草加市議・佐藤のりかず公式ブログ

公正・共生・多様性による「じぞくまちプロジェクト」推進中!
草加の「知りたい」が分かるブログを目指します

共産党の見解文書が説明になっていない件

2020年10月31日 | その他


日本共産党が、草加市議の不祥事隠ぺい問題で私たちを除籍した件についての文書を今週のしんぶん赤旗に折り込みました。
中央委員会がこの問題は「総括しない」と決定したため仕方ないのかもしれませんが、あまりにも粗末で、日ごろ他党に説明責任を追及している党とは思えない内容です。

以下、段落ごとに解説します。

■1段落目:いまさら?
・8月26日に私たちを除籍してから、2か月も経っていまさら公表です。
・配布は赤旗新聞の折り込みだけ。あとは少し訪問して手渡し程度でしょう。これで市民に説明責任?
・そもそも、いつ除籍したのかすら書いていません…

■2・3段落目→説明になってない
・除籍理由を書いていますが、すべて私たちが「離党届け」提出後の話しです。離党届後の行動で除籍って…なんじゃそりゃ。
・不祥事を起こした側ではない市議3人を切ったのに、市民が知りたい「なぜ?」「何があったの?」にひとつも答えず。
・大里議員のパワハラ問題に至っては、一切触れずに、否定すらできない説得力。
・中身を語らず、ただ「党攻撃」のレッテルはりで反論。これが科学的ですか?

■4段落以降→厚顔無恥
・ほぼ、国政と党情勢の話し。「このような時」まで結論を先伸ばししたのは共産党です。
・何も説明してない文書で市民に「共産党へのご理解」を求めるとは、厚顔無恥としか言いようが…

■文書の提出者→トカゲのしっぽ
・「地区委員会」名で出しています。
・先日、党内向けに出した文書は「県委員会」名でした。除籍の決定権は地区委員会なのに…です。
→結局、①地区委員会より上の機関が主導したことを自ら証明、②党内には上級機関名で圧力をかけ、党外には下級機関で責任逃れする姿勢がみえみえ。

■問い合わせ先なし→市民の声を聞く気なし
・このような文書を出しながら「問い合わせ先」を書かない一般常識の無さすら露呈。それとも、意見や問い合わせを受けたく無いのでしょうか。


人生をかけて所属していた政党として、情けなくなります。
党幹部の立場を守るため、ウソにウソを重ねても自滅するだけです。日ごろ自分たちが主張していることでは?どうか公党として最低限の責任だけでも果たしてください。


※下資料が実際に配布されたニュースの現物です。
いろんなニュースと一緒くたで、しかも裏面の扱いって…




ちなみに、表面左下の「草加市、一般財源で30億円の不足」という記事。これ、私が9月議会で行った一般質問で、執行部が初めて数値を公表した内容です。誰の質問かも書かずに、まるで自分たちが明らかにしたような書きぶりはいかがなものかと思いますよ…ま、使うのは勝手ですが。
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副議長に就任致しました

2020年10月30日 | 市政・議会・活動など
今日の臨時議会で、副議長に就任致しました。
議長には西沢可祝議員が、監査には鈴木由和議員が就任されました。

議長を支え、二元代表制における議会の役割がさらに発揮できるよう全力で努めてまいります!


私たち市民共同議員団3人の新しい担当は次の通りです。

斉藤ゆうじ議員(4期目)
・市民共同議員団団長
・所属委員会:総務文教委員会
・東埼玉資源環境組合議員
・草加八潮消防組合議員

石田けい子議員(1期目)
・市民共同議員団会計
・所属委員会:建設環境委員会(副委員長)、公報委員会

佐藤のりかず(3期目)
・市議会副議長
・市民共同議員団団員
・所属委員会:福祉子ども委員会
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共産党草加市議・大里氏のパワハラ問題などの概要

2020年10月26日 | その他
共産党中央委員会による党草加市議・大里陽子氏の不祥事隠ぺい問題について、私のもとに様々なご質問を頂いております。中でも、大里陽子市議のパワハラ問題について、「どのような行為か知りたい」とのご質問が多く寄せられています。
以下、その問題のいくつかを記載します。

