キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

総裁ダービーは・・

2018-01-17 16:25:48 | Weblog

  都議選で圧勝した都知事小池百合子が急遽立ち上げた『希望の党』は衆院選でも大勝するだろうと反安倍トリオの石破茂、野田聖子、小池百合子が、秋の夜長に『野望の夢』を見た。石破が総理、小池も主要閣僚、野田は都知事だ。石破曰く「小池氏をなめたら大変なことになる。怖いとかそういうもんじゃない。小池百合子という人を侮ったら大変な目に遭うということは言っておく」と大法螺吹きの提灯持ち。小池は味方の石破、鴨池一郎、野田の選挙区には対立候補を立てなかった。大勝を目論んだが結果は見るも哀れの惨敗、メディアがハシャイデ応援し、小池が多士済々と自慢した政治塾生は全滅、当選したのは、このままじゃ落選濃厚と慌てふためいて民進泥舟からの乗り換え組だった。この連中には正に”救いの舟”だった。  9月の自民党総裁選を見据えて石破は全国を回って講演会を開き、アベノミクスは失敗だ、憲法改正については“勢いで改正していいはずがない”と安倍政治批判を展開、総裁選の地方票の獲得に懸命だ。また外国人記者クラブでも安倍の憲法9条の改正について「正しいやり方と思わない」貶し。安倍内閣の支持率が急落すると石破は「政治家の4条件は①勇気を持ち②真心を持ち③真実を語り④それを実現する」と偉そうにぶつ。また「あいつの言うことなら(聞いてみよう)と思ってもらえる真心。それは共感と納得だが、これがとても難しい」と己は聖人君子みたいな言い分。防衛問題にも一家言あるようなセリフをのたまうが所詮石破は趣味の軍事オタクの延長線に過ぎない。石破は”安易な事柄を難解にして解説する”聞いている方が煙に巻かれ、さすがに石破さんは頭が切れると錯覚を起こさせるのが得意技、尤もあの爬虫類のマナコで睨め回されると恐怖を覚えるだろう。今まで自民党を批判して離党、戻って総理になれたのは海部俊樹だけ。これも当時羽振りの良かった小沢一郎が”軽くてパ~がいい”と担いだお陰だ。新自由クラブの河野洋平は総裁、衆院議長になれたが総理にはなれなかった。石破も小沢金魚のフンのような存在だった。身近の自民党議員には人気がないから石破派もどきの水月会も推薦人の20人に足りない、子分だった若狭勝も今回落選、政界から去った。石破が属した額賀派の一部や反安倍の無派閥議員の支持を期待している。石破は地元鳥取市で「2回続けて総裁選で政策論争がないのは、自民党にとっても日本にとっても、決して良いことではない」と記者会見で語った。出馬の意欲満々、今にも飛び出しそうな勢いだ。
 小池が夢みた女性総理を以前から狙っているのが野田聖子、これも”出たり入ったり組”現在総務相だが就任早々9月の総裁選には出馬すると宣言。古賀派の重鎮(政治用語では古狸の事)古賀誠が陰に陽に総理の器だと煽て続け、その気になってしまった。野田は「多様性の代表、女性としての政策を語る人間として総裁選に出て自民党を活性化させる」と、この牝馬の鼻息は荒く至って威勢がいい。これも党内で人気がなく、推薦人20人確保出来るか、心許無い。 古賀の意に反して古賀派を継いだ本命の岸田文雄政調会長は禅譲も念頭に「一寸先は闇、今後の状況を確認しながら対応を決めたい」と隠忍自重、音なしの構えだ。外相専用機をオネダリした河野太郎外相も出馬の意欲はあるが何せ、一匹オオカミだ、党内支持母体がない。
 安倍首相は外遊先のブルガリアで「自民党内には豊富な人材が存在する。閣内にあろうがなかろうが、『我こそはと』と手を挙げて頂ければいい」と余裕たっぷり。尤も出馬が複数になれば党員票が分散される効果があるので首相に有利とソロバンを弾いてのことだ。
写真はユリカモメのバトル


