あ〜あ…
今年こそはブログの更新頻度を上げたい…
できれば毎日!と言いたいところだけど
できそうもないことに挑戦するわけにいかないから、せめて1日おきにでも…
毎年そうだけど、年頭にそう決意したのもつかの間
ズルズルと日は経って、これまでと変わらないペース。
早くも挫折だわ。
今年は年頭にあたり、もう一つ決意したことがある。
エレクトーンの処分。
これまで、何度も考えていたことだ。
しかしエレクトーンは2階にあり、これを下まで降ろすのは困難な作業。
男どもは手伝うのを嫌がるし、これは義父アツシが買ってくれた物なので
捨てるとなったら 義母ヨシコは逆上するに違いない。
面倒くさいので、先送りにしていたのだった。
話は一旦飛ぶが、先日、仲良し同級生5人で結成している通称5人会のLINEで
年末に記事にした街ピアノの変なおばさんのことを話した。
一緒に目撃したことのあるモンちゃんも参戦して、そりゃあ盛り上がり
マミちゃんは「これが初笑い!元気が出た!」と言う。
次に遭遇した時は動画を撮って送ることを約束したり
見学会の予定を立てたりと、楽しいやり取りは続いた。
こうなると、気に入らないのはユリちゃん。
「みりこんちゃん、もう9時だから、おねむの時間じゃない?
おやすみなさい」
突然水を差し、強制終了を試みる。
いつもそうだけど、自分が中心でないと許せないのだ。
皆、ユリちゃんがLINE下手なのは知っていて、慣れているので腹は立たない。
人からもらったり、人に作らせたり、人と外食で食べた料理や
嫁ぎ先の寺の行事なんかの自慢案件をしょっちゅう送信してくるが
素敵…すごいね…という反応が前提なので、しらけるのが定番。
しかも食べ物の方は、ライバル心をあおってお寺料理へのやる気を出させる目的であり
行事の方は、ユリ寺だけでなく嫁ぎ先のモクネン寺にも誘導して
料理をさせる目的とわかっている。
うっかり反応したら罠にかかるのは学習済みだ。
すぐに返信する者は誰もいなくなり、半日ぐらい経過した後
心あるマミちゃんかモンちゃん
あるいは横浜に住んで料理を作らされる心配の無いけいちゃんが
「ウンウン」や「へ〜」の絵文字をポツンと送信するのみになっている。
ともあれピアノおばさんにまつわる楽しいLINEが強制終了となり
寝る体勢に入ったその時、鍵盤つながりでエレクトーンのことを思い出した私。
音楽を理解しない家に嫁いだので、音の調節がしにくいピアノではなく
うちには消音のできるエレクトーンしか無い。
今年こそ、あれを捨てるんじゃ…私は誓った。
問題のエレクトーンがやって来たのは、40年近く前のこと。
株でボロ儲けしたアツシは義母と義姉に宝石、夫にはゴルフセットを気前よく買ってやった。
もちろん私には何も無い。
が、私には、アツシにとって目に入れても痛くない初孫という武器があった。
長男がヤマハ音楽教室に通い始めた頃で、家で練習する鍵盤楽器が必要だとアピール。
かくして、ヤマハのエレクトーンは届けられた。
長男がそれを弾いたかどうか、記憶は定かではない。
ごく短期間、私のおもちゃにはなった。
が、長年やっていたピアノと違い、エレクトーンは鍵盤を叩く手ごたえが無いので
じきに飽きて放置されたまま、現在に至る。
何としても、今年は処分する…
翌日、その決意を胸にエレクトーンのある部屋へ行き