「あんたたち私を当選させる気あるのか」
2018年10月の市議選挙の予定候補だった大里氏は、活動を始めた春ごろから、地元の党員などに「あんたたち私を当選させる気あるのか」と怒鳴り散らし、机を叩きつけるパワハラ行為などを繰り返していました。大里氏の支援に来ていた党専従職員(通称オルグ)には「あんな使えない人はいらない」「議員とか、使えるオルグに変えろ」などと本人を前に怒鳴り散らしていました。
また、私たちも参加している選挙対策会議の場で「党員を命令で動かせ」「私の地域には動ける党員がいない。佐藤さんの地域ばかり強い党員がいるから、こっちによこせ」などの暴論を吐き続けていました。
これら言動は、多くの党員が直接的に被害を受け、証人となっています。

県委員長は大里氏を「大変な人」と認識
大里氏に対して何度も注意や指導を行いましたが、大里氏は逆に「だったら立候補をやめる」と駆け引きしてきました。その度に地区委員会は大里氏の主張を優先し、予定候補を継続させていました。私たちが直接指導しても、上村地区委員長らが後から擁護するような場面が繰り返されていました。
2018年夏の時点で態度が改善される可能性も一切見えなかったことから、私や斉藤雄二議員らは、大里氏本人が主張する通り予定候補から降ろすよう党地区委員会に訴えました。ところが、候補者決定の責任者である上村聡・党地区委員長(当時)は「当選後は、地区委員会が責任をもって教育する」と言い張り、私たちの訴えを無視して押し通しました。県委員会もその場に居合わせましたが黙認しました。
※荻原初男・党県委員長はその後、大里氏について「大変な人を候補者にしたんだなぁ」「彼女は特異な人物」「(大里氏は)次の選挙に出さない」などと発言しています。

市職員への問題行動
議員当選後、大里氏の態度はさらに悪化し、党員や市職員への威圧的な言動などが繰り返し問題となっていました。市職員に議会調査として無理難題を押し付けたり高圧的な態度を繰り返し、その職員の上司などが私(市議団長)に相談に来る場面が何度もありました。その度に、大里氏を注意し、団長として職員へ謝罪に回りましたが、大里氏は反省するどころか「職員がおかしい」「市はブラックボックスだ」などと反発していました。こうした言動も党機関に訴えましたが無視され続けました。

党地区委員会は新人議員の教育を放棄し、市議団任せ
私たち市議団の側から、党県委員会の担当者を読んで議員の基本や市民道徳などについての学習を行ったり、議会質問の方法や住民運動についてのアドバイスなどの教育を市議団会議(毎週開催)で取り組んできました。議会準備の際は手作りの「作業リスト」を渡し、執行部との調整の場に私なども同席するなど支援してきました。
一方、地区委員会は、私たちに約束した「大里氏への教育」をすべて市議団任せで放棄しました。(後日、その事実を地区委員長らも認めています)
※党機関は自分のことを棚に上げて、佐藤憲和たちが教育を怠っていたような批判を行っているようです。そうであれば、共産党市議団が消滅した2019年末までに、党地区委員会がどのような教育を実施したのか具体的に説明すべきでです。

大里氏のパワハラ行為は現在進行形
私たちが離党届を提出(2019年12月)した後も、大里氏は、自分の意見に従わない支部や党員を名指しで「悪魔」と批判したり、根拠も示さず「憲法違反」「刑法違反」などと攻撃しています。2020年9月議会中に、事前調査として市幹部職員らを週末に呼びつけようとするなど、議員の権力を笠に着た問題行動を幾つも引き起こしています。現時点では被害者側の立場があるため控えさせていただきますが、一般市民が直接的な被害を受けた問題なども発覚しています。

「知らなかった」は通用しません
共産党はこれら問題を、現在に至るまで不問に付しています。共産党は党内でこの事実にまったく触れようとしていませんし、党機関が言っている「彼女の不十分さ」で許されるものではありません。一緒に活動する議員団の意向を無視して、現有5議席の”数”だけを党機関が追い求めた結果であることを共産党は直視すべきです。

