♪ぼ・ぼ・ぼくらは少年探偵団

　「少年探偵団何しに行ったの？」BSフジプライムニュースに出た亀井静香、議員を引退したので口が滑らかだ。23日大阪拘置所に勾留中の籠池被告に野党議員が接見した希望の今井雅人、立憲民主の川内博史、共産党の宮本岳志等を皮肉ったものだ。特に今井は選挙に弱い。各マスコミが取り上げ顔と意見がクローズアップされる、売名には至上だ。新聞、週刊誌がネタ元の野党の連中、決め手のネタもなく思案投げ首、こうなったら恥も外聞もない、詐欺師籠池被告から事情や意見を聞き出し、証人喚問で佐川前国税庁長官の追及材料にする心算だ。野党が『追及の本命』と狙っている昭恵首相夫人を証人喚問に引っ張り出そうとの魂胆。接見時間15分の予定が45分も聞いた、ご意見御尤もと相槌を打ちながら拝聴したセンセイ達。口から先に生まれた詐欺師籠池だ、野党議員を手玉に取り、虚実をない交ぜ立て板に水を流す如く喋り捲くった事だろう。
　接見後今井が「収穫はあった」と強調。「大体の流れですね。こんな感じの取引が進んで行ったんじゃないのかなって言うイメージは作ることが出来た」と言うが、無い智慧を絞って想像して物語を創る。下手な脚本家になった心境だろう。26日は民進党の矢田稚子に出しゃばりの自由党の森裕子、社民党の福島瑞穂が接見するが選挙に弱く支持率はゼロで最低、やっと政党を存続している、『風前の灯党』だ。物欲しげに詐欺師籠池被告に擦り寄り、でたらめ講談を有難く拝聴する。逮捕前に籠池の自宅に押し掛け、ご意見を謹聴したのは福島瑞穂、小池晃、森裕子、今井雅人だった。
　BSフジの反町「昭恵夫人という関係が影響を与えたのではないかと・・」亀井「一寸待て、それはおかしい。司法が解明すること。憶測で個人を中傷することは民主主義社会においてとんでもない話。不当に安く払い下げたと背任があるなら検察が検挙すればいい話」「忖度された方が、忖度された昭恵夫人がどうやって防ぐ方法があるの？」反町「野党が目指しているのは真相解明なのか、政治的ダメージなのか、一目瞭然ですよ」亀井静香の親父も議員を卒業したので、まともになったようだ。久し振りの正論だった。♪ぼ・ぼ・ぼくらは少年探偵団　勇気りんりん　るりの色　望みにもえる　呼び声は　朝焼け空に　こだまする　ぼ・ぼ・ぼくらは少年探偵団
写真は枝垂れ桜、花桃

 

 

 

 

”因果の小車”

