曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

職場で広告の多いWebサイトを見ても目立たないと思われる方法

2016-02-24 22:50:59 | デジタル関係
僕の職場は一応Webサイトを閲覧することができる。閲覧制限がかかっているサイトにはアクセスできないけど。スポーツ系とか芸能系とかアニメ系とかエロ系とか。

業務によってはネットサーフィンも必要だから許されているわけだが、最近のサイトは広告が多くて、仕事の為に見ていてもなんだか気が引ける。後ろの席の人が「派手な画面が表示されているけど、あいつ何見てるんだろう」と思っているのではないか? 僕も前方の人が何を見ているか見ているので、余計に「見られているのでは」と思ってしまう。

もっとセキュリティが緩い職場にいたころは、テキストブラウザーを使っていた。動画はもちろん画像は一切表示されない。Webサイトはプレーンなテキストだけで表現される。最初は何が何だかわからないが、慣れてくると、ああここはリンクだなとか、この広い空白は表示できてない画像だなとか、分かるようになる。特にWikipedia中心だとテキストでも十分だ。

が、今の職場は結構厳しいので、テキストブラウザーを使っているところを見られるとかなりピンチなことになる。テキストブラウザーは、どう考えても隠れて何かを読んでいるように見えるから。実際そうだし。

現在のInternet ExplorerやFirefoxも画像を表示しない設定は可能だが、広告の中にはそういう設定を突破して表示されるものが多い。画像表示なしにしても、結構画像が見えるのが実情。広告は見えるのに、リンクが張られているボタンの画像は見えなかったりして実用性に欠ける。

テキストブラウザーのようにガッツリ怪しいのではなく、ちょっと目立たないようにできないか。ブラウザーの中だけ彩度を落とすとか。いっそグレイスケールで表示してくれるとか。

で、調べてみたら、Chromeの拡張機能にサイトをグレイスケールで表示するのがあった。「(un)clrd」という。本来は、そのサイトのデザインが色に頼っているかどうかをチェックするためのものらしい。

使い方は簡単。グレイスケールにしたくなったら、右上に追加されたボタンを押せばよい。1~2秒くらいでグレイスケール表示になる。一度なってしまえば、ページを移動してもグレイスケールが維持される。カラーに戻したかったら、もう一度押す。

これで、仕事のための調べものだけど派手な広告がバリバリ表示されるサイトを長時間眺めていても大丈夫になった。たぶん。


これが「(un)clrd」


当サイトをグレイスケールで表示すると、こうなる。


時事通信のサイトが派手なんだよ。硬いニュースサイトなのに、なんでこんなに派手なんだ。


時事通信をグレイスケールで表示。これで多少は目立ちにくくなっている…はず。


何がすごいって、このプラグインは動画も白黒にしちゃうんだよね。YouTubeも白黒になる。すげー。

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