また、党機関は被害者(党員等)への聞き取り調査を一切実施していません(被害を受けた当事者の証言)。共産党では、党員は何をされても議員の言うことを聞かないといけないのでしょうか…
市職員にとって、議員(ましてや共産党)から受けた行為を告発することは想像を絶する覚悟が必要です。それを分かったうえで無視しているのでしょうか…
加害者の話だけを聞いて「問題なし」にする政党運営など一般社会で通用するはずがありません。これは事実に基づく批判であり、違うのであれば公党として正式に反論すべきです。

以上の問題行動は、あくまでも複数人の方が目撃したり、メールや音声など根拠があるものに限定しています。私たちはこれら問題を、党中央委員会の田邊進規律委員長や岡嵜郁子規律委員(現自治体局長)、荻原県委員長らに直接説明しています。地区、県、中央すべての党機関が「知らなかった」は通用しません。被害者が外で声をあげてからでは遅すぎますよ…
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2021年度の予算要望書を浅井市長に提出しました

2020年10月23日 | 市政・議会・活動など
市民共同議員団は10月21日、「令和3年度(2021年度)予算要望書」を浅井昌志・草加市長に提出しました。


↑写真、向かって右から浅井昌志市長、石田恵子市議、斉藤雄二市議、佐藤憲和


令和3年度予算要望書

日頃より、草加市政の発展にご尽力くださり誠にありがとうございます。新型コロナウイルス感染症対策の強化と併せて、令和3年度予算編成に当たり次の5点について重点的に検討されますようご要望致します。

1.草加市立病院への経営改善策と一体の財政支援を行い、期限と目標を持った経営再建に努めること。産婦人科を再開すること。

2.国民健康保険料(税)について、他の保険制度との保険料(率)差の是正に努めること。今後の赤字削減・解消計画を見直し、保険料率引上げを見送るなど慎重に検討することと併せて、子どもなどへの負荷軽減策を実施すること。

3.児童クラブの正規支援員体制を強化し、必要な施設整備を進めることによる待機児童対策に努めること。正規保育士の確保に努めることと併せて、会計年度任用職員保育士の処遇改善策を進めることで、保育士不足の解消に努めること。

4.松楽苑の建てかえ・複合化の検討や、そよかぜの森の利用者増加などの課題解消に向けて、高年者や障がい者施設の整備・拡充を進めること。

5.区画整理事業など市内各地域で進めているまちづくりについて、住民合意に基づき着実に推進すること。


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共産党は県内議員でなく市民に説明すべき

2020年10月22日 | その他
日本共産党埼玉県員会(荻原初男県委員長)が、「草加市議の除籍について(10月14日付)」という文書を県内すべての共産党議員に郵送したようです。
その文書に同封されていた説明文をアップします↓



・身内の党議員全員に言い訳文書を送りつける前に、草加市民に説明すべきです。共産党機関はどちらを向いているのでしょうか…

・県委員会が県内議員に言い訳文書を送ったことで、議員すべてが「周知の事実」に広がってしまいました。今後、県内議員が草加の問題について質問されても「知らない」と言えばウソになってしまいます。「知っているけど話せない」と言わざるを得ないのです。県委員会の行為によって、県内全議員が辛い立場に置かれてしまった訳です。

・党員から聞かれても口頭で説明して、コピーはダメと書いてあります。仮にコピーした議員がいたら、私たちのように「処分対象だ」と圧力をかけるのでしょうか。

・私が「党への攻撃を行っている」とのレッテルはりをしていますが、私は「党機関の対応に対して事実に基づく批判」をおこなっているだけです。現場の議員や地元党支部の党員、市民を蚊帳の外に置いて、党内の批判や意見を無視し(そして抑えつけて)、党機関内で物事を全て強行している現実を批判しています。共産党=党機関ではありませんよね。共産党の主役は誰でしょうか…

いづれにしても、共産党県委員会がヤケになって火消しに焦った結果、逆に火を広げているだけです。
素直に誤りを認め、市民に謝罪すべきです。
コメント (13)
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