　貴乃花親方には”晴天の霹靂”だっただろう。弟子同士が暴行傷害事件を起こした。大阪で開催されている大相撲春場所8日目、支度部屋で貴乃花部屋の新十両・貴公俊（20歳）が付け人（22歳）を暴行、怪我をさせた。原因は付け人が土俵上の勝負に夢中になり、貴公俊への連絡が遅れたので土俵下の控えに入るタイミングが遅れ走って入場したのを境川審判長に注意された上、取り組みでは負けたのが原因のようだ。師匠の貴乃花親方は今場所では指導普及部副部長の職務を放棄、初日から3日間無断欠勤、注意を受けた4日目から役員室に顔を出しても25秒、1秒、1時間程。遅刻、早退を繰り返していた。こんなお粗末な男だ。職務をこなしている親方連が相手にせず、無視するのは当然、自業自得だろう。8日目も1時間一寸でお茶を濁しただけ、帰ってしまった為事件発生時には大阪府体育館にはいなかったという。
　昨年起きた元横綱日馬富士の貴ノ岩に対する暴行傷害事件も相撲協会、白鵬を悪玉、貴乃花親方を善玉にしたような報道を週刊誌、テレビがしていた。特に貴乃花親方は暴行事件に対しては強硬な態度で『傷害事件をめぐる日本相撲協会の対応には「重大な疑義」がある』などとして、貴乃花親方は内閣府に告発状を提出している。横綱土俵入りでは露払い、太刀持ち、横綱が『心、技、体』の化粧回しを締めている。さて横綱以下力士の『体』『技』は認めるが『心』はどうだろう。甚だ、心許無い。”大男総身に智慧が回りかね”ではないだろうか。貴ノ岩事件以来の貴乃花親方の態度は幼稚過ぎる。連絡に訪問した協会役員に居留守を使ったり、門前払いしたり、ダンマリを決め込んだり、ふて腐れて指導普及部副部長の仕事をサボったりでは、ガキ以下だと言われても仕方あるまい。”因果は車の輪の如し”
　現役の横綱、OB横綱の言動を見たり聞いたりしていて感じるのは、とても『心』などどこ吹く風、生臭坊主といい勝負だろう。相撲が強いから横綱になれただけの事だ。第一20歳台で『悟れ』など、とても無理な話だ。
写真はトサミズキ

 

 

 

 

 

昭恵さん どうぞ恭倹己を持してください

　「野党のバカげた質問ばかりで、旦那さんは毎日大変ですね・・・」と安倍首相昭恵夫人のフェイスブックに13日寄せられた投稿だ。これに応えて「いいね！」ボタンが押されていたと報じられた。ノンキなものだ。森友学園に対する国有地払い下げ問題ではこの１年、小池新党で生き残ろうと民進党が4つに割れたので小党分立した野党6党（立民、民進、希望、共産、自由、社民）蜂の巣を突いたような騒ぎだ。矢面に立たされた財務省の職員は連日野党の連中に攻め続けられている。なったばかりの佐川国税庁長官を辞職に追い込んだ。
　国会では野党が欠席、参院予算委の公聴会も野党の審議拒否戦術で与党と維新のみが出席して開く異常事態。国会を空転させ、安倍内閣に一矢報いようと血道を上げた野党6党がいきり立っている。
　事の発端は小学校新設地に国有地をタダ同然に払い下げさせようと画策した森友学園の籠池詐欺師夫婦の言動に首相夫人がまんまと乗せられ利用されたものだ。詐欺師が悪智慧を発揮、紹介で親密になった安倍首相夫妻を出しに使い、財務省の連中が『忖度』した結果だ。籠池は教育勅語、君が代、日の丸を小道具に使い、頑是無い幼稚園児をも利用『安倍総理大臣頑張って下さい』と唱和させる。これを聞いた首相夫人は感涙にむせぶ風景をテレビが流していた。
　『さァ責任取れ！』安倍退陣だ、麻生財務相の態度がデカイ、クビだ、やれ神聖な国会を冒涜した、佐川に証人喚問させろ、と野党6党が調子付いて、欣喜雀躍してのお祭り騒ぎ、これに便乗した自民党内で不平不満を募らせている反安倍の石破茂、村上誠一郎、石原伸晃などがピーチクパーチク喧しい。20日からアルゼンチンで開かれる主要20か国・地域財務相、中央銀行総裁会議（G20）に麻生財務相欠席、代わりに木原副財務相が出る。
　村木厚子前厚労省局長を逮捕、有罪にしようとした大阪地検特捜部主任検事証拠改竄事件があった。その仕返しに特捜の反安倍分子が朝日に財務省の決裁文書改竄をリークしたとの報道もある。現在籠池夫婦は補助金不正受給逮捕と補助金詐欺容疑で再逮捕され大阪拘置所に勾留されている。
　当の昭恵夫人はけろっとしているようだが、この際責任を感じ”恭倹己持したら”どうだろう。
写真はオオカンザクラ（大寒桜）