草加市議会の予算委員会で、令和4年度に実施される防災・危機管理の取り組みについて質疑しました。
■応急給水栓を4校に整備
大地震により、避難所となる小中学校の給水管が破損して貯水槽が活用できない事態が想定されます。そのため草加市では、水道本管から直接給水できる「応急給水栓」の整備を進めています。
令和4年度は、草加小学校、高砂小学校、谷塚小学校、谷塚中学校の4校に応急給水栓を整備します。未整備校は残り8校※で、令和7年度までにすべて完了する計画です。
※未整備の小中学校
・清門小学校、花栗南小学校、新田小学校、稲荷小学校、松原小学校
・新栄中学校、花栗中学校、栄中学校
■避難所の備品を充実
獨協大学(第4避難所)と福祉避難所に、避難所内の飛沫感染を防止する「折り畳み式パーテーション」100張、「簡易トイレ用ワンタッチテント」を50張、「災害用特設公衆電話」を5台、「避難所用簡易給水槽」を2台配備します。
■避難所運営訓練はできる範囲で実施
避難所運営訓練は、新型コロナの影響により令和2年度・3年度と続けて市内一斉訓練は中止され、一部で独自訓練が実施されています。4年度について市は、まだ決定していないものの一斉訓練は難しいため、独自にできる範囲での実施を協議していくとのことです。