1990年ごろ黄金鯉の頭部を正面から見たとき、人間の目鼻立ちに似た模様に見える。これを写真誌フライデーが記事にしてから人面魚騒ぎが起きた。神戸で人面魚ならぬ『人面獣心』の輩、石井ピンが勲章を貰った、余程嬉しかった、正に天にも昇る心地だったのだろう。29日自ら神戸市内で旭日大綬章記念パーティーを開いた。この席上、藁にも縋る気持ちで肉親の帰国を待つ拉致家族に対して水を掛けるような暴言を吐いた。ピンは「日本政府は未だに横田さんらを帰せと騒いでいるが、もうとっくに亡くなっている」「私は北朝鮮に精通している。それなのにまだ交渉をやっとるのは非常に違和感がある」と安倍政権の対北朝鮮外交への不満を表明した。「社会に大きな警鐘を鳴らす発言だが、皆さんの批判を問いたい」と述べている。短期に終わった羽田政権で彼は国家公安委員長になった。その2ヶ月後に警察が朝鮮総連の家宅捜査に踏み切った。これで得た公安の捜査資料など秘密事項をピンは握っているから自信満々なので『精通している』と断言したのだ。記者会見で「めぐみさんらが戻って来てくれれば非常に嬉しいが、最高権力者が交渉で一度認定した事実を覆すことはあり得ない。冷静になるべきだ」と発言の趣旨を語り、念を押している。拉致家族の皆さんは今でも拉致された肉親は生きていると信じているからこそ、署名運動をして、全国を回って講演会も開き日本国民の協力をお願いしている。きょうも広島市北部の豪雨に伴う土砂災害地では警察、消防、自衛隊が3500名体制で生方不明者の捜索を行っている。生き埋めの人の生存率は発生後72時間を経過すると急速に低下すると言われている。救助隊は2次災害に気を配りながら雨中、不眠不休で昼夜を問わず捜索活動をした。生方不明者の家族、親戚、友人はいくらかでも早く発見され、助かるよう願っている。72時間経過しても生きていると信じているのが人情だ。ピンは”人間の皮を被ったオオカミ”と言われても仕方ないだろう。もっともオオカミから「一緒にしないでくれ」とクレームが出るかも知れぬ。ピンはオオカミよりマントヒヒにそっくりだ。自民党崩れ民主党上がりはろくでもないのが多い。自民、社民のクズが流れついた民主党は、用水路の滝つぼと同じだ。ゴミは滝つぼの中を回転するだけで流れないから、溜る一方だ。先の衆院、参院選挙でゴミがかなり落ちたので、少しはきれいになった。ルーピーポッポ(スケートの堀に負けるので不出馬)、石井ピン(落選で引退)は、ただ齢を重ねて、白髪になってもダメだ。浪曲師広沢虎造の十八番『石松三十石舟』の中で客が森の石松をからかって「馬鹿は死ななきゃ直らねぇ!」のセリフを思い出した。 ピンについては7月30日、権謀術数に長けていたので『松のズル平』こと松野鶴平の孫、頼三の倅、松野頼久議員の”漢字力のなさ”の折、書いたばかりだ。