先見の明はゼロ

2018-01-13 14:10:10 | Weblog

 加計学園獣医学部の新設反対の民進党で急先鋒の玉キンこと玉木雄一郎幹事長代理は2015年6月日本獣医師会の第72回通常総会に来賓として出席。挨拶で「おかしな方向に向かいそうになった際はしっかり止める」と可計学園の獣医学部新設阻止を“約束”している。玉木のオヤジ獣医師で香川県獣医師会副会長だった、弟も獣医師である。なお玉木は平成24年に「日本獣医師連盟」から100万円の献金を受けている。(小欄キツツキ2017-5-26記載)自民党では唯一人石破茂が100万受け取り獣医学部設立を難しくして献金に応えた。
 そのタマキンは2017年7月テレビに出演、玉木「愛媛県で鳥インフエンザや狂犬病や口蹄疫って発生したこと、一回でもあるんですかね~」と能天気な発言。青山繁晴が「発生してからどうにかしろと言う問題じゃない。平成22年に愛媛県の対岸の宮崎県で口蹄疫があって30万頭殺処分してる。起きていないと対策取るなとは凄い話ですよ」と呆れていた。
 四国では起きていないと言った香川県さぬき市の養鶏場で鳥インフルエンザの食用鶏が見つかった。県は1月12日夜、関連農場と合わせて計約9万2000羽の殺処分を終えた。11日深夜から県職員や自衛隊員ら延べ約750人が作業し、鶏を容器に入れて殺処分した。死骸は15日以降に県内の焼却施設で5日程度かけて燃やす。また、国の再検査でもH5型高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出された。
 現在玉木は希望の党代表になっているがその玉キンは香川県第2選挙区で皮肉にもさぬき市が含まれている。”政治家の必須要件は、先見性、構想力、胆力という、智慧と勇気だ”とても幼稚な官僚クズレの政治屋には求めない。玉木よ、己の先見性、危機管理のなさを悟れ、と言いたいが、それは”木に縁りて魚を求む”に等しい。こんな手合いでも代表が務まる希望の党にはどのような希望を持てばいいのだろう。鳥インフルの情報を聞くや否や玉木センセイは押っ取り刀で選挙区に素っ飛び、率先垂範し殺処分に協力すれば今後の選挙に有利だったのに惜しかった、千歳一遇のチャンスを失った。

 


『我が国政府は・・を相手にせず』

2018-01-10 11:03:19 | Weblog

 韓国は中国には鞠躬如として参上、御説御尤も、朝貢外交も不満を感じない。数千年の従属国だった歴史が身に染み付いている。属国根性は抜けないようだ。一方北朝鮮には、兄貴分気取りで北鮮の我儘な要求も全てOK、金一家の独裁政治、核開発、ミサイル改造も見て見ぬ振り、世界の厄介者にしてしまった。板門店で北鮮、韓国会談では足元を見られた韓国は譲歩に譲歩を重ねた。たった2名のフィギュア選手に託けて500人の政府代表団、応援団、芸術団の受け入れを了承、外貨獲得の為、南北経済協力事業の『開城工業団地』の再開を要求するだろう。又もや北鮮・金に手玉に取られ『南北間の問題は同じ民族同士で対話と交渉を通じて解決』ときた、懲りないね~。今後何年これを繰り返すのだろう。さて日本に対して韓国の態度はどうだろう、甘えて駄々を捏ねる。国家間の約束は守らない。戦後のどさくさに大統領李承晩が一方的に引いた李承晩ラインで竹島を領土にしてしまった。公海を領海にし、我が国の漁船328隻を拿捕、船体を没収、漁船員3929人が拘束され44人も死亡している。正に海賊国家。日本は竹島領有は認められないと抗議するだけ。武力行使はしないのを見透かしており、絶対返還しない。日本に何を言っても、どんな要求しても我慢するだろうと舐めきっている。国家間の約束も守らない。前政権が日本と公式合意した慰安婦問題でまたも、9日韓国外相は「日本自ら、被害者の名誉と尊厳の回復に努力を続けてくれると期待する。被害者が望んでいるのは、自発的な『真の謝罪』だ」と蒸し返してきた。近衛文麿首相が昭和13年に声明した「帝国政府は爾後国民政府を相手にせず・・・」のセリフがピッタリだ。「爾後韓国政府を相手にせず」だ。この辺で大統領の文在寅に一発噛ますべきだろう。安倍首相は韓国の平昌冬季五輪には出席すべきではない。写真はロウバイ、コブシの蕾