キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

それにしても佐高信と山口二郎のガラの悪さよ

2018-06-15 14:14:20 | Weblog

 灘高、東大医学部、医師で弁護士とエリートだった米山隆一、オイラは頭がいいし、自民党公認だ、国会議員など容易に当選するだろうと舐めていたのではないか。先ず2005年、38歳で衆院選に自民党公認で新潟5区から立候補、無所属の田中眞紀子に敗れ、比例復活もダメ。レッテルで担いだ自民党もお粗末だった。2009年衆院選もまた民主党の田中真紀子に大敗を喫した。懲りもせず2012年衆院選では、自民党から日本維新の会に移って立候補したが、自民党長島忠美、民主党田中眞紀子の後塵を拝し、落選。2013年参院選に日本維新の会公認で新潟県選挙区(定数2)から立候補したが、得票数4位で落選を重ねた、捨てる神はあったが拾う神はなかった。新潟県知事選に知事の泉田裕彦が不出馬を表明した。自民、公明両党は前長岡市長の森民夫をが推薦したが、候補者のいない民主党は諦めた。原発再稼働に慎重姿勢だった泉田の路線を引き継げる候補を模索していた共産・生活(のち自由)・社民3党や市民団体の要請を受ける形で、米山は新潟県知事に立候補した。
 国政選では連敗続きだった米山には”棚から牡丹餅””渡りに船”米山自身は原発再稼動容認派だったが再稼動慎重派になった。人気取りが一番だから宗旨変えなど朝飯前、それッと民進党も米山神輿担ぎに参加、オール野党に担がれた米山さん、ワッショイ、ワッショイ、森に63.000票の差をつけて新潟県知事に当選した。
 好事魔多し、やっとなれた新潟県知事を米山隆一50歳はたった1年半で辞職する羽目になった。身から出た錆、政治が好きだったが、それより好色家の性事屋だった。私はそれを我慢できない隆一、ばれなきゃいいと、新幹線で上京して出会い系サイトでお気に入りの女子大生22歳の他、複数の女子大生と援助交際の名で3万円払って買春を繰り返していた。これを週刊文春にすっぱ抜かれた為だ。
 米山スキャンダル辞任で急遽新潟県知事選になり元五泉市議の安中聡40歳、元海上保安庁次長で元副知事の花角英世60歳=自民、公明支持、池田千賀子57歳=立民、国民、共産、自由、社民推薦=新人3氏が人口減少問題や産業振興などを争点に激しい舌戦を繰り広げた。8日夜JR新潟駅前で池田候補の応援に駆け付け演説した、評論家の佐高信「安倍のバカなバカ騒ぎ」「安倍晋三は拉致問題を食い物にして首相になり、無責任なことやってる。本当に拉致問題を解決したいなら平壌に乗り込め。そして帰ってくるな」と絶叫。聴衆からは「そうだ」と大きな声が上がった。さらに「安倍のバカなバカ騒ぎを打ち破るためにも絶対に勝たないといけない。自民党に天罰を、公明党に仏罰を」と声を張り上げた。法政大法学部教授山口二郎は「もう腐った男はいらない。女性の知事を実現させるべく、力いっぱい戦っていただきたい」安倍晋三首相や、ほかの知事選候補者を批判する演説を行った。10日投開票の結果、花角英世 - 無所属が当選した546,670票。池田千賀子 - 無所属509,568票だった。男で懲りたので女性候補を担いだが敗れた。
 佐高信73歳(慶大法)と山口二郎59歳(東大法)この二人、人間離れした面構えで人相は悪い。それに似合うのだろうか、演説会での罵詈讒謗は酷い、ヤクザも顔負けのセリフ、知性も教養も感じられぬ。評論家を気取る佐高信、北大から法大に移って教鞭を執る山口二郎の口汚い応援演説は池田千賀子にはプラスにはならなかった。
写真は大船観音、ハス


 


カルガモ以下の人間もいる

2018-06-09 16:57:52 | Weblog

 

