草加市議・佐藤のりかず公式ブログ

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【草加市】公園・トイレ清掃を縮小-背景に財政難

2024年04月26日 | 市政・議会・活動など

2024年度、草加市では財政難を背景に公園の維持管理業務にかかわる予算が削減されました。公園の除草作業が現状の年間3〜4回から2〜3回に削減など以下の業務が縮小されます。

  • トイレ清掃:原則週6回から、そのうち2回を点検・簡易清掃に削減
  • 公園の除草作業:現状の年3〜4回から、2〜3回に削減
  • 公園の清掃回数を見直し
  • 公園警備:まつばら綾瀬川公園の定点監視を取りやめ、夏休み期間のみの定点監視に短縮
  • 公園警備:中央防災広場の警備員配置を、市内全域の警備委託に統合

 

 


2024年度の公園維持管理事業の予算総額は約4億9663万円です。草加市議会予算特別委員会でその理由について質疑したところ、市は「厳しい財政状況を考慮して見直した」「見直しにより全体で約4893万円の減額となった」と説明しました。

誰もが使う公園のトイレは、まちの顔とも言われます。公園や公衆トイレが汚れたり管理不足が生じれば苦情等の職員対応も増加し、防犯等の懸念も増していきます。状況に応じた柔軟な対応や見直しをはかりながら運用していくよう市議会で指摘しました。

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動物愛護条例パブリックコメントはじまる【草加市議会】

2024年04月25日 | 市政・議会・活動など

草加市議会は4月24日から、草加市動物の愛護及び管理に関する条例(動物愛護条例)のパブリックコメント・意見募集をはじめました。5月23日まで実施されます。

詳細はコチラ ➡ 草加市議会ホームページ【意見募集】

 

 

■市議会で3つの初

①初の政策条例

草加市議会では、これまで議会提案として政策条例制定を検討したことはありませんでした。今回の動物愛護条例が初の政策提案です。時に激しい議論を交わしながら、より良い条例策定を目指しました。

②初の条例制定WG

議員の期数や会派に関わらず参加したい議員が参加して議論を交わす超党派のワーキンググループ(WG)で条例素案を策定。議会改革の促進にもつながっています。条例の全文を議員自らの手で書き、一言一句議論してつくりました。※動物愛護条例の私案を提出-草加市議会WG(2023年08月23日)

③初の議会パブコメ

市議会でのパブリックコメント実施も初の試みです。市役所のパブリックコメントをベースにしつつ、ネット上から「回答フォーム」で意見を提出できるようにするなど、さらに一歩進んだパブコメに挑戦しています。

 

パブリックコメントの実施後、みなさんから頂いたご意見を踏まえたうえで、草加市議会6月定例会に議案(動物愛護条例)を提出する予定です。

【関連記事】

【草加市】避難所のペット備蓄と同行避難ルール/現地調査しました(2024年03月16日)

動物愛護条例づくりの議論すすむ-草加市議会WG(2024年02月08日)

埼玉県の動物愛護の取り組みを視察-草加市議会WG(2024年01月16日)

動物愛護条例の私案を提出-草加市議会WG(2023年08月23日)

草加保健所を視察-市議会動物愛護条例WG(2023年06月27日)

動物愛護条例の制定へ-草加市議会ワーキンググループを設置(2023年05月01日)

 

 

 

 

 

 

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防災力の強化【草加市予算2024】

2024年04月24日 | 市政・議会・活動など

草加市が2024年度に進める防災力強化の取り組みについてまとめました。草加市議会2月定例会で佐藤憲和がおこなった予算質疑や代表質問の答弁などをまとめた内容です。

 

■松江周辺の排水力を増強

2023年に発生した台風2号でとくに被害が大きかった松江・栄町地区にある松江第4排水場・排水ポンプが増強されます。議会で質疑したところ、同排水ポンプの能力を毎秒0.165m3から0.4m3に増強するとのことです。プールで例えると、排水量が現状の1時間あたりプール1.6杯分から、4杯分に向上します。また、新田地区にある”一の橋放水路”沿いにポンプを新設する予定です。