これが最後と思って骨董品の電源を恐る恐る入れてみた。
楽器といえど、分類上は古い電化製品。
何十年ぶりかの通電は、怖いぞ。
点灯しないランプも幾つかあったが、一応、音は出た。
音の出る箇所と出ない箇所はあるものの
完全に壊れていないことは確認できたので、感電しないかヒヤヒヤしながら弾いてみる。
曲はミーシャの『逢いたくていま…』と、桑田佳祐の『SMILE・晴れ渡る空のように』。
この2曲、もちろん弾くのは初めて。
ミーシャの方は、幕末の江戸にタイムスリップした医者が活躍するドラマ『仁』の主題歌で
桑田佳祐の方は、東京オリンピックのテーマ曲の一つ。
どちらも歌詞、メロディ共に私の好みだったので、何度か聞いたら覚えてしまった。
何がいいって、好きな曲というのもあるが、転調が無いため意外に簡単なのだ。
その上、サビがゴージャスで迫力がある。
つまり最低限の労力にもかかわらず成果は大きめというところが
卑怯かつ横着な私にピッタリだ。
この2曲はぜひともレパートリーに加えておきたい。
どこかで弾くことはもう無いだろうから、レパートリーなんておこがましいけど
昔のポップスや映画音楽だけでなく、最後に少し新しめの曲が欲しいところよ。
そこでエレクトーンを捨てる前に、コードの確認をしたかったのだ。
あ、ちなみに映画音楽では『慕情』を弾くのが好き。

(主演のジェニファー・ジョーンズ…すいません、画像の出典ベースを忘れました)
映画は香港を舞台にした女医の不倫もので
ウィリアム・ホールデンが演じる相手の記者の男は朝鮮戦争で亡くなり
恋は強制終了という単純なストーリー。
私が生まれる前の古典だけど、ジェニファー・ジョーンズの上品な美しさと
テーマ音楽の流れるような優雅さがマッチして、こたえられんね。
新型の2曲は、考えていた通りうまくいった。
そうなると欲が出るもので、「今年は時々、エレクトーンを弾こう」と思う。
捨てる決意はどこへやら、またまた挫折よ。
こんな私ですけど、今年もよろしくお願いします。

僕たちもよろしくお願いします。
今年こそはブログの更新頻度を上げたい…
できれば毎日!と言いたいところだけど
できそうもないことに挑戦するわけにいかないから、せめて1日おきにでも…
毎年そうだけど、年頭にそう決意したのもつかの間
ズルズルと日は経って、これまでと変わらないペース。
早くも挫折だわ。
今年は年頭にあたり、もう一つ決意したことがある。
エレクトーンの処分。
これまで、何度も考えていたことだ。
しかしエレクトーンは2階にあり、これを下まで降ろすのは困難な作業。
男どもは手伝うのを嫌がるし、これは義父アツシが買ってくれた物なので
捨てるとなったら 義母ヨシコは逆上するに違いない。
面倒くさいので、先送りにしていたのだった。
話は一旦飛ぶが、先日、仲良し同級生5人で結成している通称5人会のLINEで
年末に記事にした街ピアノの変なおばさんのことを話した。
一緒に目撃したことのあるモンちゃんも参戦して、そりゃあ盛り上がり
マミちゃんは「これが初笑い!元気が出た!」と言う。
次に遭遇した時は動画を撮って送ることを約束したり
見学会の予定を立てたりと、楽しいやり取りは続いた。
こうなると、気に入らないのはユリちゃん。
「みりこんちゃん、もう9時だから、おねむの時間じゃない?