 近くの公園に散歩に出た。大池の上流にある小池でカルガモ親子が水中に頭を入れて餌を啄ばんでいた。子ガモは1羽のみ、散歩中の御仁によるとウシガエルに子ガモが食べられるのを見た人がいるとのこと。やたらに増えたカラスにも襲われる。遊びに来た飼い猫にも狙らわれ、餌に夢中の野鳥もやられる。子ガモを親ガモが身を挺して守っても守り切れない。翌朝公園にカルガモ親子の様子を見に来たが、小池にカルガモ親子は見当たらない、下の大池に移動したかと見廻すと母ガモだけ、時折子ガモを探すのか鳴いていた。1羽残っていた子ガモもやられてしまったようだ。写真はそのスナップである。
 さて人間社会はどうだろう。連日、新聞、テレビが大騒ぎしている。『目黒女児虐待死』事件だ。東京都目黒区で妻の連れ子、結愛ちゃん5歳を虐待したとして父親が傷害罪で起訴された事件で、警視庁捜査1課は6日、結愛ちゃんを放置して死亡させたとする保護責任者遺棄致死の疑いで、父親の船戸雄大(33)と、母親の優里(25)を逮捕した。逮捕容疑は1月下旬から、結愛ちゃんに十分な食事を与えず、暴行を加えるなどして衰弱させた上、虐待の発覚を恐れて、医師の診察を受けさせずに放置。3月2日午後に肺炎による敗血症で死亡させた疑い。結愛ちゃんは一人だけ、室内灯のない別の部屋で生活させられ、自分で時計の目覚ましをセットして毎朝4時ごろに起き、体重測定と平仮名の練習をさせられていたという。ノートには「パパとママにいわれなくても、きょうよりかあしたはもっとできるようにするから。ゆるしてください」などと、両親への切実な訴えが何日間にもわたってつづられていた。
 死亡までの経緯は ▼2016年8月 香川県善通寺市にあった女児の自宅から「子供の泣き声が聞こえる」と近隣住民が児童相談所に通報▼12月25日 女児が自宅前に放置され、26日に県の児相が一時保護▼17年2月 児相が一時保護を解除。県警が父親を傷害容疑で書類送検▼3月 女児が自宅前に再び放置され、児相が2度目の一時保護▼5月 県警が父親を傷害容疑で再び書類送検▼7月 児相が一時保護解除。保護者に「児童福祉司指導」を決定▼12月 父親が東京都目黒区へ転居▼18年1月4日 香川県の児相が児童福祉司指導を解除。女児が母親らと目黒区へ転居▼1月下旬 香川県の児相が、東京都の児相に経緯などを引き継ぎ▼2月9日 都の児相が自宅を訪問したが、女児に会えず▼3月2日 女児の体調が変化したと、父親が119番。搬送先の病院で死亡確認▼同3日 警視庁が傷害容疑で父親を逮捕▼同23日 東京地検が傷害罪で父親を起訴、 2016年から虐待され続けたのに児童相談所も司法も女の子を守れなかった。家庭内で行われる児童虐待だ、中々露見しない。見付かっても、「躾だ、教育だ」と言い張る。親らしくない奴ほど『親権』を振り回す。連れ子の母親は男に捨てられないようにと、夫婦相和して我が子を虐める。太鼓じゃあるまいし、父母から叩かれ、虐待されたら逃げ場もない。生地獄だ。現在も日本のどこかで同様な児童虐待が行われている、ただ事件にならないだけだろう。
【結愛ちゃんがノートに書き込んだ両親への“反省文”】
  パパとママにいわれなくても しっかりと じぶんからきょうよりかあしたはもっと できるようにするから もうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします もうほんとうにおなじことはしません ゆるして きのうぜんぜんできなかったこと これまでまいにちやってきたことをなおす これまでどんだけあほみたいにあそんだか あそぶってあほみたいだから やめるから もうぜったいぜったいやらないからね ぜったいやくそくします
 小さな手で必死に書いたのだろう。かわいそうな遺書だ。子供は親を選べない。万物の霊長の人間とカルガモなど動物と、さてどちらが上だろう。考えさせられる。