■応急給水栓を花中・花栗南小に整備

草加市では、大きな地震などが起きた場合でもいち早く水道本管から給水することができる応急給水栓を、避難所となる小中学校に整備しています。2024年度は花栗中学校と花栗南小学校に応急給水栓を整備する予定です。残りは新田小学校と稲荷小学校の2校で、ようやく市内全小中学校への整備完了が見えてきました。

 

■浸水センサーを道路等に設置

リアルタイムに浸水状況を把握する仕組みの構築に向けて浸水センサーを設置します。設置場所は、台風2号で浸水被害の大きかった松江や瀬崎、稲荷地域を中心に市内 43 カ所のガードレー支柱などに93台の浸水センサーを設置する予定とのことです。

この事業は、国土交通省による浸水センサー実証実験を活用したものです。草加市によると、初年度の設置費用や初年度のランニングコストはすべて国が負担し、草加市の費用負担かからないとのことです。国の制度を市職員が上手に活用した取り組みです。ただし、2025年度以降は、通信費などのランニングコスト(年約54万円)や3年ごとのセンサー交換(約36 万円)といった費用が草加市の負担として生じてきます。

 

■備蓄食料を拡充

市内避難所の備蓄倉庫に保管する備蓄食料について、避難者の健康を保つための栄養バランスを考慮した副食を追加で配備されます。

 

■受援計画を策定

草加市が被災した際、効果的かつ実効性の高い受援体制を確立できるよう、具体的な応援要請や受入体制等を定めた受援計画が策定されます。

 

■災害医療体制の構築

草加市では現在、災害関連死ゼロを目指した災害医療体制の構築に向けた取り組みが進められています。草加市によると、草加市立病院や草加保健所、医師会などの関係機関によって避難所の環境整備や福祉避難所の整備、医療救護所体制の構築などについて検討を進めるワーキンググループが立ち上がったとのことで、2024年度はそれぞれの課題の解決に向けた具体的な検討が進められる予定です。

能登半島地震から得た教訓を市の防災に…

草加市議会2月定例会の代表質問で、1月に発生した能登半島地震から草加市としてどのような教訓を得たのか確認しました。質問に対し山川百合子草加市長は以下の認識を示しました。

  • 家屋の倒壊による被害を最小限とするため、改めて市民の皆様に対しまして建築物の耐震化について随時啓発していく必要がある。
  • お亡くなりになった方のうち15 人が災害関連死とされ、助かった命を守るための取り組みを進めていく必要があることについても思いを強くした。
  • 発災後の速やかな情報収集体制の確立やトイレの確保、避難所環境の更なる整備など、多くの災害対策を推進していく必要があるものと改めて認識した。

能登半島地震の被災地支援にあたられた草加市危機管理課や上下水道部などの職員の経験も踏まえ、さらなる防災力の強化に期待です。

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息子が小学校を卒業しました-花栗南小学校 手話で校歌斉唱

2024年04月01日 | 子育て・教育

2023年度、息子が草加市立花栗南小学校を卒業しました。

花栗南小学校では、小林和美校長のもと昨年度の卒業式から手話校歌が導入されました。今回の卒業式も、子どもたち全員が校歌をすべて手話付きで斉唱してくれました。息子や友人たちの大きく立派になった姿に感動しっぱなしでした。

小林校長は、私が小山小学校時代にお世話になった恩師。今度は校長先生として息子を送り出してくれました。二世代にわたってお世話になりました。

 
息子たちの世代は、コロナ禍を過ごした世代であり、その後の日常を少しずつ取り戻しながら宿泊をともなう自然教室や修学旅行、そして制限なしの卒業式を経験できた最初の世代です。
 
いよいよ今月からは、ブカブカの制服を着て私の母校でもある花栗中学校で新しい生活がはじまります!
 
ステキな中学生活を送れますように
 
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