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草加市の新型コロナ感染状況をまとめました②発熱・症状別

2020年07月23日 | 市政・議会・活動など
7月18日までに草加市内で確認された新型コロナウイルス感染症の感染者(陽性確認者)56人について、発熱や症状等の分類でまとめました。

①感染者の6割超が37度以上か発熱あり
新型コロナウイルス感染症の感染者(陽性確認者)56人の発熱割合をみると、”37度以上の発熱”や”発熱あり”の感染者が全体の63%(35人)を占めています。
一方、36度台の平熱か無症状の感染者が7%(4人)います。また、県が公表した情報では、咳や臭覚・味覚障害などの自覚症状があるものの発熱については記載されていない感染者(発熱記載なし)が全体の3割(17人)を占めています。


※統計にあたって、発熱が「36度から37度」の方は36度台に、「37.5度~38度」は37度台にカウントしています。

②60才以上は37度以上の発熱症状がほとんど
年代別の発熱症状をみると、”60才以上”の感染者8人のうち、7人が37度以上の発熱か”発熱あり”に該当していました。
”40才~59才”では、感染者20人のうち12人(60%)が37度以上の発熱か”発熱あり”でした。同様に、”20才~39才”では、感染者23人のうち13人(56%)が37度以上の発熱か”発熱あり”でした。一方、”20才未満”は感染者5人のうち、37度以上は2人(40%)でした。




③症状は咳や臭覚・味覚異常が上位に
7月18日までに確認された新型コロナ感染者56人の症状をみると、最多は”咳”の14人でした。
2番目は”臭覚異常・障害”の13人、3番目は”味覚異常・障害”の12人、4番目は”頭痛”と”咽頭痛”が各8人、6番目は”倦怠感”の7人、7番目は”呼吸苦・困難”や”関節痛”、”吐き気・嘔吐”、軟便・下痢”が各3人でした。その他にも、食欲低下や痰、鼻汁、筋肉痛、鼻かぜ症状、悪寒、扁桃腺の腫れなどが報告されています。




※表はすべて、草加市新型コロナウイルス対策課に調査依頼した感染者一覧をもとに佐藤憲和が作成しました。本来であれば、感染者の生活圏や通勤地域などの分析も行いたいところですが、埼玉県が公表している限られたデータのみの分析です。

関連リンク⇓
佐藤憲和ブログ【草加市の新型コロナ感染状況をまとめました①年齢・職業別】
佐藤憲和ブログ【草加市の新型コロナ感染状況をまとめました③分析結果】

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2 コメント

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Unknown (nsato0125)
2020-07-24 20:29:48
ありがとうございます。
引き続き、必要な情報発信に努めてまいります。
返信する
丁寧な分析、感謝申し上げます。 (舶匝(@online_checker))
2020-07-23 22:19:14
特に、自覚症状としての「咳」の多さは、意外でした。

どうか、ご自愛を。
返信する

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