の連中に過ぎないのだが、これも日本中かと思わせる。世界100カ国以上の作家やジャーナリストで作る「国際ペン」も、「政治家と官僚が、市民の情報と言論の自由を弱体化させようとしている」と、異例の声明を出した。謙虚に国民の意見を聞くべきだ”とお説教をぶっている。100カ国の云々というが、どの国でも国家秘密法がある無い国は殆どない、国家機密を守るのが当然だろう。日本は戦後占領軍に骨抜きにされノーパンが当た前になって68年も経つ、無l防備に慣れてしまった。毎日新聞は1971年沖縄返還協定にからみ、外務省機密漏洩事件(沖縄返還に伴って地権者に支払う土地原状回復費400万ドルを、日本政府が肩代わりして米国に払う。密約)で記者西山太吉が逮捕有罪になった過去がある。西山は蓮見外務省事務官から外務省極秘電文を入手したが、新聞には掲載せずに、それを野党日本社会党に漏洩、横路孝弘、楢崎弥之助がこれを利用して国会で政府を追及させ、佐藤内閣を苦境に立たせるのに一役買った。これで世論は一斉に政府批判に傾いた。西山、蓮見が国家公務員法違反で逮捕されるや、当の毎日新聞を始め各社も「言論の自由」で西山等を擁護していた。当初は『報道の自由、取材活動』の正当性を錦の御旗にして勇ましかった。しかし西山が秘密情報目当てに既婚の女性事務次官に近づき酒を飲ませて泥酔させた上、性交渉を結んで入手した。この事実を特捜部検事佐藤道夫が起訴状に「密かに情を通じ、これを利用して・・・」と記載した。この手段を選ばない卑劣な入手方法に、世論は逆転してしまった。不利と悟った毎日は透かさず「本社見解とお詫び」を掲載、西山の私行を詫びた。機密入手はただ西山の功名心と助平根性が根本にあった。『日本の将来を憂えて』とか『報道の自由』以前に彼の欲望の赴くままの行状だった。