おやすみなさい」
突然水を差し、強制終了を試みる。
いつもそうだけど、自分が中心でないと許せないのだ。
皆、ユリちゃんがLINE下手なのは知っていて、慣れているので腹は立たない。
人からもらったり、人に作らせたり、人と外食で食べた料理や
嫁ぎ先の寺の行事なんかの自慢案件をしょっちゅう送信してくるが
素敵…すごいね…という反応が前提なので、しらけるのが定番。
しかも食べ物の方は、ライバル心をあおってお寺料理へのやる気を出させる目的であり
行事の方は、ユリ寺だけでなく嫁ぎ先のモクネン寺にも誘導して
料理をさせる目的とわかっている。
うっかり反応したら罠にかかるのは学習済みだ。
すぐに返信する者は誰もいなくなり、半日ぐらい経過した後
心あるマミちゃんかモンちゃん
あるいは横浜に住んで料理を作らされる心配の無いけいちゃんが
「ウンウン」や「へ〜」の絵文字をポツンと送信するのみになっている。
ともあれピアノおばさんにまつわる楽しいLINEが強制終了となり
寝る体勢に入ったその時、鍵盤つながりでエレクトーンのことを思い出した私。
音楽を理解しない家に嫁いだので、音の調節がしにくいピアノではなく
うちには消音のできるエレクトーンしか無い。
今年こそ、あれを捨てるんじゃ…私は誓った。
問題のエレクトーンがやって来たのは、40年近く前のこと。
株でボロ儲けしたアツシは義母と義姉に宝石、夫にはゴルフセットを気前よく買ってやった。
もちろん私には何も無い。
が、私には、アツシにとって目に入れても痛くない初孫という武器があった。
長男がヤマハ音楽教室に通い始めた頃で、家で練習する鍵盤楽器が必要だとアピール。
かくして、ヤマハのエレクトーンは届けられた。
長男がそれを弾いたかどうか、記憶は定かではない。
ごく短期間、私のおもちゃにはなった。
が、長年やっていたピアノと違い、エレクトーンは鍵盤を叩く手ごたえが無いので
じきに飽きて放置されたまま、現在に至る。
何としても、今年は処分する…
翌日、その決意を胸にエレクトーンのある部屋へ行き
これが最後と思って骨董品の電源を恐る恐る入れてみた。
楽器といえど、分類上は古い電化製品。
何十年ぶりかの通電は、怖いぞ。
点灯しないランプも幾つかあったが、一応、音は出た。
音の出る箇所と出ない箇所はあるものの
完全に壊れていないことは確認できたので、感電しないかヒヤヒヤしながら弾いてみる。
曲はミーシャの『逢いたくていま…』と、桑田佳祐の『SMILE・晴れ渡る空のように』。
この2曲、もちろん弾くのは初めて。
ミーシャの方は、幕末の江戸にタイムスリップした医者が活躍するドラマ『仁』の主題歌で
桑田佳祐の方は、東京オリンピックのテーマ曲の一つ。
どちらも歌詞、メロディ共に私の好みだったので、何度か聞いたら覚えてしまった。
何がいいって、好きな曲というのもあるが、転調が無いため意外に簡単なのだ。
その上、サビがゴージャスで迫力がある。
つまり最低限の労力にもかかわらず成果は大きめというところが
卑怯かつ横着な私にピッタリだ。
この2曲はぜひともレパートリーに加えておきたい。
どこかで弾くことはもう無いだろうから、レパートリーなんておこがましいけど
昔のポップスや映画音楽だけでなく、最後に少し新しめの曲が欲しいところよ。
そこでエレクトーンを捨てる前に、コードの確認をしたかったのだ。
あ、ちなみに映画音楽では『慕情』を弾くのが好き。

(主演のジェニファー・ジョーンズ…すいません、画像の出典ベースを忘れました)
映画は香港を舞台にした女医の不倫もので
ウィリアム・ホールデンが演じる相手の記者の男は朝鮮戦争で亡くなり
恋は強制終了という単純なストーリー。
私が生まれる前の古典だけど、ジェニファー・ジョーンズの上品な美しさと
テーマ音楽の流れるような優雅さがマッチして、こたえられんね。
新型の2曲は、考えていた通りうまくいった。
そうなると欲が出るもので、「今年は時々、エレクトーンを弾こう」と思う。
捨てる決意はどこへやら、またまた挫折よ。
こんな私ですけど、今年もよろしくお願いします。

僕たちもよろしくお願いします。