8月11日参院平和安全法制特別委員会で共産党の小池晃が鬼の首を取ったようにはしゃぎ、鼻の穴を広げ、頭の天辺から甲高い声を張り上げての爆弾質問。スパイを各界に張り巡らしている日本共産党の現実を曝け出した。共産党は内部告発だと自慢している。質問に取り上げたのは自衛隊統合幕僚監部が作成した内部資料、これは自衛隊幹部350人がテレビ会議で使用したものだ。内容は主要検討事項として、南シナ海での警戒監視活動、南スーダンに行うPKOでの『駆け付け警護』任務などが列挙されている。小池は「軍軍間での調整が必要だと書いてある。何時から自衛隊が『軍』になったのか」「現在参院で審議中の法案だ。戦前の軍部の独走だ。絶対に許されない。こんな法案は撤回だ」これに対する防衛相の答弁に共産党が納得せず、8日間委員会は開かれなかった。法案が閣議決定され、法案成立は時間の問題だ。法案成立後、自衛隊が行う様々な課題がある。これにどう対処するか、陸海空の幹部が、今後起こり得る、あらゆる事態を検討、協議するのは当然のことだ。国防、国際協力は『泥縄』では何も出来ない。先を読んで対策を講じるのは職務に忠実で熱心な証拠だ。共産党は法案の先取りだ、国会軽視だと喚くが共産党は法案には絶対反対の立場だ。国民は共産党が政権を執れるとは夢想だにしないし、また国民を命懸けで守ってくれるとは露程も思わない。それにしても防衛省幹部から国防の機密が容易く共産党に流れているのは重大だ。中国、北朝鮮にも情報が筒抜けではないだろうか。防衛省は『獅子身中の虫』の駆除が、喫緊の要事だろう。